ZARD 7th Studio Album
TODAY IS ANOTHER DAY
B-Gram RECORDS
1996年7月8日発売(CD : JBCJ-1016)
▼カタログ
・30th Anniversary Remastered (CD : JBCJ-9075・B-Gram)2021.9.15

Produced by IZUMI SAKAI
最高1位・約165.5万枚

1. マイ フレンド
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1996 TV Asahi Music Co.,LTD. & Be Kikakushitsu
1996年1月8日に発売の17thシングル。最高1位、100.1万枚。テレビ朝日系アニメーション『スラムダンク』オープニングテーマソング。
3枚あるZARDのミリオンセラーシングルの最後の1曲。
2. 君がいたから
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1995 FUJI PACIFIC MUSIC, INC.
坂井泉水が作詞提供したFIElD OF VIEWの1stシングル。
壮大でダイナミックなアレンジだったオリジナルとは異なり、しっとりエヴァーグリーンな質感になっている。
3. サヨナラは今もこの胸に居ます
(作詞:坂井泉水・作曲:栗林誠一郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1995 FUJI PACIFIC MUSIC, INC.
1995年8月28日に発売された16thシングル。最高1位、55.1万枚。映画『白鳥麗子でございます』主題歌。
作曲者栗林誠一郎さんをゲストヴォーカルでフィーチャー。収録されているものはアルバム・ヴァージョンでヴォーカルも再録音のもの。
Guest Vocal:栗林誠一郎
4. LOVE 〜眠れずに君の横顔ずっと見ていた〜
(作詞:坂井泉水・作曲:栗林誠一郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1996 Be Kikakushitst
坂井泉水が作詞提供した栗林誠一郎のプロジェクトBarbierの2ndシングル。
リバプールサウンドとスカの融合がユニーク。
Chorus:大黒摩季、栗林誠一郎
5. DAN DAN 心魅かれてく
(作詞:坂井泉水、作曲:織田哲郎・編曲:池田大介)
(C) 1995 FUJI PACIFIC MUSIC, INC.
坂井泉水が作詞提供したFIELD OF VIEWの4thシングル。
1コーラスめは普通だけど、2コーラスめはヴォーカルが急に変わる。これはマシンで弄ったもので若干違和感がある。
Chorus:栗林誠一郎
6. 眠り
(作詞:作曲:坂井泉水・編曲:池田大介)
(C) 1995 Be Kikakushitsu
『サヨナラは今もこの胸に居ます』のカップリング。坂井泉水が作曲した作品が発表されるのは1991年に発売した2ndアルバム『もう探さない』収録曲だった『素直に言えなくて』、『いつかは……』以来のこと。
嫌なこともあるけれど、眠れることがうれしい!って歌。
オリジナルもラヴァーズ・ロック調だったけど、アルバム・ヴァージョンではバッキングが軽くなり、よりグルーヴ感があふれている。
7. 心を開いて
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:池田大介)
(C) 1996 Be Kikakushitsu
1996年5月6日発売の18thシングル。最高1位、74.7万枚。大塚製薬 ポカリスエット CMソング。
Aメロ、Bメロ、サビという典型的なJ-Popの構成ですが、Bメロが極端に短い。
なおAメロ部分がポカリスエットのCMでオンエアされていたこともある。
ZARDの曲でいうと『My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜』と似ていて、AメロとBメロにそれぞれチカラがあるタイプの楽曲。
Guest Chorus:近藤房之助、大黒摩季、川島だりあ
Chorus:栗林誠一郎
8. 突然
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1995 Be Kikakushitsu
坂井泉水が作詞提供し、ミリオンセラーとなったたFIELD OF VIEWの2ndシングルのセルフカバー。
オリジナルと編曲者も同じで、オリジナルに忠実なアレンジとなっている。
9. 今日も
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1996 Be Kikakushitsu
ギターをフィーチャーしてロック寄りの音作りになっている。中和剤のキーボードも聴こえてるので重苦しくはない。
歌詞は、いわゆる不倫と思われる内容となっており、異彩を放つ。
Chorus:栗林誠一郎
10. Today is another day
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:池田大介)
(C) 1996 Be Kikakushitsu
アルバムタイトル曲。
織田哲郎さんの作曲。やはりAメロ、Bメロ、サビまでがあっという間。
どこか冷めた目で自身の置かれた状況を達観している。
11. 愛が見えない
(作詞:坂井泉水・作曲:小澤正澄・編曲:葉山たけし)
(C) 1995 Be Kikakushitsu
1995年6月5日発売の15thシングル。最高2位、72.1万枚。SEA BREEZE CMソング。
PAMELAHのギタリスト小澤正澄作曲。ロックでダンサブルなアレンジ。ラップも披露している。
イメージ的にREVとか大黒摩季に近いサウンド。
12. 見つめていたいね
(作詞:坂井泉水・作曲:栗林誠一郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1996 Be Kikakushitsu
倦怠期に入った恋人同士を歌っている。
ZARDファンの少年『3Gのキーパー』がバイク事故で天国に旅立った。
そのことを担任の教師のファンレターを通じて知らされた坂井泉水が彼への追悼の意味も込めて、フレーズを挿入し歌詞を書き上げた。
このような制作方法はZARDではもちろんビーイングでも滅多に行われない。しかし今作の新曲3曲はどちらかというとドキュメンタリー。おそらく坂井泉水の心情が大きく反映されている気がするのだ。
例えば恋愛でも生きることでも、いましかできないことを今感じるままにしようよ、という彼女なりのエールが聞こえる。
Chorus:大田紳一郎


ZARD1996年のオリジナル7thアルバム。
前作『forever you』から1年4ヶ月ぶりとなった。
1992年のブレイクから4年経過していたが今作収録のシングル『マイ フレンド』はミリオン、『愛が見えない』も72万枚を突破するなど、まだ勢いは維持していた。
デビュー以来のプロデューサー長戸大幸氏が京都にて放浪(?)している時期ということもあり、ヴォーカル坂井泉水が初のプロデュースを担当している。
シングル、提供曲のカバーといった既存の曲が盛り沢山。
FIELD OF VIEWに提供した『君がいたから』『突然』『DAN DAN心魅かれてく』はそれぞれ大ヒット曲だし、持ってたし…。栗林誠一郎さんのユニットBarbierに提供した『LOVE 〜眠れずに君の横顔ずっと見ていた〜』も。これだけで4曲。加えてシングル4曲とカップリング1曲で9曲。
まっさらな新曲は『今日も』『Today is another day』『見つめていたいね』の3曲のみ。
アルバム購入の動機には新曲が聴きたいっていうのがあるので、新曲が少ないこのアルバム発売当時は余り好きじゃなかった。
…ここ何年かですよ、アルバム通して聴くようになったのは。
重要となるのが数少ないアルバムの新曲。
『今日も』は織田哲郎さん作曲。シングル向きのメロディーではないけど、マイナーな曲調は新鮮でした、
タイトル曲の『Today is another day』こちらも織田さん曲。こちらはアレンジの勝利とでも言いましょうか。ブラスセクション、コーラスがしっかり入ってる豪華曲。
いずれも三角関係を匂わせる歌詞なところが気になる。
そして『見つめていたいね』です。栗林誠一郎さん曲。
亡くなってしまったファンの『3Gのキーパー』に捧げられた曲です。
明石昌夫さん編曲がめっきり少なくなっていきましたけど、さすが良い仕事されてます。ドラマティック仕上げは彼の真骨頂といえるのではないでしょうか。
というわけで新曲は全て好印象でした。
有名な曲が多いので、人によってはとっても満足かつお得なアルバム。
ファンにとっては少しお腹いっぱい的なアルバムかな。
こんな感じのがあと2作くらい続きます。
個人的評価 ★★★★★★★★☆☆ 8.5
【SINGLE】
1. 『愛が見えない』
C/W 『Teenage dream』
2. 『サヨナラは今もこの胸に居ます』
C/W 『眠り』
3. 『マイ フレンド』
C/W 『目覚めた朝は…』
4. 『心を開いて』
C/W 『Change my mind』

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TODAY IS ANOTHER DAY
B-Gram RECORDS
1996年7月8日発売(CD : JBCJ-1016)
▼カタログ
・30th Anniversary Remastered (CD : JBCJ-9075・B-Gram)2021.9.15

Produced by IZUMI SAKAI
最高1位・約165.5万枚

1. マイ フレンド
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1996 TV Asahi Music Co.,LTD. & Be Kikakushitsu
1996年1月8日に発売の17thシングル。最高1位、100.1万枚。テレビ朝日系アニメーション『スラムダンク』オープニングテーマソング。
3枚あるZARDのミリオンセラーシングルの最後の1曲。
2. 君がいたから
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1995 FUJI PACIFIC MUSIC, INC.
坂井泉水が作詞提供したFIElD OF VIEWの1stシングル。
壮大でダイナミックなアレンジだったオリジナルとは異なり、しっとりエヴァーグリーンな質感になっている。
3. サヨナラは今もこの胸に居ます
(作詞:坂井泉水・作曲:栗林誠一郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1995 FUJI PACIFIC MUSIC, INC.
1995年8月28日に発売された16thシングル。最高1位、55.1万枚。映画『白鳥麗子でございます』主題歌。
作曲者栗林誠一郎さんをゲストヴォーカルでフィーチャー。収録されているものはアルバム・ヴァージョンでヴォーカルも再録音のもの。
Guest Vocal:栗林誠一郎
4. LOVE 〜眠れずに君の横顔ずっと見ていた〜
(作詞:坂井泉水・作曲:栗林誠一郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1996 Be Kikakushitst
坂井泉水が作詞提供した栗林誠一郎のプロジェクトBarbierの2ndシングル。
リバプールサウンドとスカの融合がユニーク。
Chorus:大黒摩季、栗林誠一郎
5. DAN DAN 心魅かれてく
(作詞:坂井泉水、作曲:織田哲郎・編曲:池田大介)
(C) 1995 FUJI PACIFIC MUSIC, INC.
坂井泉水が作詞提供したFIELD OF VIEWの4thシングル。
1コーラスめは普通だけど、2コーラスめはヴォーカルが急に変わる。これはマシンで弄ったもので若干違和感がある。
Chorus:栗林誠一郎
6. 眠り
(作詞:作曲:坂井泉水・編曲:池田大介)
(C) 1995 Be Kikakushitsu
『サヨナラは今もこの胸に居ます』のカップリング。坂井泉水が作曲した作品が発表されるのは1991年に発売した2ndアルバム『もう探さない』収録曲だった『素直に言えなくて』、『いつかは……』以来のこと。
嫌なこともあるけれど、眠れることがうれしい!って歌。
オリジナルもラヴァーズ・ロック調だったけど、アルバム・ヴァージョンではバッキングが軽くなり、よりグルーヴ感があふれている。
7. 心を開いて
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:池田大介)
(C) 1996 Be Kikakushitsu
1996年5月6日発売の18thシングル。最高1位、74.7万枚。大塚製薬 ポカリスエット CMソング。
Aメロ、Bメロ、サビという典型的なJ-Popの構成ですが、Bメロが極端に短い。
なおAメロ部分がポカリスエットのCMでオンエアされていたこともある。
ZARDの曲でいうと『My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜』と似ていて、AメロとBメロにそれぞれチカラがあるタイプの楽曲。
Guest Chorus:近藤房之助、大黒摩季、川島だりあ
Chorus:栗林誠一郎
8. 突然
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1995 Be Kikakushitsu
坂井泉水が作詞提供し、ミリオンセラーとなったたFIELD OF VIEWの2ndシングルのセルフカバー。
オリジナルと編曲者も同じで、オリジナルに忠実なアレンジとなっている。
9. 今日も
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1996 Be Kikakushitsu
ギターをフィーチャーしてロック寄りの音作りになっている。中和剤のキーボードも聴こえてるので重苦しくはない。
歌詞は、いわゆる不倫と思われる内容となっており、異彩を放つ。
Chorus:栗林誠一郎
10. Today is another day
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:池田大介)
(C) 1996 Be Kikakushitsu
アルバムタイトル曲。
織田哲郎さんの作曲。やはりAメロ、Bメロ、サビまでがあっという間。
どこか冷めた目で自身の置かれた状況を達観している。
11. 愛が見えない
(作詞:坂井泉水・作曲:小澤正澄・編曲:葉山たけし)
(C) 1995 Be Kikakushitsu
1995年6月5日発売の15thシングル。最高2位、72.1万枚。SEA BREEZE CMソング。
PAMELAHのギタリスト小澤正澄作曲。ロックでダンサブルなアレンジ。ラップも披露している。
イメージ的にREVとか大黒摩季に近いサウンド。
12. 見つめていたいね
(作詞:坂井泉水・作曲:栗林誠一郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1996 Be Kikakushitsu
倦怠期に入った恋人同士を歌っている。
ZARDファンの少年『3Gのキーパー』がバイク事故で天国に旅立った。
そのことを担任の教師のファンレターを通じて知らされた坂井泉水が彼への追悼の意味も込めて、フレーズを挿入し歌詞を書き上げた。
このような制作方法はZARDではもちろんビーイングでも滅多に行われない。しかし今作の新曲3曲はどちらかというとドキュメンタリー。おそらく坂井泉水の心情が大きく反映されている気がするのだ。
例えば恋愛でも生きることでも、いましかできないことを今感じるままにしようよ、という彼女なりのエールが聞こえる。
Chorus:大田紳一郎


ZARD1996年のオリジナル7thアルバム。
前作『forever you』から1年4ヶ月ぶりとなった。
1992年のブレイクから4年経過していたが今作収録のシングル『マイ フレンド』はミリオン、『愛が見えない』も72万枚を突破するなど、まだ勢いは維持していた。
デビュー以来のプロデューサー長戸大幸氏が京都にて放浪(?)している時期ということもあり、ヴォーカル坂井泉水が初のプロデュースを担当している。
シングル、提供曲のカバーといった既存の曲が盛り沢山。
FIELD OF VIEWに提供した『君がいたから』『突然』『DAN DAN心魅かれてく』はそれぞれ大ヒット曲だし、持ってたし…。栗林誠一郎さんのユニットBarbierに提供した『LOVE 〜眠れずに君の横顔ずっと見ていた〜』も。これだけで4曲。加えてシングル4曲とカップリング1曲で9曲。
まっさらな新曲は『今日も』『Today is another day』『見つめていたいね』の3曲のみ。
アルバム購入の動機には新曲が聴きたいっていうのがあるので、新曲が少ないこのアルバム発売当時は余り好きじゃなかった。
…ここ何年かですよ、アルバム通して聴くようになったのは。
重要となるのが数少ないアルバムの新曲。
『今日も』は織田哲郎さん作曲。シングル向きのメロディーではないけど、マイナーな曲調は新鮮でした、
タイトル曲の『Today is another day』こちらも織田さん曲。こちらはアレンジの勝利とでも言いましょうか。ブラスセクション、コーラスがしっかり入ってる豪華曲。
いずれも三角関係を匂わせる歌詞なところが気になる。
そして『見つめていたいね』です。栗林誠一郎さん曲。
亡くなってしまったファンの『3Gのキーパー』に捧げられた曲です。
明石昌夫さん編曲がめっきり少なくなっていきましたけど、さすが良い仕事されてます。ドラマティック仕上げは彼の真骨頂といえるのではないでしょうか。
というわけで新曲は全て好印象でした。
有名な曲が多いので、人によってはとっても満足かつお得なアルバム。
ファンにとっては少しお腹いっぱい的なアルバムかな。
こんな感じのがあと2作くらい続きます。
個人的評価 ★★★★★★★★☆☆ 8.5
【SINGLE】
1. 『愛が見えない』
C/W 『Teenage dream』
2. 『サヨナラは今もこの胸に居ます』
C/W 『眠り』
3. 『マイ フレンド』
C/W 『目覚めた朝は…』
4. 『心を開いて』
C/W 『Change my mind』

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