T-BOLAN 4th Album
HEART OF STONE
ZAIN RECORDS / (P) 1993 BEING,INC.
1993年5月26日発売(CD : ZACL-1001)

Produced by DAIKOH NAGATO (BEING)
Directed by HIROSHI TERAO (BEING)
Sound Produced by ARASHI MORITOMO
最高1位・86.6万枚

HEARTOFSTONE

TL

1. びしょ濡れの優しさの中
(作詞:作曲:森友嵐士・編曲:T-BOLAN、明石昌夫)
(C) 1993 Be Kikakushitsu & TV Asahi Music Co.,LTD.
オープニングはキーボード強めのロックナンバー。
シングルにしてもおかしくないくらいのパワーがあります。

Chorus : 川島だりあ、宇徳敬子

2. すれ違いの純情
(作詞:森友嵐士・作曲:織田哲郎・編曲:T-BOLAN、葉山たけし)
(C) 1993 Be Kikakushitsu & TV Asahi Music Co.,LTD.
1993年3月10日発売のシングル。最高2位、74.3万枚。AXIA CMソング。
オリジナル楽曲がミリオン達成しているなか、織田哲郎曲を受けたのはなぜだろう?
当時はそんなことを考えもしなかったけど、タイアップで曲の起用が決まってて、森友さんが選ばれたとかじゃないかな。他の誰かが歌ってた可能性もありそう。
曲自体はカッコつけ男子がカラオケで歌うには最適なナンバーかもね。


3. 涙の笑顔
(作詞:作曲:森友嵐士・編曲:T-BOLAN、葉山たけし)
(C) 1993 Be Kikakushitsu & TV Asahi Music Co.,LTD.
この曲はメロディーが良い。
発売当時から好きでしたけど、今聴いてもやっぱり良いね。
T-BOLANの持ち味はやっぱりバラードだよね。

Piano & Organ : 小野塚晃

4. Only Lonely Crazy Heart
(作詞:森友嵐士・作曲:青木和義・編曲:T-BOLAN、明石昌夫)
(C) 1993 Be Kikakushitsu & TV Asahi Music Co.,LTD.
ドラムの青木さんが作曲している。
BOOWYっぽさを感じるが、彼らの曲では『鏡の中の嘘が微笑むよ』という曲がものすごくBOOWYしている。元を辿ればBOOWYも始まりはビーイングであるから、T-BOLANにとっては直系の先輩にあたるんですよね。

Chorus : 川島だりあ

5. Shiny Days
(作詞:作曲:森友嵐士・編曲:T-BOLAN、葉山たけし)
(C) 1993 TV Asahi Music Co.,LTD. & Be Kikakushitsu
人生という旅について歌っている。
主張しない大黒摩季のコーラスが曲のスケールに膨らみをもたらしている。

Chorus : 大黒摩季
Piano & Organ : 小野塚晃


6. Out of Time
(作詞:作曲:森友嵐士・編曲:T-BOLAN、明石昌夫)
(C) 1993 TV Asahi Music Co.,LTD. & Be Kikakushitsu
こういう曲はビーイング系では、たびたび見られた。B'zの『ZERO』を筆頭に前田亘輝の『Try Boy, Try Girl』、PAMELAHの『純情』など。サビの熱量が高い。
Chorus : 生沢祐一、川島だりあ

7. おさえきれない この気持ち
(作詞:作曲:森友嵐士・編曲:T-BOLAN、明石昌夫)
(C) 1993 TV Asahi Music Co.,LTD. & Be Kikakushitsu
1993年2月10日発売のシングル。最高1位、82.6万枚。テレビ朝日系ドラマ『いちご白書』主題歌。
ミュージックステーション出演の際、タイアップのドラマに出演していた、少女だった安室奈美恵さんがスタジオに応援に駆けつけている。

Chorus : 生沢祐一、栗林誠一郎

8. 泥だらけのエピローグ
(作詞:作曲:森友嵐士・編曲:T-BOLAN、明石昌夫)
(C) 1993 TV Asahi Music Co.,LTD. & Be Kikakushitsu
ヒムロックの影響を感じるロックナンバー。
ライブでも盛り上がる曲であり、ファンから人気のナンバー。

Chorus : 川島だりあ

9. Friends
(作詞・作曲:森友嵐士・編曲:T-BOLAN、葉山たけし)
(C) 1993 TV Asahi Music Co.,LTD. & Be Kikakushitsu
仲間達への感謝を歌った渋くブルージーな曲。
Chorus : 川島だりあ
Piano & Organ : 小野塚晃


10. Heart of Stone
(作詞:作曲:森友嵐士・編曲:T-BOLAN、葉山たけし)
(C) 1993 Be Kikakushitsu & TV Asahi Music Co.,LTD.
タイトル曲。
『かたくなな心』をテーマに書き上げられた。サウンドはブルーズ・ロックである。
ビーイングが誇るボーカリスト達がゲストコーラスとして参加しており、全盛期のビーイングにおいてかなり豪華なコラボレーションだった。

Chorus : 近藤房之助、Quncho、坪倉唯子、川島だりあ、宇徳敬子、大田紳一郎
Piano & Organ : 小野塚晃


11. Bye For Now
(作詞:作曲:森友嵐士・編曲:T-BOLAN、明石昌夫)
(C) 1992 MediaPulpo
1992年11月18日発売のシングル。最高2位、118.3万枚。関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ウーマンドリーム』主題歌。
もともとは友人の旅立ちに制作した曲だった。ドラマ主題歌に決まり、バラードでもインパクトのあるイントロにしようということで派手なものになっている。
共同アレンジャー明石昌夫によると、B'zの『ALONE』(松本孝弘がフレーズを考えた)を筆頭にいくつかのアーティストの作品においてインパクトのあるイントロのバラードがあるという。
極端に短いA/Bメロに対して、サビが二つあるという常識破りの構成が革新的だった。
サビ1で始まり、サビ2が続く、Aメロ→Bメロ→サビ1→間奏→サビ2→Aメロ→Bメロ→サビ1→サビ1→サビ2→アウトローというすんごい構成。
T-BOLANにとって唯一のミリオンセラーとなった代表的なシングル。

Chorus : 坪倉唯子、和田恵子

RV



1991年デビュー。
ビーイング系バンドではあるが、ビーイング系ブームの前に『離したくはない』が有線から火がついて注目を集めた。以降、リリース攻勢が続き1992年に発表したアルバムが90万枚を突破し、ブレイクを果たしていた。
ミリオンに迫る大ヒットになった3rdアルバム『SO BAD』からたった半年、その間に『Bye For Now』が売れて、『おさえきれない この気持ち』は80万、『すれ違いの純情』が70万と連続ヒットしていたということで、勢いにまかせてリリースとなりました。
当初は3月10日にシングルと同時発売の予定だったが、『すれ違いの純情』のみが発売されることになったので、アルバムは延期している。この年は、ZARDも5月19日にアルバム『君がいない』およびシングル『揺れる想い』の同時発売を予定していたが、アルバムはタイトルを『揺れる想い』に変更した上で7月に延期された。
ビーイングでは、御大長戸さんの気まぐれ、チャート対策、タイアップの状況などにより発売日を変更することは珍しくなかった。

アルバムのツアーも控えており、ライブを意識したロックナンバーも散見される。
打ち込みが多かった前作までとは明らかに異なり、バンド色を強めている。
他者からの提供は織田さん曲1曲のみとなっている。
アレンジはロック系のナンバーは明石昌夫さん、スローな曲やブルージーな曲は葉山たけしさんが担当している。
通して聴くとずっしりと聴き応えのある作品ですよ。

時々彼らを伝説のバンドBOOWYの模倣などということを言う人がいる。
確かに森友嵐士のボーカルはヒムロックに影響を受けているだろうとは思うけど、BOOWYほど硬派ではないし、森友さんの書く歌、声はどこか湿り気がある。ヒムロックはクールさのほうが強いと思うんだよね、
曲を聴けば分かるけど、そんなに音楽は寄せてないんだよね。
まあBOOWYも元々はビーイング出身ですし、氷室さん布袋さんは当然のことながら長戸大幸さんと面識があるわけでね。広い意味では弟分みたいなもんですよね。

そして彼らはこの年の師走に、なんと次のオリジナルアルバムを発表しているのです。




個人的評価 ★★★★★★★★☆☆ 8.5