PAMELAH 1st Studio Album
Truth
B-C (B-Columbia)
日本コロムビア株式会社
1995年12月21日発売(CD: COCA-13067)

pml1

Produced by B・M・F
最高7位・21.9万枚

TL

1. キレイになんか愛せない
(作詞:水原由貴・作曲:編曲:小澤正澄)
(C) 1995 TV Asahi Music Co.,LTD & Be Kikakushitsu

1995年11月8日発売の3rdシングル。最高31位、4.3万枚。
イントロのピアノの音色を打ち消すかのようにブレイクしてサビに入ってゆく。構成が大黒摩季の『DA・KA・RA』がよぎったが、メロディーで大黒摩季の『チョット』がよぎるというオタク殺しの1曲。(笑)
うねるギターとシンセの絡まり合いが最高。
1995年11月17日にミュージックステーションに出演。


2. CANDLE
(作詞:水原由貴・作曲:編曲:小澤正澄)
(C) 1995 Be Kikakushitsu

アプローチとしては彼らの王道。うねるギターと小悪魔チックな水原の声、コーラスが完璧に混ざり合っている。
ダンサブルなテイストもあるにはあるんだけど、エイベックスぽくならないように(?)あえてロック風味に仕上げている。


3. Rainy Night
(作詞:水原由貴・作曲:編曲:小澤正澄)
(C) 1995 Be Kikakushitsu

PAMELAHの曲としては『静』の部類に位置付けられるミディアムナンバー。
ハードな曲が続き、このあともそうなので良いアクセントになっている。


4. Best Chance
(作詞:水原由貴・作曲:編曲:小澤正澄)
(C) 1995 TV Asahi Music Co.,LTD & Be Kikakushitsu

スピード感があるロックチューン。
イメージとしてREBECCAの香りもする。


5. 終わらない恋
(作詞:水原由貴・作曲:編曲:小澤正澄)
(C) 1995 TV Asahi Music Co.,LTD & Be Kikakushitsu

PAMELAHとしては初のバラードになるのかな。
主張するギターがなければ、他のビーイング アーティストの曲としても利用できそう。


6. LOOKING FOR THE TRUTH
(作詞:黒澤摩璃子・作曲:編曲:小澤正澄)
(C) 1995 TV Asahi Music Co.,LTD & Be Kikakushitsu

1995年2月21日発売の1stシングル。最高26位、13.3万枚。
有線で火が点いてデビュー曲ながらスマッシュヒットを記録!1995年3月10日にミュージックステーションにも出演。
ダンサブルなビートに激しく絡まるギター!まさに彼らの真骨頂。
風刺を利かせた歌詞が展開されるが、せめて愛だけは信じたいというオチとなっている。歌詞を書いたのはビーイング がプロデュースした高学歴ユニットBeachesで活動したMariko Kurosawa(京都大学)である。
ちなみにBeachesは、瀬木佑未子(ちびまる子ちゃんのオープニング曲の関ゆみ子)は学習院大学、高田万由子は東京大学という3人構成だった。
“環境問題"唱えてた
アイツが「ポイ捨て」するわけ無い
きっと 私の見間違い
“男女同権"を叫んでた
彼女が水割り作ってるはず無い
そうよ タダの噂


7. I FEEL DOWN
(作詞:水原由貴・作曲:編曲:小澤正澄)
(C) 1995 TV Asahi Music Co.,LTD & Be Kikakushitsu

1995年7月26日発売の2ndシングル。最高30位、10.8万枚。
デビュー曲に続きスマッシュヒットとなった。
1995年8月4日にミュージックステーションに出演。
誰でも 良かったのよ
淋しさが 紛れるのなら
閉じた瞳の奥に あなた映してた…


8. 忘れたいのに
(作詞:水原由貴・作曲:編曲:小澤正澄)
(C) 1995 Be Kikakushitsu

アップテンポなロックチューン。
後半になるに従い、よりハードになる。


9. stay cool
(作詞:水原由貴・作曲:編曲:小澤正澄)
(C) 1995 Be Kikakushitsu

悲哀感漂うバラード。
だから あなたが離れても
私責めはしないわ
涙出る程に人を好きになれた…
それでいいの…


10. Dream Again
(作詞:黒澤摩璃子・作曲:編曲:小澤正澄)
(C) 1995 Be Kikakushitsu

『キレイになんか愛せない』カップリング。ビーイングって感じのポップ・ロックチューン。


▶︎▶︎未収録となったシングル収録曲

1. DON'T CRY ANYMORE
(作詞:水原由貴・作曲:編曲:小澤正澄)
(C) 1995 Be Kikakushitsu

『LOOKING FOR THE TRUTH』カップリング。アルバム未収録。
とても出来が良い曲なのでアルバム未収録というのが信じられない。


2. Shooting Star
(作詞:水原由貴・作曲:編曲:小澤正澄)
(C) 1995 Be Kikakushitsu

『 I FEEL DOWN』カップリング。のちにベストアルバム『HIT COLLECTION -CONFIDENCE-』に収録された。
PAMELAHの曲でもこんなにキュートなのは無い気がする。


RV



PAMELAHはボーカル水原由貴、ギター小澤正澄による2人組。
いわゆるビーイング系なアーティストですが、織田哲郎や栗林誠一郎といった作家から一切提供を受けていない稀有なユニットです。

ギターの小澤はビーイングの自社オーディション出身の生え抜きで、デビュー前にZARDやWANDSの初期の作品に参加している。
PAMELAHにおいては、作曲・アレンジ・プログラミングまで全て小澤が担当した。現在もビーイング に所属し、ミュージシャンとして活動している。
2012年にSKE48に提供したシングル表題曲『アイシテラブル』の作曲、編曲が有名だが、彼の最大ヒットは1995年にZARDに作曲提供したシングル表題曲『愛が見えない』である。

ボーカル&作詞の水原由貴はライブ・バーKENTO'Sで音楽関係者にスカウトされたという。2nd以降全ての作詞を担当しているが、その世界観は時に過激で大胆でビーイング系の女性シンガーの中では異彩を放っていた。

1992年頃に沸き起こったビーイング系ブームが下火となり、小室哲哉&エイベックス連合軍のブームが本格化してゆくそんな時期に彼らはデビューした。

時はダンスミュージック全盛の時代。
PAMELAHがこだわったのは、流行のダンサブルなビートは味付けとして用いるものの、決してそのまま迎合することなく、激しいギターとズドンというロックなスネアにこだわった。
このアルバムでもそれは頑ななまでに貫かれています。
エイベックスは類似ユニットFAVORITE BLUEを送り出しているが、これはどちらかというとZARD風なんだよね。(笑)ほんと面白い。

PAMELAHはテレビ朝日ミュージックがバックアップしていたため、ほとんどのタイアップはテレビ朝日でしたし、今作収録のシングル表題曲全てでミュージックステーションに出演していました。
メガヒットの時代なので、チャート成績という面では目立ちませんでしたが、セールスは安定していたと思います。

PAMELAHは死ぬほど聴きました。(これは本当)
上京直前に買った3rdアルバムは永遠の名盤として心の奥のイノセントなところに置いてあります。(近々取り上げます)

…やっぱり水原由貴の歌詞が良かった!
強気で、弱気で、前向きで、後ろ向きで…
このアルバム『Truth』はPAMELAHとは?そんな名刺代わりの作品です。


個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8