知念里奈 Best Album
Passage -Best Collection-
Sony Records
Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
2000年3月23日発売(CD: SRCL 4777)

chinen_djm

Executive Producer : JOHNNY TAIRA (RISING PRODUCTION)
最高10位・11.6万枚

TL

1. DO-DO FOR ME
(作詞:前田たかひろ・作曲:編曲:久保こーじ)
Produced by Cozy Kubo
(C) 1996 Nippon Television Music Corporation

1996年10月21日発売のデビューシングル。最高37位、6万枚。
小室哲哉の一番弟子、久保こーじがプロデュースを務め、小室色を打ち出した仕上がりになっている。
久保さんでいうとこの曲もだけど天方の『逢いたい君がいない』とか仲間由紀恵の1stとかたまに強く小室さんに寄せる時があるけれど、悪くないけど突き抜けないんだよね。
そこが小室さんとの違いなんだろうな。まあ、『逢いたい君がいない』は安室さんが歌ってたら大ヒットしたでしょうが、久保さんは安室さんにはこういう系統の曲は渡さなかったね。
…そもそも久保さんは小室先生とは音楽性がかなり違うと思うので本来は畑違いだったんじゃないかなと僕は思う。


2. precious・delicious
(作詞:前田たかひろ・作曲:編曲:久保こーじ)
Produced by Cozy Kubo
(C) 1997 RISING PUBLISHERS

1997年3月31日発売の2ndシングル。最高18位、13.3万枚。ハウス食品『フルーツinゼリー』CMソング。
デビュー曲同様、久保こーじプロデュースで小室哲哉風なサウンドになっている。大量オンエアのCMソングになったので、初めてのスマッシュ・ヒットになりました。でもやっぱり小室さんは洗練されていたんだなと改めて気付かされる。


3. PINCH -Love Me Deeper-
(作詞:朝水彼方・作曲:Joe Carbone, Mike Egizi・編曲:松井寛)
(C) 1999 Joey Carbone Music Inc. & TV TOKYO MUSIC

1997年9月18日発売の3rdシングル。最高20位、6.3万枚。
このフォーマットはMAXなんかもやってたけどR&Bブームの時代に呼応した感じだったのかな?


4. Break out Emotion
(作詞:飯塚麻純・作曲:編曲:上野圭市)
(C) 1998 NICHION,INC.

1998年1月28日発売の4thシングル。最高24位、4.9万枚。
方向性がまたまた変わりました!この統一感のなさはリスナーを迷子にさせますね。正直、このころにはもう『この子何がやりたいの?』って感じてた。


5. Wing
(作詞:森浩美・作曲:編曲:葉山拓亮)
(C) 1998 RISING PUBLISHERS

1998年4月15日発売のシングル。最高5位、30.9万枚。資生堂『ティセラ フローズン・ブルー』CMソング。
カッコいい路線はあきらめたのかな?アイドルっぽい感じにしたら意外にも売れちゃったね。


6. Be yourself
(作詞:森浩美・作曲:編曲:葉山拓亮)
(C)1999 RISING PUBLISHERS

1998年7月15日発売のシングル。最高9位、12.4万枚。ブルボン『プチ』CMソング。
前作に続き10万を超えて固定もついてきたのかな。


7. YES
(作詞:作曲:編曲:T2ya)
(C) 1999 NICHION,INC. & RISING PUBLISHERS

1999年1月13日発売のシングル。最高6位、15.8万枚。ブルボン 『プチ』CMソング。おお!こちらも10万超えてましたか…色々あったけどよかったね知念ちゃん。

8. GOD BLESS THE WORLD
(作詞:HANANO TANAKA・作曲:HIM・編曲:河辺健宏)
(C) 1997 RISING PUBLISHERS

1999年3月31日発売のシングル。最高9位、6.2万枚。
伊秩弘将さんが関与していた集団HIMのカバー(リフォーム)を発表。売り上げは前の曲の半分以下になってます。


9. Be proud
(作詞:海老根祐子・作曲:編曲:T2ya)
(C) 1999 RISING PUBLISHERS

1999年6月23日発売のシングル。最高15位、4万枚。

10. IN YOUR EYES
(作詞:阿久津健太郎・作曲:編曲:T2ya)
(C) 1999 RISING PUBLISHERS

1999年9月29日発売のシングル。最高18位、2.7万枚。


11. Baby Love
(作詞:知念里奈、中沢晶、織田哲郎・作曲:曲:織田哲郎)
Produced by Tetsuro Oda
(C) 2000 Nippon Television Music Corporation

2000年2月9日発売のシングル。最高25位、2.9万枚。ブルボン『プチ』CMソング。
どことなく相川七瀬と声が似てるからか織田哲郎さんとの相性は良かったみたい。この路線でもうちょいやってみればよかったかもね。
中沢晶といえば91年にポリドールのb.gramレーベルから『恋のナースステーション』でデビューしたスターダストな中畑幾久子なわけだけどBA-JIのあとBAJI-Rもやってたよね。


12. My wish (Acoustic version)
(作詞:作曲:T2ya・編曲:T2ya, 河辺健宏)
(C) 1998 RISING PUBLISHERS

『Wing』のカップリング曲のアコースティック・ヴァージョン。

13. again
(作詞:作曲:T2ya・編曲:T2ya, 河辺健宏)
(C) 2000 RISING PUBLISHERS

新曲として収録されたそうです。

djm
ポスト安室奈美恵として大きな期待の中でデビューした

RV

Passage~Best Collection~
知念里奈
ソニー・ミュージックレコーズ
2000-03-23



覚えてますか?知念ちゃん。
先日取り上げた、同期で同じ事務所のSPEEDつながりで取り上げておきますね。

知念里奈は沖縄県出身。安室奈美恵を輩出した沖縄アクターズスクール出身でもあり、歌って踊れる少女だった。
幸運なことに当時の安室奈美恵さんが所属していたライジングプロダクションの平哲夫社長肝入りで東京に連れてきた。
知念里奈の顔は沖縄男性においては最高峰の美形なのだという。二つの異なる種から男子を二人産んでる知念ちゃん。おそらく息子たちはイケメンの可能性が高い。

デビューの際、各メディアは『ポスト安室奈美恵』と書き立てました。
もちろんライジングとしても第二の安室奈美恵として確実に狙って送り出しただろうし、知念も先を行く先輩に憧れて決めた道。
これだけ色々と揃っているんだから売れて当然というような空気があったように記憶しています。

憶測だけどデビューは小室哲哉さんに頼んだんだと思うんだよね。おそらく断られたというか弟子の久保こーじさんを充てがわれたというか…そんな感じだと思うんだよね。
雛形あきこと大ちゃんの時と同じように。

だけども時期的に小室さんがめちゃ忙しい時期にあたりますから、もしも受けていいと思ったとしても受けることができない案件だったでしょうけど。

デビュー曲とスマッシュ・ヒットになった2ndシングル『precious・delicious』は小室さんの弟子、久保こーじさんがプロデュースしており、まさに小室風味のサウンドを披露しています。
その後も『Wing』『Be yourself』『YES』とスマッシュ・ヒットはあったものの、同期のSPEEDには大きく差をつけられミリオンとは程遠い売り上げでした。
正直なところ、MAXやDA PUMPがそれなりに売れていたなかにあって知念は微妙すぎる売り上げとなりました。
素材は悪くないし、それなりに歌も上手いし踊りもできるんだけど何かが違ったんでしょうね。
まあ本家の安室さんがずっと突っ走ってましたから、知念さんが必要とされるマーケットがなかったのかなとも思います。
このベストが出たのが2000年ですから、それまでのあいだにスタジオアルバムを1枚しか出せていない点からも厳しかったことが伝わりますよね。
ソニーじゃなくてエイベックスに預けていたらもう少し切り開けた未来があったかも知れない。

結婚、出産、離婚、再婚、出産と私生活も波瀾万丈の彼女ですが、ミュージカルや舞台など自分に合った仕事(ゆめ)を見つけて今も歩んでいるようです。
新しい旦那もイケメンだし面食いだなこの子。(笑)
ライジングとしても10代の知念を沖縄から連れてきた以上、この先も責任を持って守ってゆくという想いなんでしょうね。


個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8


Rina Chinen 20th Anniversary ~Singles & My Favorites~
知念 里奈
ソニー・ミュージックダイレクト
2017-02-08