Mr.Children 10th Studio Album
IT'S A WONDERFUL WORLD
TOY'S FACTORY / (P)&(C)烏龍舎
2002年5月10日発売(CD : TFCC-86106)

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Art Direction:Mitsuo Shindo

Produced by Takeshi Kobayashi & Mr.Children
最高1位・約122.8万枚

TL

1. overture
(作曲:小林武史・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2002 Oorong-Sha Co., Ltd.

アルバムの幕開けを飾るストリングスによるインスト。『蘇生』とほぼ繋がっている。

2. 蘇生
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2002 Oorong-Sha Co., Ltd.

これ…シングルかと思ってたなぁ。
アサヒ飲料 缶コーヒー WONDA CMソング。


3. Dear wonderful world
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2002 Oorong-Sha Co., Ltd.

タイトル曲『It's a wonderful world』のメロディーと歌詞が歌われる。

4. one two three
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2002 Oorong-Sha Co., Ltd.



5. 渇いたKiss
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2002 Oorong-Sha Co., Ltd.

しっとり渋いアダルトなサウンド。

6. youthful days
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2001 Oorong-Sha Co., Ltd.

2001年11月7日発売の21stシングル。最高1位、69.9万枚。
フジテレビ系ドラマ『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』主題歌。


7. ファスナー
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2002 Oorong-Sha Co., Ltd.

元彼がよくカラオケで歌っていた。
なので僕も歌えるほど覚えてしまっている。(笑)


8. Bird Cage
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2002 Oorong-Sha Co., Ltd.

ミスチルってバンドだったんだ、と思い出させてくれる。
Salyuの世界観にも近いような気もするし、やっぱり小林武史だよねぇって感じ。


9. LOVE はじめました
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2002 Oorong-Sha Co., Ltd.

デジタルな質感が、今度はバンドだっけ?と思わせられる。
アルバム発売告知のスポットCMでもオンエアされた。


10. UFO
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2002 Oorong-Sha Co., Ltd.

疾走感のあるアレンジが突き抜けるようなサビを期待させるものの、キャッチャーはサビをあえて設けていないのか、突き抜けたいのにBメロ寸止め状態。これわざとだよね。(笑)
のような状態。突き抜けるサビが欲しい!…とても好きなんだけどね。


11. Drawing
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2001 Oorong-Sha Co., Ltd.

シングル『youthful days』カップリング。
熱唱系じゃない桜井さんのバラードは、とても心地良い。アレンジもお家芸!鉄板ですなぁ。
2003年に日本テレビ系ドラマ『幸福の王子』主題歌に起用されている。


12. 君が好き
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2002 Oorong-Sha Co., Ltd.

2002年1月1日発売の22ndシングル。最高1位・51.3万枚。
ミスチル定番のバラード。


13. いつでも微笑みを
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2002 Oorong-Sha Co., Ltd.

これも元彼がよくカラオケで歌っていた曲なので、よく知ってました。
口笛の部分、合わせて吹きたくなっちゃいます。
平和な感じがほっこりします。
小林武史のアレンジはやっぱり危険すぎる。(良い意味で)
2007年、損保ジャパンCMソングに起用。


14. 優しい歌
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2001 Oorong-Sha Co., Ltd.

2001年8月22日発売の20thシングル。最高1位・47.7万枚。
アサヒ飲料 缶コーヒー WONDA CMソング。
前妻との間にもうけた娘のために書かれた曲と言われている。なんでも優歌さんという名前らしい。
とても愛に溢れた歌。


14. It's a wonderful world
(作詞:作曲:桜井和寿・編曲:小林武史 & Mr.Children)
(C) 2008 Oorong-Sha Co., Ltd.

ボーカルより演奏が強調されているタイトルナンバー。

RV



10枚目のオリジナル・アルバム。
1993年のブレイク以降、順調にビッグセールスを継続してきた彼ら。
ライターでボーカルの桜井和寿の才能と、それを最大限に活かすプロデューサーでアレンジャーの小林武史。
このコラボレーションが絶頂の頃でしょうか。

自分達のやりたいことの間に、ファンが求める耳なじみの良いポップやロックをシングルにして餌にしています。
ミスチルは、そのさじ加減が絶妙なんですよね。
アーティストによっては、ブレイクするとやりたいことだけ、やってしまう人もいて、ファンが取り残されることがあるような気がします。

今回、シングルにもなっている『君が好き』や『youthful days』あたりは、ファンの心を撃ち抜いたことでしょう。
『蘇生』や『Drawing』もやばいですね。
曲数が多いのは、自分達のやりたいものと、ファンが期待するであろう路線を混ぜた結果かなと思ったり。

やっぱりアレンジに救われてる部分が多い気がします。小林武史、認めざるを得ない。
とても聴き応えがある傑作なんではないでしょうか。
個人的には『UFO』と『いつでも微笑みを』が大好きです。
次作は『シフクノオト』です。

個人的評価:★★★★★★★★★☆ 9


(C) DJM
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