MANISH 2nd Studio Album
INDIVIDUAL
ZAIN RECORDS
Distributed by PIONEER LDC→J-DISC
1994年10月24日発売(CD : ZACL 1005)

ma2

Produced by B・M・F
Sound Produced by Masao Akashi
Excecutive Producer : Masao Yoshida (TV Asahi Music Co.,LTD.)
Special Thanks to Yoshiroh Hosono (Stardust Promotion)
最高5位・27.3万枚

TL

1. だけど止められない
(作詞:高橋美鈴・作曲:西本麻里・編曲:明石昌夫)
(C) 1993 TV Asahi Music Co.,LTD. & Be Kikakushitsu

1993年11月3日発売の6thシングル。最高11位、7.4万枚。テレビ朝日系放送『秩父宮賜杯 第25回全日本大学駅伝対抗選手権大会』テーマ曲。
MANISHの二人がタッグで書いた初の表題曲。記載はないが、イントロのシンセ、ドラムの音色が異なっているのでアルバム・ミックスだと思われる。たしかボーカルも録り直ししてたような気がする。
両A面の『いつでも いまでも いつかは』(作詞:高原裕枝・作曲:西本麻里・編曲:明石昌夫)は『complete of MANISH at the BEING studio』に収録された。


2. 走り出せLonely Night
(作詞:高橋美鈴・作曲:栗林誠一郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1994 TV Asahi Music Co.,LTD. & Be Kikakushitsu

1994年8月10日発売の9thシングル。最高12位、7.3万枚。テレビ朝日系『ビートたけしのTVタックル』エンディングテーマ。
コーラスは作曲者でもある栗林誠一郎さん。
うねるビートがB'zっぽいカップリング『涙見せたくない』(作詞:高橋美鈴・作曲:西本麻里・編曲:明石昌夫)はカッコいいんだけどアルバム未収録。


3. 明日のStory
(作詞:高橋美鈴、井上留美子・作曲:西本麻里・編曲:明石昌夫)
(C) 1994 TV Asahi Music Co.,LTD. & Be Kikakushitsu

1994年5月25日発売の8thシングル。最高15位、8.1万枚。テレビ朝日系『JリーグA GO GO!!』タイアップ。

4. ゆずれない瞬間(とき)
(作詞:高橋美鈴・作曲:栗林誠一郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1994 Be Kikakushitsu & TV Asahi Music Co.,LTD.

アルバム発売時のプロモーションではリード曲として扱われ、ミュージックビデオも制作されている。栗林誠一郎さん作曲なので、DEENの『いつか きっと…』なんかと同じでシングルになってもおかしくないクオリティーのアルバム曲になっています。
美鈴さんはママになっているのでしょうかね?そして子供たちに話して聞かせることができたのでしょうか。
いつか子供達に 話して聞かせよう
ママの生き方 現在を彷徨うGypsy


5. MY BOY
(作詞:高橋美鈴・作曲:西本麻里・編曲:明石昌夫)
(C) 1994 TV Asahi Music Co.,LTD. & Be Kikakushitsu

アルバム向けの新曲。
ちょっとB'zっぽいなぁと思った。栗林誠一郎コーラス。


6. もう誰の目も気にしない
(作詞:小田佳奈子・作曲:西本麻里・編曲:明石昌夫)
(C) 1994 Be Kikakushitsu & TV Asahi Music Co.,LTD.

1994年1月10日発売の7thシングル。最高5位、20.2万枚。中谷美紀出演の明治アメリカンチップスCMソング。
初のトップ5ヒットはキーボード西本麻里作曲のバラード。
カップリングの『Oh! My Life』(作詞:高橋美鈴:作曲:西本麻里・編曲:明石昌夫)はアルバム未収録。


7. 眠らない街に流されて
(作詞:大黒摩季・作曲:織田哲郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1993 TV Asahi Music Co.,LTD. & Be Kikakushitsu

1993年7月28日発売の5thシングル。最高11位、11.8万枚。テレビ朝日系『ネオ・ドラマ』主題歌。
ぶっ壊れのイントロからオーケストラルヒット全開で、ビーイングを象徴するサウンドになっている。
織田哲郎も大黒摩季もカバーしていない。
カップリング『Will』(作詞:高橋美鈴・作曲:西本麻里:編曲:明石昌夫)は『MANISH BEST Escalation』に収録された。


8. 君が欲しい 全部欲しい
(作詞:大黒摩季・作曲:織田哲郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1993 NICHION,INC.

1993年6月2日発売の4thシングル。最高14位、8.5万枚。TBS系『COUNT DOWN TV』オープニングテーマ。
織田哲郎が提供した曲。とはいえ、織田曲だから極端に売り上げが高いという現象は彼女たちにはなく、西本麻里曲とさほど変わらない水準であることが判る。
織田哲郎も大黒摩季もカバーしていない。サックスはかつお。
カップリング『Love Me All The Time』(作詞:井上留美子・作曲:西本麻里・編曲:明石昌夫)はアルバム未収録。


9. いつでも君に会いたかった
(作詞:小田佳奈子・作曲:西本麻里・編曲:明石昌夫)
(C) 1994 Be Kikakushitsu & TV Asahi Music Co.,LTD.

アルバム収録の新曲3曲のうち、個人的に一番のお気に入りだった曲。
ここまで重い哀愁のある曲はなかったと思うので、そのせつない感触に引き込まれていきました。
加工された声も雰囲気を醸し出している。


10. ずっと見つめていたかった
(作詞:小田佳奈子・作曲:西本麻里・編曲:明石昌夫)
(C) 1994 Be Kikakushitsu & TV Asahi Music Co.,LTD.

『明日のStory』カップリング。
シングルで聴いた時からカップリングにしておくのは、もったいないほどの出来だなと思っていたのでアルバムに収録されるのは当然だと思った。
シンフォニックなのに盛り上がる力強いアレンジがバラードであることを忘れさせる。コーラスは栗林誠一郎さんによるもの。


11. eternal
(作詞:井上留美子・作曲:西本麻里・編曲:明石昌夫)
(C) 1994 Be Kikakushitsu & TV Asahi Music Co.,LTD.

別離れた恋人に何があっても輝いていて、と切々と歌うバラード。
感情を込めた高橋美鈴の歌唱が胸に迫る。短期間で本当に上手になっていると思う。
明石さんのドラムプログラミングもツボを得てるというかドラマティックに演出してくれていて最高。
ラストの英語、コーラスの一部はおそらく大黒摩季さんによるものだと思われる。


RV

前作『Manish』発表後、精力的にシングルを発表していた彼女たちだったが、この2ndアルバムはじっくりと時間をかけて制作されたという。
既発の曲が多い分、新曲は絞られることとなり、まさに厳選された3曲という感じだ。
この時の未発表曲が何曲もあることが判明しており、うち2曲『明日に向かって』『夢の飛行機』はビーイングが企画したベストアルバムで陽の目を見ている。

シングル表題曲が7曲入っていて、カップリングが1曲入ったのでほぼベストアルバム状態なのでアルバムだけ手にした人には美味しい一枚だとは思うが、個人的にはシングルを全部買ってたので新曲の少なさにがっかりしたものです。
救いだったのは新曲3曲が期待を裏切らない出来だったことですね。

10代から20代に入り急成長を見せた高橋美鈴のボーカル能力が際立つ。個人的に好きな女性ボーカルのスタイルはいくつかあるけれど、彼女もその中の一つに分類されます。
特に彼女は声量があるし高音が無理せず苦しくなく出せるから聴いていて突き抜けるというか、心地良い。
次のアルバムではもっと磨き上げられていて驚かされます。

この作品で特筆すべきはキーボードの西本麻里の作曲が11曲のうち7曲に達している点。
本人もインタビューで『曲は次々とできる』と話していたので、充実していた時期だったのではないでしょうか。
高橋美鈴も前作より多く作詞を担当し、メンバーそれぞれがアーティストとしての骨格が出来上がった作品と言えるのではないだろうか。
CRYSTAL.WARSでデビューした井上留美子の豪快なコーラスも随所で聴くことができる。

【未発表曲】
サヨナラはまだ言わない(作詞:向井玲子・作曲:西本麻里)
星になれる夜(作詞:高原裕枝・作曲:西本麻里)
気ままにDear My Friend(作詞:高橋美鈴・作曲:西本麻里)
夢の飛行機(作詞:高原裕枝・作曲:西本麻里)※のちにCD化
明日に向かって(作詞:井上留美子・作曲:西本麻里)※のちにCD化

u個人的評価:★★★★★★★★★☆ 9




Guest Musicians
Chorus:大黒摩季、生沢佑一、栗林誠一郎
Keyboards:小野塚晃
Sax:勝田一樹

Additional Musicians
Chorus:牧穂エミ、岩切玲子、大森絹子、井上留美子、高原裕枝
All Guitars:鈴木英俊

未収録、カップリング
Love Me All The Time
Will
だけど止められない (Single Version)
いつでも いまでも いつかは
Oh! My Life
涙見せたくない