B'z Compilation Album (Must Album)
B'z The "Mixture"
BERG / BMG FUNHOUSE
(P) 2000 BMG FUNHOUSE & Being.Inc.
2013年6月12日発売(CD : BVCR-14002)
REMASTERING

Produced by TAK MATSUMOTO
Guitars: TAK MATSUMOTO
Vocals.: KOHSHI INABA
最高1位・150万枚

(C) BMG FUNHOUSE / Being




1. だからその手を離して -Mixture style-
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、稲葉浩志)
(C) 1988 Be Kikakushitsu

1988年9月21日発売の1stシングルのニュー・レコーディング。
27thシングル『今夜月が見える丘で』の2nd Beatでもある。
個人的にはギターの音色やアレンジはオリジナルのほうが親しみあるけど、ニュー・レコーディングにより、声が現在に近いから聴きやすいと思う人もいるかも。

Drums: 黒瀬蛙一 / Bass: 満園庄太郎

2. YOU&I -Mixture mix-
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、稲葉浩志)
(C) 1995 Be Kikakushitsu

1995年5月31日発売の16thシングル『ねがい』の2nd Beatのニュー・ミックスです。
やっぱりこの時期は2nd Beatが良いというか、従来のファンが好きそうなものをあえて入れてるって感じます。この曲はすごい好きでよく聴いてたなあ。今以上に稲葉さんの歌詞が独特。というか稲葉さんの歌詞って本人のことなのに第三者目線の描写があるよね。
いなくなってしまえ
憂欝といっしょに
あなたがいなけりゃ
あとは寂しさに耐えればいい
つまらない毎日を 送ればいい


3. OH!GIRL -Mixture style-
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、明石昌夫)
(C) 1989 Be Kikakushitsu

1989年5月21日に発売の2ndアルバム『OFF THE ROCK』(最高33位、60.8万枚)収録曲のニュー・レコーディング。
うん!こういうB'zが好きだった。カーステレオで流れてそうな音楽っていうの?

Drums: 黒瀬蛙一 / Bass: 満園庄太郎 / Synthesizer Programming: Masao Akashi

4. NEVER LET YOU GO -Mixture style-
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、明石昌夫)
(C) 1989 TV Asahi Music Co.,LTD

1989年5月21日に発売の2ndアルバム『OFF THE ROCK』収録曲のニュー・レコーディング。
懐かしいね。B'zのバラードっていうと、イントロにシンセが入ってると名曲だったりして。
声が現在に近いからしっくりくる。

Drums: 山木秀夫 / Bass: 中村キタロー / Synthesizer Programming: Masao Akashi

5. JOY -Mixture mix-
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、明石昌夫)
(C) 1993 Be Kikakushitsu & Nippon Television Music Corporation

1993年3月17日発売の12thシングル『愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない』の2nd Beatのニュー・ミックス。
イントロがTAKって感じだよね。やっぱいいなー。


6. 今でも…今なら…今も… -Mixture style-
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、明石昌夫)
(C) 1990 Be Kikakushitsu

1990年2月21日発売の3rdアルバム『BREAK THROUGH』(最高3位、72.5万枚)収録曲のニュー・レコーディング。B'zっぽくないメロディーが新鮮だったりする。まあでもこういう曲はもう演ることはないだろうね。
Drums: 山木秀夫 / Bass: 中村キタロー / Synthesizer Programming: Masao Akashi

7. 孤独のRunaway -Mixture style-
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、明石昌夫)
(C) 1990 TV Asahi Music Co.,LTD

1991年5月29日発売のミニアルバム『MARS』(最高1位、173.5万枚)収録曲のニュー・レコーディング。オリジナルはビーイングの長戸大幸氏と渡辺プロダクションの渡辺ミキさん共同プロデュース、TAKが楽曲提供をした安宅美春(KIX・S)のギターインストで、舘ひろし、渡哲也主演のテレビ朝日系ドラマ『代表取締役刑事』主題歌。
『愛しい人よGood Night』と共にドラマの制作会社である石原プロモーション傘下の石原音楽出版が音楽出版を保有していたこともあるが、いずれもテレビ朝日ミュージックに譲渡されている。
これは本当に良く聴いてた。古き良きB'z的な。

Drums: 黒瀬蛙一 / Bass: 満園庄太郎 / Synthesizer Programming: Masao Akashi

8. MOVE
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、稲葉浩志)
(C) 1996 Be Kikakushitsu

1996年3月6日に発売の19thシングル『ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜』と両A面。進研ゼミCMソング。

9. 東京 -Mixture mix-
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、明石昌夫、池田大介)
(C) 1995 Be Kikakushitsu

1995年7月7日発売の17thシングル『love me, I love you』の2nd Beatのニュー・ミックス。和を感じさせるTAKのメロディーが東京の賑やかさの裏の儚さを表してるかのよう。
池田大介さんをアレンジャーに迎えただけあってストリングスが効いている。間奏のアコギも染みる。
夢と引き替えに、恋人を捨てた男のどうしようもない心模様を歌う。
そして男は、二人が一番輝いていた『あの日の心』を忘れて夢にのまれてゆく自分を悟る。


10. hole in my heart -Mixture mix-'
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、明石昌夫)
(C) 1994 Be Kikakushitsu

1994年11月21日に発売の10thシングル『MOTEL』の2nd Beatのニュー・ミックス。
これも従来からのファンに寄せたB'zフォーマットだね。


11. KARA・KARA -Mixture mix-
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、明石昌夫)
(C) 1993 Be Kikakushitsu

1993年6月2日発売の13thシングル『裸足の女神』の2nd Beatのニュー・ミックス。ギターのフレーズはやはり従来からのファンの心をくすぐるものにしている。

12. FUSHIDARA 100%
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、稲葉浩志、池田大介)
(C) 1995 Be Kikakushitsu

1995年10月11日発売の18thシングル『LOVE PHANTOM』の2nd Beatをオリジナル収録。
これは表題曲と正反対のやりたいことをやりました!ハードロック。


13. ビリビリ -Mixture mix-
(作詞:稲葉浩作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、稲葉浩志、徳永暁人)
(C) 1997 Be Kikakushitsu

1997年10月8日発売の23rdシングル『Liar! Liah!』の2nd Beatのニュー・ミックス。
徳永さんがアレンジに加わり、若干時代が戻ったかも。


14. Hi
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、稲葉浩志)
(C) 1998 TV Asahi Music Co.,LTD & Be Kikakushitsu

1998年4月8日発売の24thシングル『さまよえる蒼い弾丸』の2nd Beatです。

15. The Wild Wind
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、稲葉浩志)
(C) 1998 Be Kikakushitsu

1998年7月8日発売の25thシングル『HOME』の2nd Beatです。映画 不夜城 主題歌。

16. あなたならかまわない
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、稲葉浩志、徳永暁人)
(C) 2000 Be Kikakushitsu

初収録の未発表曲。90年代のB'zを彷彿とさせる。
Drums: 山木秀夫 / Bass & Synthesizer Programming: Akihito Tokunaga
Organ: 小野塚晃 from DIMENSION





最初で最後の(?)マストアルバム

このアルバムはベストアルバムの部類に数えられる内容です。それまで発表した作品をリアレンジしたもの、2nd Beat(カップリング)やそれらのミックス違いでの収録です。
必ずしも出す必要があったかは微妙ですが、出さなからばならないものだったことは確かです。
B'zがデビューから数年所属していたBMGビクター(現在のアリオラジャパン)が1997年にB'zやビーイングに許可なく勝手にリリースした非公認コンピレーション『Flash Back』に関してビーイングは強硬な姿勢を見せた。
そんな非公認のものをチャートで1位にしてはなるものか!とばかりに、ZARDのベストを発売して1位を阻止した。
とはいえ、BMGビクターとしては原盤を持つ者とのとしての当然の権利で出しているわけで、出そうと思えば手を替え品を替えいくらでも出すことはできただろう。
そこは両者が大人になって問題解決の道を探ったのではないだろうか。

BMGにビーイング専用レーベルBERG(氷山)を設置して、DEENを移籍させた。その後、大葉るか、七緒香なども同レーベルからリリースし、雪解けに向かい始める。
今作はその流れの中でのリリースだと考えられる。おそらく、『これ出してあげるからもう勝手に出さないでね』みたいな感じの契約を締結しているのではないでしょうか。

売り上げはさすがB'z!ミリオンを超えており、BMGに一定の恩を売った形になりました。BERGレーベルはその後消滅しましたが、B'z関連をBMG(アリオラ)が勝手にリリースすることはありません。
3rdアルバムまではいまだアリオラに原盤がありますし、アリオラでいうと山下達郎さんの例を見ても原盤を手放すことはまずないでしょう。
しかもソニーに組み込まれたので、さらに難しくなりました。ソニーは原盤を売ることは絶対にないからです。たとえ売れてないものでも売らないという方針です。
ビーイングはDEENの初期の原盤をソニーに丸ごと貸したりして、B'zの初期の音源は借り受ける形で収録を行なっています。
そろそろ。ビーイング主導でリマスター、カタログ化でもすればいいのに。もちろん発売はアリオラでね。

というわけでこの作品の意味はわかっていただけたと思います。ビーイングとBMGの原盤取り扱いに関する手打ちのアイテムです。

さて、長い前置き失礼いたしました。
アルバムの感想を書いていきたいと思います。
基本的に2nd Beat(B'zはカップリングのことをそう名付けている)のベストなんですね。今回ミックスしたものはMixture mixとされています。そのままオリジナル収録してるものもあります。
その合間に初期の曲のリアレンジしたものをMixture styleとして収録しています。ボーカル録り直ししてるので新たな原盤発生してますね。

2nd Beatの多くは95年頃からのものになっており、選曲自体はいまいちピンときません。
とはいえ、1st Beatがハードロック化してゆく過程の95年頃からの2nd Beatはファン向けに配慮されているのか、アンチテーゼなのか…非常にわかりやすい曲を出していたので、なかなかの聞き応えになっています。
『YOU&I』や『hole in my heart』なんかは初期からのファンは喜んだんじゃないかな?
B'zの場合、ちゃんとした2nd Beatのベストはまだ出してないので、いずれ出して欲しいかも。

個人的評価:★★★★★★★★★☆ 9