関ゆみ子 1st Studio Album
TOO MANY DREAMS
air RECORDS
BMGビクター株式会社(現 アリオラジャパン)
1990年7月4日発売(CD: BVCR-7)

Produced by DAIKOH NAGATO (BEING)
最高94位・2240枚

1. ゆめいっぱい
(作詞:亜蘭知子・作曲:編曲:織田哲郎)
(C) 1990 NIPPON ANIMATION CO., LTD.
1990年4月21日発売の1stシングル。最高50位、8.3万枚。フジテレビ系アニメーション『ちびまる子ちゃん』オープニングテーマ。(初代)
古くからの『ちびまる子ちゃん』ファンは、やはりこの曲は特別と思い入れがあるとか。
B.B.Queensが『おどるポンポコリン』のカップリングでカバーしており、リリースはあちらが先になっている。
2020年、再レコーディングしておりその音源がRakuten母の日のCMでオンエアされている。
2. Welcome Me
(作詞:作曲:関ゆみ子・編曲:寺尾広)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
サビの転調が心地良い正統派バラード。意外に情熱的な歌唱もできる人なのね。
3. Dear Homecoming Queen
(作詞:作曲:関ゆみ子・編曲:明石昌夫)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
歌詞は学習院大学文学部英米文学科卒業の才媛である彼女ならではの視点で描かれている。
4. This Song's For You
(作詞:関ゆみ子・作曲:稗島寿太郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
TUBEの女版とも思えるサウンドが爽やかなポップチューン。
1993年に彼女が中心メンバーとして結成した高学歴ユニットBeaches(ビーチーズ)のサウンドの原型を感じる。Beachesでは瀬木佑未子として全ての楽曲を作曲した。
5. もどれない夏
(作詞:関ゆみ子・作曲:鈴木康志・編曲:葉山たけし)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
しっとりジャズの香り漂うメロウな楽曲。
6. 電車
(作詞:作曲:関ゆみ子・編曲:大堀薫)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
恋する女性の普遍的な気持ちを軽やかなサウンドに乗せて歌う。
個人的にベストソングですね。何度も聴いてますよ。
7. Love You Truly
(作詞:関ゆみ子・作曲:清岡千穂・編曲:大堀薫)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
ドラゴンボールZの『CHA-LA HEAD-CHA-LA』を作曲したことでも知られる清岡千穂(宝仙明伽音)作曲によるバラード。
学習院大学文学部英米文学科卒業の彼女。この曲はサビが全編英語で構成されています。
『Stay by my side』というフレーズは、のちに後輩にあたる倉木麻衣が2000年に使っていましたね。
後輩ユニットMi-keのアルバムでは英語曲のカバーの作詞や楽曲提供など、上り調子のビーイングの原動力だった一人です。
8. Kiss In The Mystery
(作詞:作曲:関ゆみ子・編曲:寺尾広)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
珍しくマイナーチューン。
9. Hey! Wonderland
(作詞:作曲:関ゆみ子・編曲:明石昌夫)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
メルヘンな歌詞の世界と派手なアレンジが心地よいポップナンバー。
10. もう おやすみなさい
(作詞:作曲:関ゆみ子・編曲:大堀薫)
(C) 1990 NIPPON ANIMATION CO., LTD.
シングル『ゆめいっぱい』のカップリング曲。
デビューの頃より作詞、作曲の才能を認められていたんでしょうね。
いつまでも聴いていたくなるようなバラードです。
Beachesにも『はじめて』という美メロバラードがあります。

いわゆる、のちのビーイング系の女性シンガー関ゆみ子さんの1stアルバムです。
1990年ということでまだビーイング系のブームは起こっていないそんな時期のアーティスト。
デビュー曲はアニメ『ちびまる子ちゃん』のオープニングテーマ曲としてオンエアされ、アニメファンにはこの曲こそが真の『ちびまる子ちゃん』オープニング曲だと言わしめる名曲である。
不幸にも、エンディングテーマだった『おどるポンポコリン』の影に隠れてしまい余り注目はされませんでした。
宣伝文句の『素顔の音楽できました』は言い得て妙です。まさにナチュラルな女性アーティストといえるでしょう。イメージとしては今井美樹とかそのへんなのかな?…
ビーイングの後輩にあたるZARDと学園祭ライブで共演したことがあるという貴重な人でもあります。
歌詞は女性の普遍的な想いがベースにあり、サウンドはビーイングといえば的な耳なじみの良い風合いのものが多い。
俗に言う良質なポップスが並んでいますが、発声がめちゃ綺麗なので歌が上手く聞こえます。
プロデュース陣の念頭には、リゾートミュージックとかそういう路線もあったのかも知れません。
のちに関さんは、Beaches(ビーチーズ)というリゾート系の高学歴ユニットをやったりしていますし。
デビュー曲は『いますぐ夏へ連れ去って…』(発売元 バップ、レーベルB-VAP)というリゾート感がある曲でした。
全体を通して非常に聴きやすい、作り込まれた作品です。
B.B.Queensもそうですが、ビーイング全盛期前のアーティストというのは少し損をしてる。タイミング的なものがあるのでしかたないんだけどね。
だけど人知れず消えてゆく音楽になるには勿体無い作品なので今回取り上げました。
2ndアルバムは関有美子として一枚発表、瀬木佑未子として楽曲提供やBeachesの活動を展開。
その後、有馬ゆみこになりナレーター、キャスター、帽子作家などジャンルにとらわれないナチュラルな人生を歩んでいる。
2020年に織田哲郎が明らかにしたのだが、彼女と織田哲郎は従兄弟なのだという。
▶︎関ゆみ子の現在=有馬ゆみこ
YUMIKO.A Twitter
ご本人更新です
http://un-qua.com/
帽子工房のホームページにリンクします
現在は廃盤となっており、中古で流通しているのは1990年のもの。
ビーイングに原盤がある場合、旧譜をリマスターして単品でカタログ化することはなかなか難しい。ボックスみたいなのは稀にやるけど、単品でのカタログ化には熱心ではない会社です。
B'zやZARDでもアルバム単品はやってませんね。(B'zの場合は初期の数枚があちらに原盤があるという事情もある)
でもこのアルバムはアリオラ(ソニー・ミュージックレーベルズ)さんに原盤があるので、リクエスト次第ではリマスター、Blu-spec CD2化が可能かもしれません。
▶︎リクエストする
ソニー・ミュージックマーケティング オーダーメイドファクトリー
関ゆみ子 TOO MANY DREAMS と書いてください。
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https://www.sonymusicshop.jp/secure/omf1/requReg.php?site=S
個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8.5
2020年5月18日更新
TOO MANY DREAMS
air RECORDS
BMGビクター株式会社(現 アリオラジャパン)
1990年7月4日発売(CD: BVCR-7)

Produced by DAIKOH NAGATO (BEING)
最高94位・2240枚

1. ゆめいっぱい
(作詞:亜蘭知子・作曲:編曲:織田哲郎)
(C) 1990 NIPPON ANIMATION CO., LTD.
1990年4月21日発売の1stシングル。最高50位、8.3万枚。フジテレビ系アニメーション『ちびまる子ちゃん』オープニングテーマ。(初代)
古くからの『ちびまる子ちゃん』ファンは、やはりこの曲は特別と思い入れがあるとか。
B.B.Queensが『おどるポンポコリン』のカップリングでカバーしており、リリースはあちらが先になっている。
2020年、再レコーディングしておりその音源がRakuten母の日のCMでオンエアされている。
2. Welcome Me
(作詞:作曲:関ゆみ子・編曲:寺尾広)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
サビの転調が心地良い正統派バラード。意外に情熱的な歌唱もできる人なのね。
3. Dear Homecoming Queen
(作詞:作曲:関ゆみ子・編曲:明石昌夫)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
歌詞は学習院大学文学部英米文学科卒業の才媛である彼女ならではの視点で描かれている。
4. This Song's For You
(作詞:関ゆみ子・作曲:稗島寿太郎・編曲:明石昌夫)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
TUBEの女版とも思えるサウンドが爽やかなポップチューン。
1993年に彼女が中心メンバーとして結成した高学歴ユニットBeaches(ビーチーズ)のサウンドの原型を感じる。Beachesでは瀬木佑未子として全ての楽曲を作曲した。
5. もどれない夏
(作詞:関ゆみ子・作曲:鈴木康志・編曲:葉山たけし)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
しっとりジャズの香り漂うメロウな楽曲。
6. 電車
(作詞:作曲:関ゆみ子・編曲:大堀薫)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
恋する女性の普遍的な気持ちを軽やかなサウンドに乗せて歌う。
個人的にベストソングですね。何度も聴いてますよ。
7. Love You Truly
(作詞:関ゆみ子・作曲:清岡千穂・編曲:大堀薫)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
ドラゴンボールZの『CHA-LA HEAD-CHA-LA』を作曲したことでも知られる清岡千穂(宝仙明伽音)作曲によるバラード。
学習院大学文学部英米文学科卒業の彼女。この曲はサビが全編英語で構成されています。
『Stay by my side』というフレーズは、のちに後輩にあたる倉木麻衣が2000年に使っていましたね。
後輩ユニットMi-keのアルバムでは英語曲のカバーの作詞や楽曲提供など、上り調子のビーイングの原動力だった一人です。
8. Kiss In The Mystery
(作詞:作曲:関ゆみ子・編曲:寺尾広)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
珍しくマイナーチューン。
9. Hey! Wonderland
(作詞:作曲:関ゆみ子・編曲:明石昌夫)
(C) 1990 Be Kikakushitsu
メルヘンな歌詞の世界と派手なアレンジが心地よいポップナンバー。
10. もう おやすみなさい
(作詞:作曲:関ゆみ子・編曲:大堀薫)
(C) 1990 NIPPON ANIMATION CO., LTD.
シングル『ゆめいっぱい』のカップリング曲。
デビューの頃より作詞、作曲の才能を認められていたんでしょうね。
いつまでも聴いていたくなるようなバラードです。
Beachesにも『はじめて』という美メロバラードがあります。

いわゆる、のちのビーイング系の女性シンガー関ゆみ子さんの1stアルバムです。
1990年ということでまだビーイング系のブームは起こっていないそんな時期のアーティスト。
デビュー曲はアニメ『ちびまる子ちゃん』のオープニングテーマ曲としてオンエアされ、アニメファンにはこの曲こそが真の『ちびまる子ちゃん』オープニング曲だと言わしめる名曲である。
不幸にも、エンディングテーマだった『おどるポンポコリン』の影に隠れてしまい余り注目はされませんでした。
宣伝文句の『素顔の音楽できました』は言い得て妙です。まさにナチュラルな女性アーティストといえるでしょう。イメージとしては今井美樹とかそのへんなのかな?…
ビーイングの後輩にあたるZARDと学園祭ライブで共演したことがあるという貴重な人でもあります。
歌詞は女性の普遍的な想いがベースにあり、サウンドはビーイングといえば的な耳なじみの良い風合いのものが多い。
俗に言う良質なポップスが並んでいますが、発声がめちゃ綺麗なので歌が上手く聞こえます。
プロデュース陣の念頭には、リゾートミュージックとかそういう路線もあったのかも知れません。
のちに関さんは、Beaches(ビーチーズ)というリゾート系の高学歴ユニットをやったりしていますし。
デビュー曲は『いますぐ夏へ連れ去って…』(発売元 バップ、レーベルB-VAP)というリゾート感がある曲でした。
全体を通して非常に聴きやすい、作り込まれた作品です。
B.B.Queensもそうですが、ビーイング全盛期前のアーティストというのは少し損をしてる。タイミング的なものがあるのでしかたないんだけどね。
だけど人知れず消えてゆく音楽になるには勿体無い作品なので今回取り上げました。
2ndアルバムは関有美子として一枚発表、瀬木佑未子として楽曲提供やBeachesの活動を展開。
その後、有馬ゆみこになりナレーター、キャスター、帽子作家などジャンルにとらわれないナチュラルな人生を歩んでいる。
2020年に織田哲郎が明らかにしたのだが、彼女と織田哲郎は従兄弟なのだという。
▶︎関ゆみ子の現在=有馬ゆみこ
YUMIKO.A Twitter
ご本人更新です
http://un-qua.com/
帽子工房のホームページにリンクします
現在は廃盤となっており、中古で流通しているのは1990年のもの。
ビーイングに原盤がある場合、旧譜をリマスターして単品でカタログ化することはなかなか難しい。ボックスみたいなのは稀にやるけど、単品でのカタログ化には熱心ではない会社です。
B'zやZARDでもアルバム単品はやってませんね。(B'zの場合は初期の数枚があちらに原盤があるという事情もある)
でもこのアルバムはアリオラ(ソニー・ミュージックレーベルズ)さんに原盤があるので、リクエスト次第ではリマスター、Blu-spec CD2化が可能かもしれません。
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関ゆみ子 TOO MANY DREAMS と書いてください。
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個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8.5
2020年5月18日更新