
今年もユーミンの苗場が幕を降ろしましたね。参加された方、由実さん&ミュージシャン、スタッフの皆様お疲れ様でした。
僕は今年もY-Topia(ユートピア)の中継でスマホの画面から最終日を見届けました。
僕が初めて苗場に行ったのは2006年頃だったかな。
神奈川を離れ東京に移り一人暮らしを始めたあと、再び二丁目の飲み屋に顔を出すようになり、そのお店のマスターに誘われたのがきっかけでした。
その方は『ひとりでいるならみんなで出掛けようよ』と誘い出してくれる人で、人見知りなところがある僕にとってはありがたいお声がけでした。
由実さん(&拓郎)命みたいな人で苗場には何回も行かれている筋金入りのファンでした。
その方との出逢いがなければ、由実さんが好きでも『苗場は自分には縁のない世界』で済ませていただろうと思います。
ちなみにこの方はブログに時々名前が出てくる先生とお付き合いされていた方でもあります。
亡くなって7年半くらい経ちます。亡くなられる14日前くらいにお会いしたのですが、その時に『次のユーミン苗場はいけないわ〜』と弱気になっていたのが忘れられません。
自分には苗場に限らずアーティストのライブに行くという習慣がなかったのです。興味はあったけれど、CDで聴いていればいいんだくらいに考えていたんでしょうね。
それ以降、由実さん、大江千里さん、渡辺美里さん、槇原敬之さんetc ライブに行く機会があり、出来上がった作品だけが全てではないということを知ったのです。
会場の評価やら演出だったり、衣装、披露される楽曲、バンドの状態、グッズ…楽しみ方が沢山あるんです。
『あの曲は演ったけどあの曲は演らなかったね』
『あれも聴きたかった、これも聴きたかった』そんな声がどこからともなく聞こえてくるのです。
由実さんの苗場公演はライブを観に行くのは、もちろんのこと、オフィシャルのツアーであればホテル宿泊が付いてきますので気分は小旅行。
東京駅から新幹線に乗り、人と話したり、音楽を聴いたりして過ごして2時間半もすると越後湯沢の駅に運んでくれます。
駅のホームに降りるとものすごく寒くなってて、『来たんだな!』って思うの。着いたとき、綺麗な青空の年もあれば、雪が降ってる年もあったな。
越後湯沢の駅がとても充実していて気分を盛り上げてくれます。メガおにぎりとか利き酒とか懐かしいな。
公演会場がある苗場プリンスホテルは、継ぎ接ぎのせいか複雑な建物となり、年季を感じさせます。スノボを滑りに来た人々、由実さんに会いにきた人々で溢れます。
まさにそれは日常から逃避するためのバカンス。
もう一度訪れてみたい世界です。
今年のネット生中継の最後に『経る時』を歌っていました。僕が苗場に行った時も歌っていたから特別レアというわけではないのでしょう。
春になり、5月からは大規模なアリーナツアーが始まります。そこで会おうねというメッセージなのだと思います。
69歳の由実さんの生き様を見届けましょう。
今年は横浜は行くことが決まってたのですが、第二期の先行予約で先生が当てたので、東京公演も行けることになりました。
今だから言えるのですが(汗)実は僕、第2期の申し込みをすっかり忘れていて、気がついた時には申し込みの締め切りを過ぎてしまっていたので申し込み自体していなかったのです。(先生、落選したと嘘をついてごめんね)
こういうの余り忘れるほうじゃないのに、なんでこんなミスを犯してしまったんだろうとしばらく自己嫌悪に陥りました。
楽しみですし、楽しみ(希望)があるから頑張らなきゃって思えますよね。
春には先生が首都圏を離れるとのことでさみしくなりますね。馴染みのメンバーでささやかに送りたいと思います。
先生は僕のように人見知りではないので問題ないと思いますが、新しい環境に慣れるまでは少なからず不安や緊張はあるでしょうからね。
困難に直面したら由実さんの曲を聴いてください。
過ごせる今日を当たり前と思わず一日、一日を大切にしたいものですね。
もうすぐ冬は終る。
追記
そうそう、春には千里さんのセルフカバーアルバムが出るそうですね。僕は『あなたは知らない』をリクエストしました。(掲載はされなかった)みなさんもリクエストしてみてね。
https://www.110107.com/s/oto/page/Senri40