古内東子 Best Album
誰より好きなのに 〜25th Anniversary BEST〜[Disc 1]
GT music / Sony Music Direct (Japan) Inc.
2018年11月21日発売 (3 Blu-spec CD2: MHCL 30564/5/6)

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最高82位・897枚

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Disc 1|Disc 2Disc 3

1. はやくいそいで
(作詞:作曲:古内東子・編曲:田辺恵二)
(C) 1993 NICHION,INC.
1993年2月21日発売の1stシングル。MBS『地球ZIGZAG』テーマ曲。

2. SLOW DOWN
(作詞:作曲:古内東子・編曲:田辺恵二)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc..
1996年発売の1stアルバム『Distance』より。

3. 逢いたいから
(作詞:作曲:古内東子・編曲:遠藤亮)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
1993年10月21日発売の2ndシングル。MBS JTドラマBOX『デザートはあなた』挿入歌。カップリング『こたえないで』

4. キッスの手前
(作詞:作曲:古内東子・編曲:遠藤亮)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
1993年発売の2ndアルバム『Distance』より。

5. Distance (Remix)
(作詞:作曲:古内東子・編曲:遠藤亮)
(C) 1993 NHK Publishing, Inc. TVMAN UNION, INC.
1994年4月21日発売。2ndアルバム『Distance』(最高75位、1.0万枚)からのリカット。

6. うそつき
(作詞:作曲:古内東子・編曲:木原龍太郎)
(C) 1994 TV TOKYO Music Inc.
1994年7月1日発売の4thシングル。カップリング『あなたのためにできること』

7. Peach Melba
(作詞:作曲:古内東子・編曲:木原龍太郎)
(C) 1994 Sony Music Artists Inc.
3rd Al 『Hug』(最高46位、3.4万枚)より。

8. Lighter
(作詞:作曲:古内東子・編曲:古内東子、遠藤亮)
(C) 1994 Sony Music Artists Inc.
3rdアルバム『Hug』より。

9. 幸せの形 (Single Version)
(作詞:作曲:古内東子・編曲:古内東子、遠藤亮)
(C) 1995 Sony Music Artists Inc.
『歩き続けよう』カップリング、4th Al『Strength』には別アレンジver.を収録。

10. 朝
(作詞:作曲:古内東子・編曲:Michael Colina)
Produced & Arrangement by Michael Colina
(C) 1995 Sony Music Artists Inc.
1995年5月21日発売の4th Al『Strength』(最高17位、7.7万枚)より。

11. 歩き続けよう (Album Version)
(作詞:作曲:古内東子・編曲:Michael Colina)
Produced & Arrangement by Michael Colina
(C) 1995 Sony Music Artists Inc.
1995年4月21日発売の5thシングル。

12. 誰より好きなのに (Single Mix)
(作詞:作曲:古内東子・編曲:小松秀行)
(C) 1996 Yomiuri Tv Enterprise
1996年5月22日発売の7thシングル。最高35位、19.4万枚。読売テレビ・日本テレビ系列ドラマ『俺たちに気をつけろ』挿入歌。翌月21日発売の5th Al 『Hourglass』のヒットを引き寄せた曲。

13. いつかきっと
(作詞:作曲:古内東子・編曲:小松秀行)
(C) 1996 Sony Music Artists Inc.
1996年7月21日発売の8thシングル『かわいくなりたい』カップリング。

14. 心を全部くれるまで
(作詞:作曲:古内東子・編曲:James Gadson)
(C) 1996 Sony Music Artists Inc.
1996年6月21日発売の5th Al 『Hourglass』(最高10位、34.6万枚)より。

15. 星空
(作詞:作曲:古内東子・編曲:小松秀行)
(C) 1996 Sony Music Artists Inc.
1996年6月21日発売の5th Al 『Hourglass』より。

RV

 

古内東子デビュー25周年を記念して発売されたベストアルバム。
選曲は本人だそうです。デビューしたSony Records時代のものが多いですが、ポニーキャニオン、エイベックス時代の音源もオリジナルで収録されているので、形式的にはオールタイムベストかなと。

東子ちゃんは、90年代に『TOKO 〜best selection〜』という自身選曲によるベストを出していて、今回とかなり被っています。ブレが少ないので、間違いなく本人が選んでるということでしょうね。

さて、Disc 1です。
デビューから初期の全く売れてない時期と、シングル『誰より好きなのに』を契機に急激に売り上げを伸ばしていったブレイク期の代表的な楽曲を網羅しており、古内東子ワールドを美味しく感じ取ることができます。

大学在学中にデビューした彼女ですが、若くしてこんなにもお洒落で、大人なサウンドを演っていたなんて少しびっくりしてしまいます。

とにかく渋いです。この感じは好き嫌いが分かれるかも知れませんね。
おしゃれに敏感な丸の内のOLのBGMって感じ。
ORIGINAL LOVE出身の木原龍太郎さん、小松秀行さんをそれぞれサウンドプロデューサーに起用しているので、渋谷系のテイストも否応なく混ざりこんでいます。
だからガールポップ全盛の時代のアーティストではあるんだけど、渋谷系っていうほうがしっくりくるかもしれない。ポップではないもの。
アルバム『Strength』ではプロデューサーにマイケル・コリーナ氏を迎え、本物の音楽を聴く層にもアピールしており、極上のAORサウンドを堪能できる。

カフェというより、インターコンチネンタルとかシティホテルのラウンジとかバーが似合いそうな音楽。
基本的な質感はエバーグリーンだと思います。


 

個人的評価 ★★★★★★★★★☆ 9