大黒摩季 4th Studio Album
永遠の夢に向かって
B-Gram / ビーグラムレコーズ
1994年11月9日発売(CD : BGCH-1016)
▼カタログ
・配信リマスター:2019年12月31日配信
Produced by B・M・F
All Guitars & Arranged by 葉山たけし
Directed by 寺島良一(BMF) / Assistant:伊藤和則(BMF)
Mixed by Steve Peck
最高1位、158.3万枚
1. 永遠の夢に向かって
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 NICHION,INC.
1994年10月5日発売の9thシングル。最高1位、79.4万枚。TBS系『COUNT DOWN TV』オープニング曲。
今アルバムはミックス・エンジニアにマドンナなどを手掛けたSteve Peck氏を起用しており
Guitar:葉山たけし、Bass:Bobby Watson、Chorus:生沢佑一・振興会ギャングズ・大黒摩季、Programming:葉山たけし
2. ROCKs
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD. & Be Kikaushitsu
自分自身だったり女性だったりへの応援歌。タイトル通りロックのテイストは出しているがドラムは生ではない。
厚いコーラスが印象的。
アルバム曲ながら、200万枚を超えたベストアルバム『BACK BEATs #1』に収録された。
Guitar:葉山たけし、Bass:渡辺直樹、Chorus:生沢佑一・川島だりあ・振興会ギャングズ・大黒摩季、Programming:葉山たけし
3. 戸惑いながら
(作詞:大黒摩季・作曲:栗林誠一郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 Be Kikaushitsu & TV ASAHI MUSIC CO.,LTD.
他アーティストのコーラスのみならず作詞家としても活動していた彼女。この曲はもともと他アーティストのために書いたものだが、出来が良かったので自分で歌うことにしたそうです。
個人的にManish向けに作ったもののイメージに合わず採用されなかったのではないかと感じました。
他アーティスト作曲ものを歌うことが極端に少なかった大黒さんはこのアルバムに収録されている栗林誠一郎作曲の2曲、シングルになった織田哲郎作曲の『チョット』、葉山たけし作曲のアルバム曲『Manhattan Beach』くらいしかないんじゃないかな。
系統として『白いGradation』に近いかな。そちらは大黒摩季本人の作曲。
Guitars:葉山たけし / Pf&E.Pf:小野塚晃 / Chorus:大黒摩季 / Programming:葉山たけし
4. あなただけ見つめてる
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1993 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD. & Be Kikakushitsu
1994年12月10日発売6thシングル。最高2位、123.6万枚。テレビ朝日系アニメーション『SLAM DUNK』エンディングテーマ。
Jリーグ開幕の年だったことも意識したのか歌詞に『サッカー』『ポケベル』など時代の空気感を詰め込んでいる。
前年の『DA・KA・RA』に続き自身2作目となるミリオンセラーとなった!いずれも自身の作曲。
Guitar:葉山たけし、Chorus:大黒摩季、Programming:葉山たけし
5. Return To My Love
(作詞:大黒摩季・作曲:栗林誠一郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 Be Kikaushitsu & TV ASAHI MUSIC CO.,LTD.
この手の系統のダンサブルな曲はミニアルバム『U.Be Love』でもみられたけどこの曲は栗林誠一郎作曲作品です。
『戸惑いながら』同様に他アーティストために書いたものだが本人が気に入ったため自分で歌うことにしたのだろう。
アルバム曲ながら、200万枚を超えたベストアルバム『BACK BEATs #1』に収録された。
Guitars:葉山たけし / Chorus:大黒摩季 / Programming:葉山たけし
6. Stay with me baby
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD. & Be Kikakushitsu
ゴスペル、R&Bのアプローチを前面に押し出したバラード。
大黒摩季の歌唱力が際立つ。
Guitar:葉山たけし、Bass:渡辺直樹、Pf:中西康晴、Sax:勝田一樹、Chorus:高原裕枝・葉山たけし・大黒摩季、Programming:葉山たけし
7. 孤独が丘に見える夕陽
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD. & Be Kikaushitsu
ブルージーなギターのフレーズとかトラックの乾いた感じが異国を感じさせる。
ビーイングがブルーズに凝ってた年なので大黒さんなりのアプローチかな。
English Lyrics Written by TAKA UMENO
Pf&E.Pf:小野塚晃 / Chorus:高原裕枝、大黒摩季 / Programming:葉山たけし
8. GYPSY
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 Be Kikaushitsu & TV ASAHI MUSIC CO.,LTD.
これもアルバム曲として活きるタイプの曲かなと思うけど、個人的にはとても気に入っています。
全体的にせつなさを孕んだ怪しさが心地良く、演奏の渋さがなんとも言えない。
Guitars:葉山たけし / Pf&E.Pf:小野塚晃 / Trumpet:数原晋、佐々木史郎、木幡光邦 / Trombone:中路英明 / Sax:勝田一樹 / Chorus:大黒摩季/ Programming:葉山たけし
9. 白いGradation
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 Be Kikakushitsu
1994年1月29日発売の7thシングル。最高5位、48.5万枚。ビクトリアCMソング。
当時は「こう来るか!」と意外性を感じたけれど、冬の雪原を思い起こさせるようなスケール感のある曲だなと。
Guitar:葉山たけし、Sax:勝田一樹、Pf&E.Pf:小野塚晃、Chorus:古川真一・生沢佑一・大黒摩季、Programming:葉山たけし
10. Rainy Days
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD. & Be Kikaushitsu
2コーラスめまではアコースティックギターを主体としたしっとりした仕上がりだが大サビ前のエレキギターを合図に伴奏が入りドラマティック仕様となる。
かなり気に入ってよく聴いてました。
Guitars:葉山たけし / Pf:中西康晴 / Bass:渡辺直樹 / Chorus:大黒摩季 / Programming:葉山たけし
11. 夏が来る
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 Be Kikakushitsu & TV ASAHI MUSIC CO.,LTD.
1994年4月23日発売5thシングル。最高2位、97.1万枚。TBS『カウントダウンTV』オープニング。
幸せになることを『(人生の)春が来る』に対して春より熱い夏が来るという意味を込めて作ったこの曲。
季節の訪れというより人生の夏(幸せ)を夢見る女性にスポットを当てた大黒摩季らしさ全開の楽曲。
ラテン系サウンドは大黒摩季の音楽では欠かせないもので今なおサルサのオルケスタとジョイントしたりしてますから、この曲と『いちばん近くにいてね』はシングルとして世の中に認知されたからうれしかっただろうな。
ショボい(おいおいビーイング)タイアップでしたが有線チャートで根強いリクエストがあり100万枚に迫る大ヒットとなった。
Guitar:葉山たけし、Pf:小野塚晃、Sax:勝田一樹、Tp:小林太・木幡光邦、Tb:河合伸哉、Chorus:生沢佑一・大黒摩季、Programming:葉山たけし
こちらは大黒摩季が1994年に発表した4枚目のアルバム。デビューは東芝EMIからでしたがビーイングと東芝EMIの提携が解消されことに伴いビーイングのレコード会社であるビーグラムに移籍して初めてのアルバムでした。
発売前にリリースしたシングルが大ヒットになっていたこともあり、出せば売れるアルバムだったことは間違いありません。
そこはビーイング。だからと言ってシングルに適当なアルバム曲を混ぜて出すというような手抜きはしません。全11曲でアルバム向け新曲は実に7曲もありました。
アレンジャーの力量もあるとはいえポップ、ロック、ダンス、ソウル、ラテン、ゴスペル、R&Bとさまざまな味付けで楽しませる。まさに幕の内弁当状態です。
この時点でシングルでは『DA.KA.RA』『あなただけ見つめてる』と2作のミリオンセラーを持っ彼女ですが、遂にアルバムのミリオンセラーを成し遂げます。
次のアルバム『LA.LA.LA』は3作めのミリオンセラーシングル『ら・ら・ら』のあと。
ビーイングでは珍しいコンセプチュアルなスタジオ作品となっております。
個人的評価:★★★★★★★★★⭐︎ 9
MAKI OHGURO official web
https://maki-ohguro.com/
(所属レーベル BZONE運営)
https://www.m-drive.net/
(所属事務所 M's Company運営)
永遠の夢に向かって
B-Gram / ビーグラムレコーズ
1994年11月9日発売(CD : BGCH-1016)
▼カタログ
・配信リマスター:2019年12月31日配信
Produced by B・M・F
All Guitars & Arranged by 葉山たけし
Directed by 寺島良一(BMF) / Assistant:伊藤和則(BMF)
Mixed by Steve Peck
最高1位、158.3万枚
1. 永遠の夢に向かって
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 NICHION,INC.
1994年10月5日発売の9thシングル。最高1位、79.4万枚。TBS系『COUNT DOWN TV』オープニング曲。
今アルバムはミックス・エンジニアにマドンナなどを手掛けたSteve Peck氏を起用しており
Guitar:葉山たけし、Bass:Bobby Watson、Chorus:生沢佑一・振興会ギャングズ・大黒摩季、Programming:葉山たけし
2. ROCKs
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD. & Be Kikaushitsu
自分自身だったり女性だったりへの応援歌。タイトル通りロックのテイストは出しているがドラムは生ではない。
厚いコーラスが印象的。
アルバム曲ながら、200万枚を超えたベストアルバム『BACK BEATs #1』に収録された。
Guitar:葉山たけし、Bass:渡辺直樹、Chorus:生沢佑一・川島だりあ・振興会ギャングズ・大黒摩季、Programming:葉山たけし
3. 戸惑いながら
(作詞:大黒摩季・作曲:栗林誠一郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 Be Kikaushitsu & TV ASAHI MUSIC CO.,LTD.
他アーティストのコーラスのみならず作詞家としても活動していた彼女。この曲はもともと他アーティストのために書いたものだが、出来が良かったので自分で歌うことにしたそうです。
個人的にManish向けに作ったもののイメージに合わず採用されなかったのではないかと感じました。
他アーティスト作曲ものを歌うことが極端に少なかった大黒さんはこのアルバムに収録されている栗林誠一郎作曲の2曲、シングルになった織田哲郎作曲の『チョット』、葉山たけし作曲のアルバム曲『Manhattan Beach』くらいしかないんじゃないかな。
系統として『白いGradation』に近いかな。そちらは大黒摩季本人の作曲。
Guitars:葉山たけし / Pf&E.Pf:小野塚晃 / Chorus:大黒摩季 / Programming:葉山たけし
4. あなただけ見つめてる
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1993 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD. & Be Kikakushitsu
1994年12月10日発売6thシングル。最高2位、123.6万枚。テレビ朝日系アニメーション『SLAM DUNK』エンディングテーマ。
Jリーグ開幕の年だったことも意識したのか歌詞に『サッカー』『ポケベル』など時代の空気感を詰め込んでいる。
前年の『DA・KA・RA』に続き自身2作目となるミリオンセラーとなった!いずれも自身の作曲。
Guitar:葉山たけし、Chorus:大黒摩季、Programming:葉山たけし
5. Return To My Love
(作詞:大黒摩季・作曲:栗林誠一郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 Be Kikaushitsu & TV ASAHI MUSIC CO.,LTD.
この手の系統のダンサブルな曲はミニアルバム『U.Be Love』でもみられたけどこの曲は栗林誠一郎作曲作品です。
『戸惑いながら』同様に他アーティストために書いたものだが本人が気に入ったため自分で歌うことにしたのだろう。
アルバム曲ながら、200万枚を超えたベストアルバム『BACK BEATs #1』に収録された。
Guitars:葉山たけし / Chorus:大黒摩季 / Programming:葉山たけし
6. Stay with me baby
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD. & Be Kikakushitsu
ゴスペル、R&Bのアプローチを前面に押し出したバラード。
大黒摩季の歌唱力が際立つ。
Guitar:葉山たけし、Bass:渡辺直樹、Pf:中西康晴、Sax:勝田一樹、Chorus:高原裕枝・葉山たけし・大黒摩季、Programming:葉山たけし
7. 孤独が丘に見える夕陽
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD. & Be Kikaushitsu
ブルージーなギターのフレーズとかトラックの乾いた感じが異国を感じさせる。
ビーイングがブルーズに凝ってた年なので大黒さんなりのアプローチかな。
English Lyrics Written by TAKA UMENO
Pf&E.Pf:小野塚晃 / Chorus:高原裕枝、大黒摩季 / Programming:葉山たけし
8. GYPSY
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 Be Kikaushitsu & TV ASAHI MUSIC CO.,LTD.
これもアルバム曲として活きるタイプの曲かなと思うけど、個人的にはとても気に入っています。
全体的にせつなさを孕んだ怪しさが心地良く、演奏の渋さがなんとも言えない。
Guitars:葉山たけし / Pf&E.Pf:小野塚晃 / Trumpet:数原晋、佐々木史郎、木幡光邦 / Trombone:中路英明 / Sax:勝田一樹 / Chorus:大黒摩季/ Programming:葉山たけし
9. 白いGradation
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 Be Kikakushitsu
1994年1月29日発売の7thシングル。最高5位、48.5万枚。ビクトリアCMソング。
当時は「こう来るか!」と意外性を感じたけれど、冬の雪原を思い起こさせるようなスケール感のある曲だなと。
Guitar:葉山たけし、Sax:勝田一樹、Pf&E.Pf:小野塚晃、Chorus:古川真一・生沢佑一・大黒摩季、Programming:葉山たけし
10. Rainy Days
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD. & Be Kikaushitsu
2コーラスめまではアコースティックギターを主体としたしっとりした仕上がりだが大サビ前のエレキギターを合図に伴奏が入りドラマティック仕様となる。
かなり気に入ってよく聴いてました。
Guitars:葉山たけし / Pf:中西康晴 / Bass:渡辺直樹 / Chorus:大黒摩季 / Programming:葉山たけし
11. 夏が来る
(作詞:作曲:大黒摩季・編曲:葉山たけし)
(C) 1994 Be Kikakushitsu & TV ASAHI MUSIC CO.,LTD.
1994年4月23日発売5thシングル。最高2位、97.1万枚。TBS『カウントダウンTV』オープニング。
幸せになることを『(人生の)春が来る』に対して春より熱い夏が来るという意味を込めて作ったこの曲。
季節の訪れというより人生の夏(幸せ)を夢見る女性にスポットを当てた大黒摩季らしさ全開の楽曲。
ラテン系サウンドは大黒摩季の音楽では欠かせないもので今なおサルサのオルケスタとジョイントしたりしてますから、この曲と『いちばん近くにいてね』はシングルとして世の中に認知されたからうれしかっただろうな。
ショボい(おいおいビーイング)タイアップでしたが有線チャートで根強いリクエストがあり100万枚に迫る大ヒットとなった。
Guitar:葉山たけし、Pf:小野塚晃、Sax:勝田一樹、Tp:小林太・木幡光邦、Tb:河合伸哉、Chorus:生沢佑一・大黒摩季、Programming:葉山たけし
こちらは大黒摩季が1994年に発表した4枚目のアルバム。デビューは東芝EMIからでしたがビーイングと東芝EMIの提携が解消されことに伴いビーイングのレコード会社であるビーグラムに移籍して初めてのアルバムでした。
発売前にリリースしたシングルが大ヒットになっていたこともあり、出せば売れるアルバムだったことは間違いありません。
そこはビーイング。だからと言ってシングルに適当なアルバム曲を混ぜて出すというような手抜きはしません。全11曲でアルバム向け新曲は実に7曲もありました。
アレンジャーの力量もあるとはいえポップ、ロック、ダンス、ソウル、ラテン、ゴスペル、R&Bとさまざまな味付けで楽しませる。まさに幕の内弁当状態です。
この時点でシングルでは『DA.KA.RA』『あなただけ見つめてる』と2作のミリオンセラーを持っ彼女ですが、遂にアルバムのミリオンセラーを成し遂げます。
次のアルバム『LA.LA.LA』は3作めのミリオンセラーシングル『ら・ら・ら』のあと。
ビーイングでは珍しいコンセプチュアルなスタジオ作品となっております。
個人的評価:★★★★★★★★★⭐︎ 9
MAKI OHGURO official web
https://maki-ohguro.com/
(所属レーベル BZONE運営)
https://www.m-drive.net/
(所属事務所 M's Company運営)