WANDS 6th Album
BURN THE SECRET
D-GO / GIZAstudio / (P) 2020 GIZA,INC.
2020年10月28日発売(CD : GZCD-5013)

▼カタログ
発売日同じ(CD & DVD : GZCD-5012)

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Produced by Daikoh Nagato(長戸大幸)
Directed by Hiroshi Terao(寺尾広)、Daria Kawashima(川島だりあ)、Daisuke Ikeda(池田大介)
最高4位・2万枚

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1. David Bowieのように
(作詞:上原大史・作曲:編曲:柴崎浩)
(C) 2020 GIZA MUSIC,INC.
かつてのWANDSを彷彿とさせるギターがうねるロックナンバー。
キーボードがもっと出てもいいと思うけど。

Chorus:上原大史、柴崎浩

2. 抱き寄せ 高まる 君の体温と共に
(作詞:上原大史・作曲:編曲:柴崎浩)
(C) 2020 TV TOKYO MUSIC, INC
1993年3月10日発売のシングル。第5期としては2ndシングル。最高3位、0.8万枚。
柴崎浩さんが単独名義で作曲。WANDSのシングルでは初めてのこと。
90年代の質感を漂わせつつも、ギターが全面に押し出されていて第5期のWANDSの王道的な感じのフォーマットなのかも。

Chorus:上原大史、柴崎浩

3. 賞味期限切れ I love you
(作詞:上原大史・作曲:編曲:柴崎浩)
(C) 2020 GIZA MUSIC,INC.
アルバム新曲。
『真っ赤なLip』にどこか似てる感じ。

Chorus:上原大史、柴崎浩・Additional Piano:小野塚晃

4. Secret Night 〜It’s My Treat〜 [WANDS 第5期ver.]
(作詞:上杉昇、栗林誠一郎・作曲:栗林誠一郎・編曲:柴崎浩)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
1995年2月日に発売された第2期WANDSのシングル。最高1位、63.1万枚。オリジナル、カバーいずれもタイアップはTBS系COUNT DOWN TVである。
元々は栗林誠一郎の『It's My Treat』という曲で上杉昇が日本語で歌詞を書いて発表した。
アレンジは原曲に忠実になっている。迫力という意味ではこちらが弱い。

Chorus:上原大史

5. Burning Free
(作詞:上原大史・作曲:編曲:柴崎浩)
(C) 2020 GIZA MUSIC, INC.
アルバム新曲。
メロディーが懐かしいというか使い古された感じのものですね。

Chorus:上原大史

6. 真っ赤なLip
(作詞:上原大史・作曲:編曲:大島こうすけ)
(C) 2020 Yomiuri TV Enterprise
第5期WANDSとしては初のリリースとなった16thシングル。最高14位、1.1万枚。読売テレビ系アニメーション『名探偵コナン』オープニングテーマ。
第1期WANDSのキーボーディスト大島こうすけさんが作編曲。
こういうことなんですよね。キーボーディストがアレンジすると聴きやすくなるのよ。
やっぱりアレンジは大島さん上手(うわて)だね。

Chorus : 上原大史、柴崎浩、川島だりあ

7. 明日もし君が壊れても [WANDS 第5期ver.]
(作詞:坂井泉水・作曲:大野愛果・編曲:柴崎浩)
(C) 1998 TV Asahi Music Co.,LTD. & Be Kikakushitsu
1998年6月10日発売の14thシングル。最高8位、11.3万枚。テレビ朝日系アニメ『遊戯王』エンディングテーマ。
第3期としては3rdシングル。
ZARDの坂井泉水が作詞提供、アルバム『時間の翼』でカバーしている。
原曲に忠実なアレンジになっておりますが、音はショボくなったかな。とにかくギターが目立ちまくっています。

Chorus:上原大史、川島だりあ

8. もっと強く抱きしめたなら [WANDS 第5期ver.]
(作詞:魚住勉、上杉昇・作曲:多々納好夫・編曲:柴崎浩)
(C) 1992 Be Kikakushitsu & Mr.Music
1992年7月1日に発売された3rdシングル、最高1位、166.2万枚。第1期WANDSの作品。
Chorus:柴崎浩

9. 世界中の誰よりきっと [WANDS 第5期ver.]
(作詞:上杉昇、中山美穂・作曲:織田哲郎・編曲:柴崎浩)
(C) 1992 FUJI PACIFIC MUSIC,INC. & Burning Publishers Co.,LTD.
1992年に中山美穂 & WANDSとしてシングルリリースされ、200万枚に迫る大ヒットとなった。
1993年にアルバム『時の扉』でカバー、その際のゲストコーラスはMi-keの宇徳敬子さんだった。

Chorus:柴崎浩、木村真也、Saotome Karina、神野友亜、一条紀希、Harada Nozomi、MARIN

10. アイリメンバーU
(作詞:作曲:上原大史・編曲:柴崎浩)
(C) 2020 GIZA MUSIC, INC.
アルバム中唯一、ヴォーカルの上原が作曲している。キャッチーなサビが印象的。コーラスには当アルバムのディレクターのひとり川島だりあの娘、WWEEZZのヴォーカリスト高橋ニーコ(MIO)が参加。
Chorus:上原大史、高橋ニーコ from WWEEZZ

RV



6thアルバム。第5期としては1stとなる。

1991年、上杉昇(Vo)、柴崎浩(G)、大島こうすけ(Key)でデビューしたWANDS(ワンズ)。
翌年、中山美穂のシングル『世界中の誰よりきっと』をビーイングの長戸大幸プロデューサーが担当した際に&WANDSとしてコラボレーションし知名度が急上昇、ブレイクした。
この前後に大島こうすけが脱退し、新たなメンバーとして木村真也(Key)が加入。
ビーイングブームもあり、波に乗った彼らは次々とヒット作を発表してゆく。
1996年に入ると中心メンバーの上杉昇、柴崎浩が脱退し、空中分解となる。
残された木村真也と新メンバー2人で第三期WANDSとしてリリースを行ったが、2000年には活動を終了している。

現在のWANDSはセッションの4期を経た第5期となり、ヴォーカル上原大史、ギター柴崎浩、キーボード木村真也で構成されている。
柴崎浩、木村真也は黄金期の第2期メンバーとなっているため、往年のファンにとっては感慨深い顔ぶれなのではないだろうか。

WANDSというとやはり初代ヴォーカリストであった上杉昇の印象が強い。上杉以外認めない!そんなファンもいると思われるほど。
そこに新ヴォーカリストとして加入したのが上原大史である。
ヴォーカリストは否応なくバンドの顔なわけで、演奏するメンバーよりも前面に立つことになり、責任を一手に引き受けるようなところがある。
特にWANDS第3期のヴォーカリスト和久二郎は上杉昇に似た声質だったため、リスナーを半ば騙すように出てきた感じになってしまい、一部のファンから不信感を持たれていたとか。
厳密に高音にクセがあるので上杉昇とは違うのだけど。

第4期、5期のヴォーカリスト上原大史は、そのような経緯を踏まえてメンバーに加入した。
不安やプレッシャーもあったとは思われるが上杉へのリスペクトを表したうえで、堂々とした歌唱で、往年のファンにも新たなヴォーカリストとして納得させたのではないだろうか。
上杉昇が紡いだ言葉の魔法を次世代に繋ぐ架け橋として期待できるヴォーカリストです。そしていずれは上原カラーがWANDSの色になってゆくのかもしれない。

アレンジを柴崎浩さんがやってるからか全体的にギターが全面に出ております。これは結構なわりあいですよ。
リズム隊はほとんど打ち込みかな、かなりスカスカなんで。
個人的には柴崎さんに加えてアレンジャーを付けるべきだったと思います。
大島さんが手がけた1曲が飛び抜けちゃってるんだよね。

とはいえ、第5期の方向性を提示した作品であるとしたら、まだ今後が楽しみかもしれない。
おすすめは#1かな。




個人的評価 ★★★★★★★★☆☆ 8.5