trf 3rd Album
WORLD GROOVE
avex trax / エイベックス
1994年2月9日発売(CD : AVCD-11183)

PRODUCED & ARRANGED BY
TETSUYA KOMURO

except #8 Arranged by TETSUYA KOMURO & COZY
最高1位・97.1万枚

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森林と同化してるけど(笑)ジャケットには全メンバーがいるのよね。

TL

1. WORLD GROOVE 1st. chapter (Forest Ambient)
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1994 Avex Music Publishing, Inc.
ヒーリングっぽいInterludeになっている。物語の始まりを予感させる。こういうの聴くと小室さんとマッキーって決して水と油ではないというか似通ってる部分もある気がする。

2. Feel the CENTURY
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1994 Avex Music Publishing, Inc.
フロア向けのダンスチューン。
ものすごいテンションですね。


3. 寒い夜だから… (SEQ OVER DUB MIX)
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1993 Avex Music Publishing, Inc. & FUJI PACIFIC MUSIC, INC.
1993年12月6日発売の5thシングル。最高8位、67.4万枚。のちにジャケット写真差し替え&丸井TOKYO TASTE Rooms CMソングに決定し。さらに売り上げを積み増した。
収録されている音源は、アルバム用にリアレンジされたもの。オリジナル版の特徴だった切実な冬の寒さと主人公の心の寒さを表現したThe小室サウンドは薄められ、サックスとシンセが強調されている。
小室さんのコーラス『I Miss You×3』はファンならずともハマってしまう不思議な魔力がある。
この曲のヒットで今作は大幅に売り上げを伸ばすことになったと考えられる。


4. CAMILLE CLAUDEL
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1994 Avex Music Publishing, Inc.


5. WORLD GROOVE 2nd. chapter
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1994 Avex Music Publishing, Inc.
世界を繋ぐInterludeです。

6. Waiting Waves (夏の気分を待ちわびて)
(作詞:小室哲哉, YU-KI, KOO作曲:編曲:小室哲哉)
< i>(C) 1994 Avex Music Publishing, Inc.
YU-KI以外がメインで歌う遊びゴコロあふれるレゲエサウンド。
発売当時はおふざけっぽいのがいまいち好きになれなかったのだけど、今は笑って聴ける。


7. Silver and Gold dance(Remix)
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1994 Avex Music Publishing, Inc.
1993年11月21日発売の4thシングル。最高24位、19.8万枚。TRFらしいダンスチューン。

8. Beauty and Beast
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1994 Avex Music Publishing, Inc.


9. 愛がもう少し欲しいよ
(作詞・作曲:小室哲哉・編曲:小室哲哉、久保こーじ)
(C) 1993 Nippon Television Music Corporation & Avex Music Publishing, Inc.
1993年11月21日発売の3rdシングル。最高29位、9.6万枚。日本テレビ系『吉本印天然素材』エンディングテーマ。 ビーイング系を意識したようなタイトルですが、サウンドは小室さんらしいかな。
この曲が『寒い夜だから…』に繋がってる気がする。


10. Winter Grooves
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1993 Avex Music Publishing, Inc.
『Silver and Gold dance』カップリング。
『CRAZY GONNA CRAZY』好きな人なら好きになるかも。


11. WORLD GROOVE 3rd. chapter (Main Message)
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1994 Avex Music Publishing, Inc.
3つのchapterからなるタイトル曲。
『WORLD GROOVE』としてこのトラックのみが扱われることもある。
生きてゆく=グルーヴ、そこにある様々な人々や物事の関係性を織り交ぜながら大きな意味での人生を歌っている。あなたのグルーヴで生きなさい!とでも言ってるかのよう。
シンセ+サックスという小室さんお得意のフォーマット。
同時にエイベックスという会社の飛躍のキックオフを告げるかのような、そこはかとない生命力を感じる。そう今は大手レコード会社に過ぎないエイベックスですが、当時はインディペンデントの雄でしたからね。変わらないものなんてないけれど変わってしまうことは悲しくもある。


11. 私が望むもの…あなたが欲しいもの (Do what you want)
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1994 Avex Music Publishing, Inc.
アルバム『trf』の『DO WHAT YOU WANT』のバッキング・トラックをモチーフにリ・プロダクションした楽曲。
小室さんプロデュースのアルバムでは、バラードやインストで終わることが多いと思うのだけど、この作品もそうなりました。
非常に大人な感じのバラードで、雰囲気のある曲です。


このあと『WORLD GROOVE』のピアノインストゥルメンタルがアウトローとして入っている。


RV



小室さんのエッセイを書き始めるにあたって、色々調べていました。
彼がスーパープロデューサーに昇り詰める過程で絶対に外せないのは何か。
それはやっぱりTRFでしょうね。
小室さんの栄光は、trfの躍進そして新興勢力だったエイベックスの栄光の歴史です。
もうこれは完全にリンクしています。

このアルバムはそんな三者のサクセスストーリーのオープニングテーマとでも言いましょうか。
夢と希望とワクワクとドキドキが詰まっています。
基本はダンスミュージックで、味付けは多彩。
レイヴ、ポップ、テクノ、ジャズ、レゲエ、民族音楽的アプローチまで聴くものを飽きさせない内容。
小室さん全然手抜きしてないよね。改めて聴き直してびっくりしてる。
当時は分からなかった良さみたいなのが発見できました。

シングルとして放った『愛がもう少し欲しいよ』『Silver and Gold dance』がスマッシュヒットとなり、彼らへの注目は高まっていました。
時はビーイング系の天下。そんななか、サビタイトルでジャケットもビーイング風味の『寒い夜だから…』がロングヒットになったことで、アルバム購入へと傾いたリスナーは多かったのでしょう。
見事、初の1位獲得となりました。私もリアタイで買いましたもん。
ボーイッシュなYU-KIのビジュアルも人気でしたね。
個人的にはCHIHARUのキャラが好きなんですけど。

小室さんにとってはセールスで、TMNでは打ち破れなかった大台の70万を超えた作品。
積み増した売り上げがミリオン寸前だったのは悔しかったかも知れません。

そしてこの二ヶ月ちょっと…新聞紙上をTMN終了のニュースが届けられる。




個人的評価 ★★★★★★★★☆☆ 8.5