ZARD 1st Studio Album
Good-bye My Loneliness
b.gram ポリドール株式会社
1991年3月27日発売(CD : POCH-1082 / CT : POTH-1082)
▼カタログ
・30th Anniversary Remastered (CD : JBCJ-9069・B-Gram)2021.9.15
・BOX(12CD : JBCD-2012)2012.1.1
・発売元移管(CD : BGCH-1003・B-Gram)販売元 POLYDOR.K.K.→J-DISC

Produced by DAIKOH NAGATO(BEING)
最高34位・約25万枚

1. Good-bye My Loneliness
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1991 FUJI PACIFIC MUSIC, INC.
1991年2月10日に発売された1stシングル。最高30位、3.1万枚。
フジテレビ系ドラマ『結婚の理想と現実』主題歌。(オープニング)
意図的にThe Policeの『Every Breath You Take』(邦題 見つめていたい)の印象的なフレーズをオマージュしており、アレンジが似ている。関係あるかないか不明ではあるのですが坂井泉水が初プロデュースしたアルバムで『見つめていたいね』という曲を発表している。
コーラスは大黒摩季。
2. 愛は暗闇の中で
(作詞:坂井泉水・作曲:栗林誠一郎・編曲:ZARD、寺尾広)
(C) 1991 FUJI PACIFIC MUSIC, INC.
『Good-bye My Loneliness』のカップリング曲。
曲自体は別のものとして登録されているが、原曲はビーイングが80年代に送り出し、ギタリスト松川敏也が在籍していたことでも知られるロック・バンドBLIZARD(ブリザード)の『Empty Days』であり、カバーにあたって歌詞を書き直している。
また、ZARDは1992年に松川敏也作曲で『汗の中でCRY』というロックナンバーを発表している。
コーラスは大黒摩季。また、寺尾広氏により川島だりあ、西田マーシーが参加していたことが明らかにされた。
3. 恋女の憂鬱
(作詞:作曲:川島だりあ・編曲:明石昌夫)
(C) 1991 Be Kikakushitsu
この曲と『女でいたい』はおそらく作者の川島だりあが自分用に制作したものをプロデューサーがZARDに歌わせたのではないだろうか。
いずれもロック色が強くなっている。
4. Oh! Sugar Baby
(作詞:坂井泉水・作曲:栗林誠一郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1991 Be Kikakushitsu
ここまで弾けた坂井泉水のヴォーカルというのはないかも知れない。
コーラスは大黒摩季。
5. 女でいたい
(作詞:作曲:川島だりあ・編曲:葉山たけし)
(C) 1991 FUJI PACIFIC MUSIC, INC.
#3で書いたように川島だりあが作詞作曲していることからも、もともとZARD用に書かれたものではないと考えられる。
川島だりあはこの3ヶ月後にビーイング初の自前のレコード会社から、大塚製薬ポカリスエットCMソングのシングル『Shiny day』でデビューする。
6. It's a Boy
(作詞:坂井泉水・作曲:栗林誠一郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1991 Be Kikakushitsu
ZARDの曲の中でも坂井泉水の声量が遺憾なく発揮されているハイトーンなバラードナンバー。浜田麻里に通じるロック・スピリットを感じさせる。
知名度は低いけどよ僕的には相当好きな曲である。聖子ちゃんの『抱いて』同様アメリカのにおいがする。
ロックを模索していた初期の集大成といえるのではないだろうか。
コーラスは作曲者の栗林誠一郎。

ZARDの1stアルバム。
デビュー曲『Good-bye My Loneliness』がスマッシュ・ヒットした翌月に発売。
1989年に東映カラオケ・クィーンに選抜されてカラオケのイベントなどで全国を飛び回っていたという。
B.B.QueensシスターズことMi-keのオーディションに落選したものの、そこで知り合った音楽プロデューサー長戸大幸氏から可能性を見出され、歌手デビューの夢を手繰り寄せた。
おそらくこのレコーディングはカラオケ・クィーンとしての仕事の合間に行われたものだろう。
もともと歌謡曲や歌謡ロックを好んでいたという坂井泉水さん。
ビーイングでのテストレコーディングではアン・ルイスさんの『六本木心中』や高橋真梨子さんの『for you』を歌っていたという。
そういえば今作の『愛は暗闇の中で』や『It's a Boy』を聴くとなるほどなと思える。
全曲がロック方向の味付けになっているのでポップスの代名詞としてのZARDを好む人には余り刺さらないかも知れないし、逆に新鮮と思う人もいるかも知れない。
このあとのアルバム『もう探さない』では今作の延長線にあるロックを捨てていないが、その後のZARDのイメージに近い良質なポップス路線にチャレンジしている。
この2枚のアルバムはZARDが変化する過程を確認できる作品であると言えるだろう。
余談ですが…
この世界で貴重(?)なZARDファンの子にひとり会ったことがありました。…
2012年ですからもう10年前になるんですね…六本木のビーイング関連のビルで開催されていたZARDの展覧会?ギャラリー?みたいなのに一緒に出かけました。
10歳くらい歳下の子だったんですよ!短髪で可愛い子で本当にZARDが好きなんだろうなっていうのが伝わってきました。
その帰りだったか、僕も若かったこともあって(汗)手を出しちゃったんですよね。
拒否されなかったのでたぶん受け入れてくれたんだと思いますが。
でも…ゴニョゴニョして我にかえったとき、こんなことをしてしまって坂井さんに申し訳ないという気分になってしまい、彼を傷つけるような言動をしてしまったと思います。
きっと彼は嫌な思いをしたり傷ついたりもしたのでしょう。すぐにmixiがブロックされてしまっていて連絡が取れなくなりました。ちゃんと謝りたかったのに。
一度彼を飲み屋に誘ったことがあり、そこのマスターに事の顛末を話すと、『それはあんたが悪い』と叱られました。(苦笑)そのマスターはもう天国に行きました。
今あの子がどこでどうしてるのかは分からないけど、僕の中では遠い日のNostalgiaですな。
個人的評価 ★★★★★★★★★☆ 9
【SINGLE】
1. 『Good-bye My Loneliness』
C/W 『愛は暗闇の中で』

ZARD特集はこちらです
Good-bye My Loneliness
b.gram ポリドール株式会社
1991年3月27日発売(CD : POCH-1082 / CT : POTH-1082)
▼カタログ
・30th Anniversary Remastered (CD : JBCJ-9069・B-Gram)2021.9.15
・BOX(12CD : JBCD-2012)2012.1.1
・発売元移管(CD : BGCH-1003・B-Gram)販売元 POLYDOR.K.K.→J-DISC

Produced by DAIKOH NAGATO(BEING)
最高34位・約25万枚

1. Good-bye My Loneliness
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1991 FUJI PACIFIC MUSIC, INC.
1991年2月10日に発売された1stシングル。最高30位、3.1万枚。
フジテレビ系ドラマ『結婚の理想と現実』主題歌。(オープニング)
意図的にThe Policeの『Every Breath You Take』(邦題 見つめていたい)の印象的なフレーズをオマージュしており、アレンジが似ている。関係あるかないか不明ではあるのですが坂井泉水が初プロデュースしたアルバムで『見つめていたいね』という曲を発表している。
コーラスは大黒摩季。
2. 愛は暗闇の中で
(作詞:坂井泉水・作曲:栗林誠一郎・編曲:ZARD、寺尾広)
(C) 1991 FUJI PACIFIC MUSIC, INC.
『Good-bye My Loneliness』のカップリング曲。
曲自体は別のものとして登録されているが、原曲はビーイングが80年代に送り出し、ギタリスト松川敏也が在籍していたことでも知られるロック・バンドBLIZARD(ブリザード)の『Empty Days』であり、カバーにあたって歌詞を書き直している。
また、ZARDは1992年に松川敏也作曲で『汗の中でCRY』というロックナンバーを発表している。
コーラスは大黒摩季。また、寺尾広氏により川島だりあ、西田マーシーが参加していたことが明らかにされた。
3. 恋女の憂鬱
(作詞:作曲:川島だりあ・編曲:明石昌夫)
(C) 1991 Be Kikakushitsu
この曲と『女でいたい』はおそらく作者の川島だりあが自分用に制作したものをプロデューサーがZARDに歌わせたのではないだろうか。
いずれもロック色が強くなっている。
4. Oh! Sugar Baby
(作詞:坂井泉水・作曲:栗林誠一郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1991 Be Kikakushitsu
ここまで弾けた坂井泉水のヴォーカルというのはないかも知れない。
コーラスは大黒摩季。
5. 女でいたい
(作詞:作曲:川島だりあ・編曲:葉山たけし)
(C) 1991 FUJI PACIFIC MUSIC, INC.
#3で書いたように川島だりあが作詞作曲していることからも、もともとZARD用に書かれたものではないと考えられる。
川島だりあはこの3ヶ月後にビーイング初の自前のレコード会社から、大塚製薬ポカリスエットCMソングのシングル『Shiny day』でデビューする。
6. It's a Boy
(作詞:坂井泉水・作曲:栗林誠一郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1991 Be Kikakushitsu
ZARDの曲の中でも坂井泉水の声量が遺憾なく発揮されているハイトーンなバラードナンバー。浜田麻里に通じるロック・スピリットを感じさせる。
知名度は低いけどよ僕的には相当好きな曲である。聖子ちゃんの『抱いて』同様アメリカのにおいがする。
ロックを模索していた初期の集大成といえるのではないだろうか。
コーラスは作曲者の栗林誠一郎。

ZARDの1stアルバム。
デビュー曲『Good-bye My Loneliness』がスマッシュ・ヒットした翌月に発売。
1989年に東映カラオケ・クィーンに選抜されてカラオケのイベントなどで全国を飛び回っていたという。
B.B.QueensシスターズことMi-keのオーディションに落選したものの、そこで知り合った音楽プロデューサー長戸大幸氏から可能性を見出され、歌手デビューの夢を手繰り寄せた。
おそらくこのレコーディングはカラオケ・クィーンとしての仕事の合間に行われたものだろう。
もともと歌謡曲や歌謡ロックを好んでいたという坂井泉水さん。
ビーイングでのテストレコーディングではアン・ルイスさんの『六本木心中』や高橋真梨子さんの『for you』を歌っていたという。
そういえば今作の『愛は暗闇の中で』や『It's a Boy』を聴くとなるほどなと思える。
全曲がロック方向の味付けになっているのでポップスの代名詞としてのZARDを好む人には余り刺さらないかも知れないし、逆に新鮮と思う人もいるかも知れない。
このあとのアルバム『もう探さない』では今作の延長線にあるロックを捨てていないが、その後のZARDのイメージに近い良質なポップス路線にチャレンジしている。
この2枚のアルバムはZARDが変化する過程を確認できる作品であると言えるだろう。
余談ですが…
この世界で貴重(?)なZARDファンの子にひとり会ったことがありました。…
2012年ですからもう10年前になるんですね…六本木のビーイング関連のビルで開催されていたZARDの展覧会?ギャラリー?みたいなのに一緒に出かけました。
10歳くらい歳下の子だったんですよ!短髪で可愛い子で本当にZARDが好きなんだろうなっていうのが伝わってきました。
その帰りだったか、僕も若かったこともあって(汗)手を出しちゃったんですよね。
拒否されなかったのでたぶん受け入れてくれたんだと思いますが。
でも…ゴニョゴニョして我にかえったとき、こんなことをしてしまって坂井さんに申し訳ないという気分になってしまい、彼を傷つけるような言動をしてしまったと思います。
きっと彼は嫌な思いをしたり傷ついたりもしたのでしょう。すぐにmixiがブロックされてしまっていて連絡が取れなくなりました。ちゃんと謝りたかったのに。
一度彼を飲み屋に誘ったことがあり、そこのマスターに事の顛末を話すと、『それはあんたが悪い』と叱られました。(苦笑)そのマスターはもう天国に行きました。
今あの子がどこでどうしてるのかは分からないけど、僕の中では遠い日のNostalgiaですな。
個人的評価 ★★★★★★★★★☆ 9
【SINGLE】
1. 『Good-bye My Loneliness』
C/W 『愛は暗闇の中で』

ZARD特集はこちらです