松任谷由実 26th Studio Album
THE DANCING SUN
TOSHIBA EMI / EXPRESS
1994年11月10日発売(CD : TOCT-8600)

▼カタログ
品番違い:2013年10月2日発売(CD : TYCT-69056)ユニバーサルミュージック

dasun

Produced by Masataka Matsutoya
最高1位・217.2万枚

TL

1. Sign of the Time
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1994 KIRARA MUSIC PUBLISHER

オリエンタルなアレンジが耳に残る。
こういうカッコいい歌も悪くないですね。


2. 砂の惑星
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1994 NICHION,INC.

先行シングル『命の花』のカップリングのはずでしたが、諸般の事情により発売が見送られたのでアルバムに収録された。そのような経緯と、過去の慣例から収録されたバージョンはアルバムミックスの可能性が高く、シングル収録用のバージョンもあったと思われる。
TBS系ドラマ『私の運命』主題歌。


3. Good-bye friend
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1993 KIRARA MUSIC PUBLISHER

シングル『Hello, my friend』の原曲。同シングルのカップリングに収録された。
テレビドラマの主題歌としてオファーを受け書き下ろしたが、フジテレビの当時のプロデューサー亀山千広から『わかりやすくしてほしい』と注文が入った。
正隆氏は、感情的になったといい、由実さんに書かなくても良いと伝えたが、由実さんは意地で書き上げたという。
そのような経緯から、サビのメロディーはどちらも同じ。
これがあのドラマの主題歌になっていたら、若者の支持を獲得することは難しかったかもしれない。


4. Bye bye boy
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1994 KIRARA MUSIC PUBLISHER

バブル期の由実さんを思い出させる。
Aメロがサビに埋もれない曲を作るのが本当に上手。


5. GET AWAY
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1994 KIRARA MUSIC PUBLISHER

ゴージャスなイントロで始まるポップチューン。シングルにしても良かったくらい出来が良い。
キリン ラガービールCMソング。


6. Hello, my friend
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1993 KIRARA MUSIC PUBLISHER & FUJI PACIFIC MUSIC,INC.

フジテレビ系ドラマ『君といた夏』主題歌、24thシングル。
『Good-bye, friend』がダメ出しされ、由実さんが意地で書いたのがこの曲。
夏の日の淡い記憶をたどる叙情的な作風と世代を問わないエバーグリーンな質感が、幅広い世代に支持された。最高1位、135.7万枚。
結果として、松任谷由実2枚目のミリオンシングルとなり、このアルバムの売上に大きく寄与したといえよう。
亀山プロデューサーのダメ出しがあったからこその名曲誕生、それは確かだ。


7. RIVER
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1994 KIRARA MUSIC PUBLISHER

ギターを効果的にフィーチャーしたロックチューン。


8. Lonesome Cowboy
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1994 KIRARA MUSIC PUBLISHER

カウボーイを題材に、その孤独を渋く歌う。
偶然にもこの年、槇原敬之さんが同タイトルの曲をアルバムで発表していた。


9. Oh Juliet
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1994 KIRARA MUSIC PUBLISHER

これも90年代の由実さんのお得意な感じですよね。
アレンジが心地よくて歌詞が耳に入ってこない。


10. 春よ、来い
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1994 NHK Publishing Inc. & KIRARA MUSIC PUBLISHER

1994年10月24日発売の25thシングル、ワンコインシングルとして発売され最高1位、売上116.4万枚。
NHK朝の連続ドラマ小説『春よ、来い』(橋田壽賀子 脚本作品)主題歌として1年間、お茶の間に親しまれた。


RV

45周年記念ベスト、2018年4月発売!
ユーミンの自身が選曲した名曲集

初回特典映像あり 左;Blu-ray、右;DVD



26枚目のスタジオアルバム。
先行シングル『Hello, my friend』『春よ、来い』がいずれもミリオンセラーとなり、ヒットする下地はできていました。できていたけど、ダブルミリオンを記録!
ユーミンとして、最高売上のオリジナルアルバムとなりました。

これ以降は、98年のベストアルバムを除いて、アルバムの売り上げは下がっていきます。
次作『KATHMANDU』では約80万枚減らし、その次の『Cowgirl Dreamin'』も約50万枚減らし、さらに『スユアの波』では約30万枚減らしています。

太陽に想いを寄せた今作が松任谷由実バブルの、最後の爆発になりました。
時代も流れ、テレビやCDが娯楽の中心にいた頃は既に終わっています。
それでも由実さんは新しいアルバムを作り続ける。
それは燃え尽きない、というプライドなのではないだろうか。

個人的評価:★★★★★★★★★☆ 9


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次作は『KATHMANDU』です。

松任谷由実特集はこちら!