小松未歩 2nd Studio Album
小松未歩 2nd 〜未来〜
Amemura O-town Record / Spoonful OSAKA, JAPAN.
MARKETED BY ZAIN RECORDS,INC. TOKYO, JAPAN. a Being Group
1998年12月19日発売(CD: AOCS-1003)

komatsu2

Produced by ROCKAKU
最高3位・60万枚

TL

1. 未来
(作詞:作曲:小松未歩・編曲:古井弘人)
(C) 1998 GIZA MUSIC, INC.

実質的なタイトル曲。
ロッカー・バラッド風のオケの上を温もり溢れる歌詞と対比するかのように人工的な声が踊る。


2. anybody's game
(作詞:作曲:小松未歩・編曲:古井弘人)
(C) 1998 GIZA MUSIC, INC.

1998年3月18日発売の4thシングル。最高9位、9.8万枚。初期小松未歩の十八番!ビート感のあるダンサブルなナンバー。アレンジの古井弘人は90年代にDEEN作品のアレンジで名を挙げ、プロデューサーの目に留まりビーイング大阪の主要アレンジャーになってゆき、GARNET CROWの音の魔術師として人気を博した。
コナン向けに作ったのかな?みたいな印象。
今日で地球が爆発したって
一番近くにいれる二人でいたいな


3. チャンス
(作詞:作曲:小松未歩・編曲:古井弘人)
(C) 1998 FUJI PACIFIC MUSIC,INC. & GIZA MUSIC,INC.

1998年8月19日発売の5thシングル。最高3位、14.1万枚。フジテレビ系『めざましテレビ』オープニングテーマ。初期タイトルは『曇りのち晴れ』だった。
小松未歩としては唯一のワンコインの500円シングル。
ワープして 覗きたい 20世紀の結末を
女神が微笑むなら 身構えない


4. 氷の上に立つように
(作詞:作曲:小松未歩・編曲:古井弘人)
(C) 1998 YOMIURI TV ENTERPRISES

1998年10月14日発売の6thシングル。最高5位、16.2万枚。読売テレビ系アニメーション『名探偵コナン』エンディングテーマ。
シングルが続きます。

その日 一日を悔やみたくないから
きっと友達だって残し 地球を旅立つの


5. 手ごたえのない愛
(作詞:作曲:小松未歩・編曲:古井弘人)
(C) 1998 NICHION, INC.

DEENのシングル表題曲として提供した楽曲のセルフカバー。
この曲は本家のほうが100倍良いかな。


6. あなたのリズム
(作詞:作曲:小松未歩・編曲:古井弘人)
(C) 1998 GIZA MUSIC, INC.

『チャンス』もだけど、オケが軽くならないようにするため効果的にギターを鳴らしている。ガレージロックの影響を感じる。

7. 1万メートルの景色
(作詞:作曲:小松未歩・編曲:古井弘人)
(C) 1998 GIZA MUSIC, INC.

読売テレビ 鳥人間コンテスト98テーマソング。仮タイトルは『空』だった。

8. 涙
(作詞:作曲:小松未歩・編曲:古井弘人)
(C) 1998 GIZA MUSIC, INC.

1stの時のボーカルに近い少し可愛げのある歌唱。

9. 静けさの後
(作詞:作曲:小松未歩・編曲:古井弘人)
(C) 1998 GIZA MUSIC,INC.

抑揚の少ない流れるようなメロディーが心地良い。

10. 願い事ひとつだけ
(作詞:作曲:小松未歩・編曲:古井弘人)
(C) 1998 YOMIURI TV ENTERPRISE

3rdシングル。最高8位、29.4万枚。読売テレビ系アニメーション『名探偵コナン』エンディングテーマ。
どうして二人は出会ったの?
こんなに淋しい夕陽を見るなんて


11. Deep Emotion
(作詞:作曲:小松未歩・編曲:古井弘人)
(C) 1998 GIZA MUSIC INC.

憎むより、穏やかにただ想う。どこまでも深い感情、感動、葛藤を超える激情。
味のあるギターとピアノを主体にした本格的なバラッド。
今は会えない それでも笑顔は見える
心の奥深く 届くありがとう


RV

 

前年、1stアルバムがスマッシュヒットし、シンガーソングライター小松未歩の知名度は上がった。
立て続けにタイアップ曲を量産し、ヒットさせたことで今作への期待も自ずと高まった。
結果として前作の倍を売り上げることを達成、ビーイング大阪に新たな活気を与えた。
小松未歩の成功が、長戸プロデューサーのやる気を復活させ、その後のGIZA studioや倉木麻衣の発掘への原動力になったと考えられている。

長戸氏自身がインタビューにて、『全部捨てて京都に隠居した』と語っていたように、東京から離れていた長戸大幸プロデューサー。
彼が、ROCKAKU(ロック悪)として再びレコードのプロデュースを担当し、小松未歩がヒットしたことで、本格的にやる気を取り戻し、その後のGIZA studio・倉木麻衣の流れが出来たことから、ビーインググループにおいて救世主的なアーティストとして受け入れられてもいた。
オリジナルアルバムを何枚も出すことができたのも、頷ける気がする。

構成は分かりやすくダンサブルでポップなシングルの隙間に、ちょっとクセのあるメロディーの曲を持ってきたり、グランジロックを感じさせる渋めのサウンドが彩る。
とても聴きやすく、まとまりのある佳作です。
個人的にはこのあとの3rdアルバムが大好きですが、セールス的にはこの作品がピークとなっている。

個人的評価:★★★★★★★★★⭐︎ 9


 

1stアルバムはこちら!