THE FLIPPER'S GUITAR 2nd Studio Album
CAMERA TALK
felicity / ビー・エス・シー
2006年8月25日発売(CD : MTCD-1070)復刻オリジナル・アートワーク&帯封入
REMASTERING & 3 Bonus Tracks
(P)2006 POLYSTAR CO.,LTD. (リマスタリング・エンジニア:高山徹)
▼カタログ
・オリジナル:1990年6月6日発売(CD : PSCR-1008 / CT : PSTR-1008)ポリスター
最高6位・4.5万枚
・レコード:1991年12月25日発売(LP : PSJR-9002)ポリスター
・再発売:1993年9月1日発売(CD : PSCR-5047)ポリスター
・リマスター:2010年1月27日発売(SHM-CD : PSCR-9272)ポリスター(ボーナスなし)
・デジタル配信:ポリスター(内容はMTCD-1070=今作と同じ)

Written & Arranged by
DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION
are KEIGO OYAMADA music
and KENJI OZAWA all words, music
最高37位・8189枚

1. 恋とマシンガン - Young, Alive in Love
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 NICHION,INC. a TBS group
1990年5月5日発売の2ndシングル。最高17位、11.2万枚。
TBS系ドラマ『予備校ブギ』主題歌。後年に日産自動車マーチCMソング。
彼らの代表曲として知られている。1960年代のイタリア映画『黄金の七人- Sette uomini d'oro』のOSTの曲のオマージュらしい。
2. カメラ!カメラ!カメラ! - Camera! Camera! Camera!
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
テクノ、エレクトロ風の軽めのサウンドが新鮮でした。サビが頭の中にこびりつくメロディーなので要注意!(^ ^)
1990年9月25日にら3rdシングルとして別のアレンジでシングルカットされている。その音源はこの版&配信版のボーナストラックとして収録されている。
3. クールなスパイでぶっとばせ - Cool Spy On a Hot Car
(作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 3-D Corporation Ltd.
インストゥルメンタル。スパイ映画で流れてきそうなスリリングなある曲です。
シングル『カメラ!カメラ!カメラ!』のカップリングにLive Versionが収録されている。
4. ラテンでレッツ・ラブまたは1990サマー・ビューティー計画 - Summer Beauty 1990
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 FUJI PACIFIC MUSIC,INC.
ジャジーなボサノヴァな感じ。声が…!カヒミカリィの男版みたい。
サウンド自体はトレンディードラマのBGMとかになってても違和感なさそうですね。Claudine Longetという女性シンガーのWho Needs Youの影響らしい。
5. バスルームで髪を切る100の方法 - Haircut 100
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
『恋とマシンガン』カップリング。
彼らってこういうギターポップも持ち味のひとつなんですね。
6. 青春はいちどだけ - Colour Field
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
ノスタルジーな風合い。ボーカルがなくてもバッキングだけでも聴いていたくなる。日本においてネオアコの影響を受けているアーティストといえばフリッパーズなのだそうだ。『恋とマシンガン』だけしか知らない僕は『?』だったんだけど、これを聴くとああそうかと思う。
7. ビッグ・バッド・ビンゴ - Big Bad Bingo
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 3-D Corporation Ltd.
僕が抱く『渋谷系』のイメージに近い脱力系。
ワビサビのあるメロディーも耳に残るけど、バッキングのリズムがフワフワさせてくれる。ずっと聴いていたいホーンセクションが曲にファンクな奥行きを与えている。小山田曲だけど好き。
この曲にリミックスを施したものが『ビッグ・バッド・ディスコ -Big Bad Disco-』としてシングル『カメラ!カメラ!カメラ!』のカップリングに収録されている。そのバージョンのバッキングが小室哲哉風味だったのがとっても面白い。だってリミックスとしてカップリングに入るような感じのサウンドを小室さんはシングルの表題にしちゃってたんだもの。
8. ワイルド・サマー / ビートでゴーゴー - Wild Wild Summer
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 FUJI PACIFIC MUSIC,INC.
スカパラっぽい。パルコバザール(古い?)のCMなんかで流れてきそうな感じ。
9. 偶然のナイフ・エッジ・カレス - Knife Edge Caress
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
またまたギターポップ。…独り言風味の歌詞が良いね。
10. 南へ急ごう - Southbound Excursion
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOU CORPORATION)
(C) 1990 NICHION,INC.
1960年代のイタリア映画『黄金の七人- Sette uomini d'oro』のOSTの曲の間奏のコーラスをモチーフにしているといわれている。後半唐突にジャズみたいになる。
11. 午前3時のオプ - 3 a.m. OP
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
ピチカートファイブみたいだなと思った。
12. 全ての言葉はさよなら - Camera full of kisses
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
若干ピチカートファイブっぽいよね。渋谷系だ。
昔、付き合ってた人がmixi日記のタイトルに使っていた。きっと彼の好きな曲なんだろうと思う。
僕も好きになったよ。アルバムの中で一番か二番目かに好きかな。オザケン曲だそう。
La la la....とフェードアウトして曲が終わったかなと思ったら、静かに『青春は一度だけ』のイントロのフレーズがこだまするかのように戻ってきてフェードアウトして、La la la....とフェードインして、再びフェードアウトしてゆく。
終わってほしくない時間があったとして、それが続かないことを分かっているが故に感じる刹那さ、切なさってあると思う。決してそんな素振りは見せないんだけどね、顔で笑って心で泣く、みたいな心境。儚くて、激しくて、いとおしくて『若さ』『青さ』にそっくりだよね。そうそれは決して取り戻せない時間。
THE HIT PARADEのYou Didn't Love Me Thenの影響があるといわれているそう。
13. カメラ!カメラ!カメラ!(ギター・ポップ・ヴァージョン)- Camera! Camera! Camera! (Guitar Pop Version)
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
ボーナストラック。1990年9月25日に発売の3rdシングル。最高43位、1.0万枚。
その名の通り別アレンジバージョン。
14. ラブ・アンド・ドリームふたたび - Love And Dreams Are Back
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
ボーナストラック。始まりのギターからUKの匂いがプンプンしています。
L↔︎Rっていうバンドいたじゃないですか?なんかあれっぽいなと思った。
15. クラウディー - Cloudy (Is My Sunny Mood)
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
ボーナストラック。フォーク?ハワイアン?よくわかんないけど、ユーミンにもこんなアレンジの曲があった気がする。Dan Hicksという歌手への敬愛が感じられる。

僕の中の『渋谷系』のイメージって、よく言えばお洒落、別の言い方をすればファッション感覚で音楽をやってるアーティスト、それらのファンの人達の妙な選民意識がちょっと鼻に付くという印象でした。あくまで個人的な印象ですからね。
有名どころはピチカートファイブとかカヒミカリィ、カジヒデキとかですよね。
まあでも『渋谷系』といっても、90年代の『バンドブームイカ天』『ビーイング系』『TKファミリーおよびエイベックス勢』『R&B歌姫ブーム』のように特徴的なジャンルとしての盛り上がりではなく、ラベルみたいなもので個々のアーティストの音楽性は実は幅が広く、特定の音楽ジャンルにカテゴリーすることは出来ない気もしますが。
信藤三雄さんのデザインを使ってる人も多かったみたいですね。じゃあユーミンは『渋谷系』なのか?そういうことではありませんよね。でも信藤さんを使っておけばアーティスティックに、オサレに見えるので御用達になったのかなと。
『渋谷系』って生産者にも宣伝担当者にも消費者にも都合の良い言葉だったのかなと思います。
フリッパーズ・ギターは、しばしばそんな『渋谷系』の系譜の走りとして語られています。
『予備校ブギ』を観てたので『恋とマシンガン』は知っていましたよ。そのイメージしかなかったけど。
オザケンがいたユニットだったというのも後々知ったくらい彼等を知りませんでした。
先日アップした美里とか千里に夢中でしたから、基本的に興味なかったのです。(苦笑)
でもオザケンのソロというか小沢健二さんの音楽には釣られました。
フリッパーズ・ギターについて調べていると、個人的に引っかかることがありました。
『なるほど』『こういうことだったのか』『ここから取ったのね』
…勝手に謎解きをしたような気分になって聴いてみたくなったんです。
彼が本当に愛したであろう作品を聴いてみたいと。ただそれだけが動機なんです。
フリッパーズさんはとにかく『恋とマシンガン』の印象が強すぎました。先入観って危険だなあと思いましたよ。
そっか、そっか。こういう世界が好きなんだね。
付き合ってる時、カラオケ行ったよね。
ミスチル、トライセラ、堂島の合間にフリッパーズも歌ってたりしたのかな?…人が歌った曲を全部記憶してるわけじゃないし…思い出せなかった。あ、でもカジヒデキは歌ってたかも?!
彼は本当に『渋谷系』好きだったんだろうな。音楽の話もいっぱいできたかもなぁ。
全ての言葉はさよなら。
そうそう、誕生日おめでとう🎉それが言いたかった。4合わせだから幸せ。
個人的評価:★★★★★★★★★☆ 9
CAMERA TALK
felicity / ビー・エス・シー
2006年8月25日発売(CD : MTCD-1070)復刻オリジナル・アートワーク&帯封入
REMASTERING & 3 Bonus Tracks
(P)2006 POLYSTAR CO.,LTD. (リマスタリング・エンジニア:高山徹)
▼カタログ
・オリジナル:1990年6月6日発売(CD : PSCR-1008 / CT : PSTR-1008)ポリスター
最高6位・4.5万枚
・レコード:1991年12月25日発売(LP : PSJR-9002)ポリスター
・再発売:1993年9月1日発売(CD : PSCR-5047)ポリスター
・リマスター:2010年1月27日発売(SHM-CD : PSCR-9272)ポリスター(ボーナスなし)
・デジタル配信:ポリスター(内容はMTCD-1070=今作と同じ)

Written & Arranged by
DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION
are KEIGO OYAMADA music
and KENJI OZAWA all words, music
最高37位・8189枚

1. 恋とマシンガン - Young, Alive in Love
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 NICHION,INC. a TBS group
1990年5月5日発売の2ndシングル。最高17位、11.2万枚。
TBS系ドラマ『予備校ブギ』主題歌。後年に日産自動車マーチCMソング。
彼らの代表曲として知られている。1960年代のイタリア映画『黄金の七人- Sette uomini d'oro』のOSTの曲のオマージュらしい。
2. カメラ!カメラ!カメラ! - Camera! Camera! Camera!
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
テクノ、エレクトロ風の軽めのサウンドが新鮮でした。サビが頭の中にこびりつくメロディーなので要注意!(^ ^)
1990年9月25日にら3rdシングルとして別のアレンジでシングルカットされている。その音源はこの版&配信版のボーナストラックとして収録されている。
本当のこと何も言わないで別れた
レンズ放り投げて そして全て終わるはずさ
3. クールなスパイでぶっとばせ - Cool Spy On a Hot Car
(作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 3-D Corporation Ltd.
インストゥルメンタル。スパイ映画で流れてきそうなスリリングなある曲です。
シングル『カメラ!カメラ!カメラ!』のカップリングにLive Versionが収録されている。
4. ラテンでレッツ・ラブまたは1990サマー・ビューティー計画 - Summer Beauty 1990
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 FUJI PACIFIC MUSIC,INC.
ジャジーなボサノヴァな感じ。声が…!カヒミカリィの男版みたい。
サウンド自体はトレンディードラマのBGMとかになってても違和感なさそうですね。Claudine Longetという女性シンガーのWho Needs Youの影響らしい。
5. バスルームで髪を切る100の方法 - Haircut 100
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
『恋とマシンガン』カップリング。
彼らってこういうギターポップも持ち味のひとつなんですね。
6. 青春はいちどだけ - Colour Field
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
ノスタルジーな風合い。ボーカルがなくてもバッキングだけでも聴いていたくなる。日本においてネオアコの影響を受けているアーティストといえばフリッパーズなのだそうだ。『恋とマシンガン』だけしか知らない僕は『?』だったんだけど、これを聴くとああそうかと思う。
7. ビッグ・バッド・ビンゴ - Big Bad Bingo
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 3-D Corporation Ltd.
僕が抱く『渋谷系』のイメージに近い脱力系。
ワビサビのあるメロディーも耳に残るけど、バッキングのリズムがフワフワさせてくれる。ずっと聴いていたいホーンセクションが曲にファンクな奥行きを与えている。小山田曲だけど好き。
この曲にリミックスを施したものが『ビッグ・バッド・ディスコ -Big Bad Disco-』としてシングル『カメラ!カメラ!カメラ!』のカップリングに収録されている。そのバージョンのバッキングが小室哲哉風味だったのがとっても面白い。だってリミックスとしてカップリングに入るような感じのサウンドを小室さんはシングルの表題にしちゃってたんだもの。
8. ワイルド・サマー / ビートでゴーゴー - Wild Wild Summer
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 FUJI PACIFIC MUSIC,INC.
スカパラっぽい。パルコバザール(古い?)のCMなんかで流れてきそうな感じ。
9. 偶然のナイフ・エッジ・カレス - Knife Edge Caress
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
またまたギターポップ。…独り言風味の歌詞が良いね。
10. 南へ急ごう - Southbound Excursion
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOU CORPORATION)
(C) 1990 NICHION,INC.
1960年代のイタリア映画『黄金の七人- Sette uomini d'oro』のOSTの曲の間奏のコーラスをモチーフにしているといわれている。後半唐突にジャズみたいになる。
11. 午前3時のオプ - 3 a.m. OP
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
ピチカートファイブみたいだなと思った。
12. 全ての言葉はさよなら - Camera full of kisses
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
若干ピチカートファイブっぽいよね。渋谷系だ。
昔、付き合ってた人がmixi日記のタイトルに使っていた。きっと彼の好きな曲なんだろうと思う。
僕も好きになったよ。アルバムの中で一番か二番目かに好きかな。オザケン曲だそう。
La la la....とフェードアウトして曲が終わったかなと思ったら、静かに『青春は一度だけ』のイントロのフレーズがこだまするかのように戻ってきてフェードアウトして、La la la....とフェードインして、再びフェードアウトしてゆく。
終わってほしくない時間があったとして、それが続かないことを分かっているが故に感じる刹那さ、切なさってあると思う。決してそんな素振りは見せないんだけどね、顔で笑って心で泣く、みたいな心境。儚くて、激しくて、いとおしくて『若さ』『青さ』にそっくりだよね。そうそれは決して取り戻せない時間。
THE HIT PARADEのYou Didn't Love Me Thenの影響があるといわれているそう。
ごらんよ幾つもの噂話 この世界に広がる
思いっきり僕たちは キスを投げてさよならする
さよならする さよならをする!
13. カメラ!カメラ!カメラ!(ギター・ポップ・ヴァージョン)- Camera! Camera! Camera! (Guitar Pop Version)
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
ボーナストラック。1990年9月25日に発売の3rdシングル。最高43位、1.0万枚。
その名の通り別アレンジバージョン。
14. ラブ・アンド・ドリームふたたび - Love And Dreams Are Back
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
ボーナストラック。始まりのギターからUKの匂いがプンプンしています。
L↔︎Rっていうバンドいたじゃないですか?なんかあれっぽいなと思った。
15. クラウディー - Cloudy (Is My Sunny Mood)
(作詞:作曲:編曲:DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION)
(C) 1990 YOUNG JAPAN GROUP
ボーナストラック。フォーク?ハワイアン?よくわかんないけど、ユーミンにもこんなアレンジの曲があった気がする。Dan Hicksという歌手への敬愛が感じられる。

僕の中の『渋谷系』のイメージって、よく言えばお洒落、別の言い方をすればファッション感覚で音楽をやってるアーティスト、それらのファンの人達の妙な選民意識がちょっと鼻に付くという印象でした。あくまで個人的な印象ですからね。
有名どころはピチカートファイブとかカヒミカリィ、カジヒデキとかですよね。
まあでも『渋谷系』といっても、90年代の『バンドブームイカ天』『ビーイング系』『TKファミリーおよびエイベックス勢』『R&B歌姫ブーム』のように特徴的なジャンルとしての盛り上がりではなく、ラベルみたいなもので個々のアーティストの音楽性は実は幅が広く、特定の音楽ジャンルにカテゴリーすることは出来ない気もしますが。
信藤三雄さんのデザインを使ってる人も多かったみたいですね。じゃあユーミンは『渋谷系』なのか?そういうことではありませんよね。でも信藤さんを使っておけばアーティスティックに、オサレに見えるので御用達になったのかなと。
『渋谷系』って生産者にも宣伝担当者にも消費者にも都合の良い言葉だったのかなと思います。
フリッパーズ・ギターは、しばしばそんな『渋谷系』の系譜の走りとして語られています。
『予備校ブギ』を観てたので『恋とマシンガン』は知っていましたよ。そのイメージしかなかったけど。
オザケンがいたユニットだったというのも後々知ったくらい彼等を知りませんでした。
先日アップした美里とか千里に夢中でしたから、基本的に興味なかったのです。(苦笑)
でもオザケンのソロというか小沢健二さんの音楽には釣られました。
フリッパーズ・ギターについて調べていると、個人的に引っかかることがありました。
『なるほど』『こういうことだったのか』『ここから取ったのね』
…勝手に謎解きをしたような気分になって聴いてみたくなったんです。
彼が本当に愛したであろう作品を聴いてみたいと。ただそれだけが動機なんです。
フリッパーズさんはとにかく『恋とマシンガン』の印象が強すぎました。先入観って危険だなあと思いましたよ。
そっか、そっか。こういう世界が好きなんだね。
付き合ってる時、カラオケ行ったよね。
ミスチル、トライセラ、堂島の合間にフリッパーズも歌ってたりしたのかな?…人が歌った曲を全部記憶してるわけじゃないし…思い出せなかった。あ、でもカジヒデキは歌ってたかも?!
彼は本当に『渋谷系』好きだったんだろうな。音楽の話もいっぱいできたかもなぁ。
全ての言葉はさよなら。
そうそう、誕生日おめでとう🎉それが言いたかった。4合わせだから幸せ。
個人的評価:★★★★★★★★★☆ 9