連日うんざりするような暑さが続きますね。
昨日の梅雨明けのニュースには驚きました!
僕が上京した時分ですら、6月は小雨の日が多くて傘ばかりさしていたというのに、異常気象と呼ばれながら地球が変化して日本の季節も少しずつ変化してゆくのでしょうか。
皆さん熱中症対策はされてますか?節電しなきゃ、と無理をするのではなく、自分は大丈夫だ、と過信したりせず暑ければエアコンで冷やす、水分補給する…できることをするようにしたいですね。
さて、今回のブログは個人的に忘れられない1990年のことを思い返して書いてみたいと思います。

時は80年代後半頃に遡ります。
父方の祖父母はしょっちゅう温泉旅行に出掛けていました。全国各地津々浦々。
旅行に行くと、その観光地で売られている小さなサイズの提灯をお土産で買ってきてくれていました。家には20個近く飾られていた。
まだ珍しかったファミレスにもよく連れて行ってもらったっけ。
田舎町でもセルシオ(LEXUS)やシーマ、ディアマンテに乗る人は多く、3ナンバーになったマークIIやクレスタやチェイサーなんかもよく見かけたものだ。
幼いから実感はないけれど、確かに日本はバブル景気に彩られ、人々は浮かれ、大人だった人たちは華やかな時代を楽しんだことだろう。
『おどるポンポコリン』『麦畑』『一円玉の旅がらす』『勇気のしるし』『鉄骨娘』といったコミック・ソングのヒット曲たちがあの時代の面影を朧げに感じさせる。知らない人はYouTubeで聴いてみてください。好景気の時はきっとこういう曲が流行るのでしょう。

1990年、それまではテレビのランキング番組を通じてアイドル歌謡を好んで聴いていた自分でしたが、FMを聴くようになったことで格段に世界が拡がっていきました。
渡辺美里のアルバム『tokyo』、TM NETWORKのシングル『THE POINT OF LOVERS' NIGHT』、大江千里のアルバム『APOLLO』と立て続けに出逢った。
本格的な音楽ライフの始まりである。

ヒットチャートを中心に色々なアーティストを聴いていた。ドリカム、尾崎豊の『LOVE WAY』、B'zの『Easy Come Easy Go』『愛しい人よGood Night』もレンタルした。
当時リアルタイムでは聴いていなかったけれど、由実さんのこの年のアルバムは『天国のドア』である。提供曲ではあったが『時はかげろう』ではこの浮かれ具合をイリュージョンと歌っていたのかもしれない。

日曜の夕方、たいてい親たちは仕事で留守にしていたので僕は一人でいることが多かった。
親が帰ってくるまでの時間、誰もいない居間のテレビをつけて、『ちびまる子ちゃん』と『サザエさん』をセットで観ることが密かな楽しみになっていた。
特に『サザエさん』は、かつての日本の普遍的な家族団らんを描いていたので、心のどこかで憧れもあったのかも知れない。
普遍的なものに憧れていたし、それを望んでいたはずなのに満たされないというか、物足りない気持ちに押し潰されそうになっていた。
『普通』とは違う性癖を自分の中に自覚するようになっていたからだ。

渡辺美里|tokyo(1990)
1990年7月6日発売


大江千里|APOLLO(1990)
1990年9月21日発売


DREAMS COME TRUE|WONDER3(1990)
1990年11月1日発売


松任谷由実|天国のドア(1990)
1990年11月25日発売


顔馴染みになっていたCDショップのお姉さんに最近何が売れてるの?と聴くと『レベッカのベスト盤が売れてるよ』と教えてもらって、お小遣いかき集めて買ったっけ。^_^
浜田麻里の『Heaven Knows』は買った。
色々なものを聴き、自然と取捨選択していった。
千里さん、美里さんはしばらく聴いたけど、槇原敬之さんの登場やビーイング系への傾倒により二人は薄れていってしまった。
それからも本当に色々聴いたね。そういうのの感想を書いてますね。

二丁目に出たのは遅かったんですよ。
ビデオや雑誌を買いに行くことはあっても飲み屋には行ってませんでした。
二十歳そこそこで恋人と暮らしたこともありました。魔法のiらんどでホームページなんかもやってました。
飲み屋には興味はあったけど上京してできた友達は、いわゆる細専細の人が多かったから、カラオケなんかでも場違い感があったんだよね。

発展場でバイトしてた時に知り合ったお客さんと仲良くなって、その子に連れられて行ったのが正式なデビューになるのかな。上京して5年程経過していたと思います。
そこは太めの人が好きな人が集まるお店で、それはそれは楽しかったですよ。
二回目に一人で行った時、店子になりなさいと言われてバイトすることになりました。
バイト帰りにルフカという店に行っていたのですが、お気に入りの狸顔の店子さんたちにお会いするのが楽しくて、その空間が好きでした。

バイト先の先輩店子さんが誘ってくれて行ったのがYという店です。
マスターが由実さんファンで長く仲良くしていただきました。ブログで時々出てくる先生はこの方と交際していて、そういう縁で知り合いました。
先生はTMというか小室オタクですけど、由実さん、千里さん、美里さんも聴いていたのでよく音楽の話をしたのを憶えています。
千里さんや美里さんのライブにもご一緒させていただきました。

1990年、Stray Catはどういうわけか渡辺美里さんや大江千里さんの音楽と出逢い、聴いていた。まさかその数十年後に彼らについて語り合えるなんて思いもしなかった。
同年代のファンには出逢えませんでしたから語ることはなかったんですよ。
『遅れてきた夏休み』のイントロを聴くと、幼かった頃の自分の感情に戻れるんです。
決して幸せとは言えなかったかもだけど、きっと希望は持っていたんだろうなって。
あの時と変わらないストーリーをまだ歩いてる。