華原朋美 1st Album
LOVE BRACE(ラヴ・ブレス)
ORUMOK RECORDS
発売元:販売元:PIONEER LDC,INC.
1996年6月3日発売(CD : PICX-1004)
Produced by Tetsuya Komuro
All Songs Composition by tetsuya komuro
Vocal : tomomi kahala and tetsuya komuro
最高1位・257.1万枚
1. LOVE BRACE [overture]
(作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
アルバムの幕開けを告げる、ストリングスによるインストゥルメンタル。
まるで映画のイントロダクションのように荘厳なストリングスが、雑踏の喧騒に変化して次の曲へと繋がってゆく。
2. Just a real love night
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
雑踏の喧騒のSEをかき消す華原朋美の産声(ヴォーカル)。
それはまるでシンデレラ華原朋美の誕生をストリートに宣言しているかのよう。
そしてストーリーはアクセルを踏み込んでゆく。
この曲はアルバムのリード曲的に扱われており、歌番組でも披露している。勢いがあるのでシングルでも良かったかな。
DDIポケット(現 ワイモバイル)CMソング。というタイアップ付きであった。ちなみにベストアルバム『kahala complitaion』ではイントロがカットされたver.が収録された。
3. keep yourself alive [more rock]
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1995 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
1995年9月8日発売のデビューシングル。日本ORACLE CMソング。最高9位、37万枚。
収録されている音源は、アルバム用にリアレンジされ、オリジナル版の特徴だったシンセがうなる近未来的なアレンジからギターをフィーチャーしロック色を濃くしたアレンジになっている。
4. Living on...!
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
ファンキーなハウスサウンドにのせて、シンデレラストーリーを歩き始めた自分を歌う。
小室さんの古巣Epic/Sony Recordsのドリカムがヒットしていたからか、『決戦は金曜日』を持ち出し(笑)『毎日が勝負だとも言ってほしい』と遊びゴコロのある歌詞になっている。
5. I BELIEVE [album earth mix]
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1995 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
1995年10月11日発売の2ndシングル。ミナミスポーツ CMソング。最高4位、102.8万枚。
アルバム収録にあたって、リアレンジされており、オリジナルとはかなり違っている。
非常にクールに仕上がっているこちらも悪くはないけれど、シングルのけたたましいシンセ音が恋しくなる。
6. summer visit
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
イントロが1分くらいあって、かつてカラオケでは歌うのを躊躇したことがある。(笑)前奏飛ばし機能は使いたくないし…
いわゆる朋ちゃんって感じの、夏の訪れを歌ったキュートな曲。小室さんのコーラスも元気ですよね。
7. MOONLIGHT
(作詞:小室哲哉&華原朋美・作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
ピアノに乗せてSweetsに歌う朋ちゃんとTK(^^)
4thシングル『LOVE BRACE』のカップリング曲としてリカットされている。
8. I'm proud [full version]
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
1996年3月6日発売の3rdシングル。TBC東京ビューティセンターCMソング。最高2位、139万枚。
華原朋美の代表曲といえばこの曲だろう。
シングルとアレンジはほぼ同じみたいだけど、後半に歌詞が追加され、フル・バージョンとなっている。
ストリングスを導入した壮大なバラードではあるものの、大胆に絡ませたデジタルのリズムが躍動感を与え、ただのバラードで終わっていない。そしてこのフォーマットは幾多のアーティストの楽曲に影響を与えたと考えられる。
小室哲哉さん、泰葉の元旦那さんのインタビューで、お墓に1曲刻めるとしたら?との質問に、この曲を選んだそうです。
9. Somebody loves you
(作詞・作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
キュートな『朋ちゃん』の典型ソング。
彼女は声に表情があるというか、メンタルが顔にも声にも出るタイプなのかな。ちょっと不機嫌そう。
小室哲哉さんのコーラスが危険領域ですな。(笑)
アレンジはファンタジー!凝ってます。
10. LOVE BRACE
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
タイトル曲でアルバムの核となる本格バラード。
やはりストリングスとピアノを基調に、豪華なサウンドに仕上がっている。小室さんのコーラスもいい具合。
アルバム発売の翌月、1996年7月22日に4thシングルとしてリカット。第一興商CMソング。最高6位、25.4万枚。こちらは、おそらくシングルミックスになっている。
1コーラス目のサビで今作収録のオリジナルはドラム音が入っていないが、シングル・ヴァージョンでは1コーラス目のBメロから入ってきている。ドラムの音色もプログラミングも異なる。
またコーラスが省かれている部分がある。具体的に挙げると最後のほうの『少しずつ uh』のあと、今作収録のオリジナル・ヴァージョンでは小室哲哉の悦に浸ったようなコーラスが挿入されているが、シングル・ヴァージョンではカットされている。
11. I BELIEVE [play piano]
(作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
小室哲哉さんのピアノによるアウトロ。
映画のエンドロールが流れているかのよう。
小室さん作品は最後がピアノインストってよくあるけど、どれも何処か寂しさを連想させるような気がする。
小室哲哉に見出されなければ、彼女はB級アイドルで終わっていたかも知れない。
つまりこの作品は華原朋美の1stアルバムであり、シンデレラ・ストーリーそのものであるといえましょう、
1995年の秋、近未来を感じさせるシングル『keep yourself alive』でシーンに鮮烈に登場。
翌月に出した2ndシングル『I BELIEVE』が、異例の大ヒットとなり!賞レースとの相乗効果もあって、知名度がアップする。
そして、小室さんが得意とするリズムをしっかり入れたバラード曲『I'm proud』が3rdシングルになり、安室奈美恵と肩を並べるほどの大ヒットを巻き起こした。
小室さんは、アルバムは手抜きするという印象があったのですが、この作品とglobeの1stは惜しみない情熱でプロデュースされたのではないかと思います。リスナーの方々にも支持されてるようです。
歌詞もアレンジも作り込まれています。
TRFのウインターアルバム『BRAND NEW TOMORROW』とかhitomiの作品なんて、ちょっと酷かったですからね!
今作は、全くの新曲が6曲でしたし、それが期待以上に良かったです。
シングルを含めると歌モノは9曲と、もう1曲欲しかったような気もしなくはないけども、一つの作品として見たときのバランスは良いですね。
華原朋美を輝かせるために、小室さん頑張ったんだろうなと思います。さすがに久保こーじさんひっぱってこなかったものね。
個人的に特にお気に入りだったのは『Just a real love night』と『summer visit』でした。かっこいい、かわいい両極端ですけど、そのアンチテーゼがよかったんでしょうか。
『keep yourself alive』『I BELIEVE』のリアレンジは、個人的には嫌でした。
華原さんはこんなに素敵なアルバムをプレゼントしてもらえたんだから、小室さんのことを恨んではダメ。
今年に入り、オリジナルCDをリマスターして聴いてるのですが、5回くらいやり直しました。
そして、ようやく納得できる音圧と質感にできたので、聴きながら感想に加筆してみました。
友達にプレゼントしたら喜んでくれました。
個人的評価 ★★★★★★★★★★ 10
2018年11月29日に投稿した記事に加筆しました
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LOVE BRACE(ラヴ・ブレス)
ORUMOK RECORDS
発売元:販売元:PIONEER LDC,INC.
1996年6月3日発売(CD : PICX-1004)
Produced by Tetsuya Komuro
All Songs Composition by tetsuya komuro
Vocal : tomomi kahala and tetsuya komuro
最高1位・257.1万枚
1. LOVE BRACE [overture]
(作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
アルバムの幕開けを告げる、ストリングスによるインストゥルメンタル。
まるで映画のイントロダクションのように荘厳なストリングスが、雑踏の喧騒に変化して次の曲へと繋がってゆく。
2. Just a real love night
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
雑踏の喧騒のSEをかき消す華原朋美の産声(ヴォーカル)。
それはまるでシンデレラ華原朋美の誕生をストリートに宣言しているかのよう。
そしてストーリーはアクセルを踏み込んでゆく。
この曲はアルバムのリード曲的に扱われており、歌番組でも披露している。勢いがあるのでシングルでも良かったかな。
DDIポケット(現 ワイモバイル)CMソング。というタイアップ付きであった。ちなみにベストアルバム『kahala complitaion』ではイントロがカットされたver.が収録された。
3. keep yourself alive [more rock]
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1995 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
1995年9月8日発売のデビューシングル。日本ORACLE CMソング。最高9位、37万枚。
収録されている音源は、アルバム用にリアレンジされ、オリジナル版の特徴だったシンセがうなる近未来的なアレンジからギターをフィーチャーしロック色を濃くしたアレンジになっている。
4. Living on...!
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
ファンキーなハウスサウンドにのせて、シンデレラストーリーを歩き始めた自分を歌う。
小室さんの古巣Epic/Sony Recordsのドリカムがヒットしていたからか、『決戦は金曜日』を持ち出し(笑)『毎日が勝負だとも言ってほしい』と遊びゴコロのある歌詞になっている。
5. I BELIEVE [album earth mix]
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1995 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
1995年10月11日発売の2ndシングル。ミナミスポーツ CMソング。最高4位、102.8万枚。
アルバム収録にあたって、リアレンジされており、オリジナルとはかなり違っている。
非常にクールに仕上がっているこちらも悪くはないけれど、シングルのけたたましいシンセ音が恋しくなる。
6. summer visit
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
イントロが1分くらいあって、かつてカラオケでは歌うのを躊躇したことがある。(笑)前奏飛ばし機能は使いたくないし…
いわゆる朋ちゃんって感じの、夏の訪れを歌ったキュートな曲。小室さんのコーラスも元気ですよね。
7. MOONLIGHT
(作詞:小室哲哉&華原朋美・作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
ピアノに乗せてSweetsに歌う朋ちゃんとTK(^^)
4thシングル『LOVE BRACE』のカップリング曲としてリカットされている。
8. I'm proud [full version]
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
1996年3月6日発売の3rdシングル。TBC東京ビューティセンターCMソング。最高2位、139万枚。
華原朋美の代表曲といえばこの曲だろう。
シングルとアレンジはほぼ同じみたいだけど、後半に歌詞が追加され、フル・バージョンとなっている。
ストリングスを導入した壮大なバラードではあるものの、大胆に絡ませたデジタルのリズムが躍動感を与え、ただのバラードで終わっていない。そしてこのフォーマットは幾多のアーティストの楽曲に影響を与えたと考えられる。
小室哲哉さん、泰葉の元旦那さんのインタビューで、お墓に1曲刻めるとしたら?との質問に、この曲を選んだそうです。
9. Somebody loves you
(作詞・作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
キュートな『朋ちゃん』の典型ソング。
彼女は声に表情があるというか、メンタルが顔にも声にも出るタイプなのかな。ちょっと不機嫌そう。
小室哲哉さんのコーラスが危険領域ですな。(笑)
アレンジはファンタジー!凝ってます。
10. LOVE BRACE
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
タイトル曲でアルバムの核となる本格バラード。
やはりストリングスとピアノを基調に、豪華なサウンドに仕上がっている。小室さんのコーラスもいい具合。
アルバム発売の翌月、1996年7月22日に4thシングルとしてリカット。第一興商CMソング。最高6位、25.4万枚。こちらは、おそらくシングルミックスになっている。
1コーラス目のサビで今作収録のオリジナルはドラム音が入っていないが、シングル・ヴァージョンでは1コーラス目のBメロから入ってきている。ドラムの音色もプログラミングも異なる。
またコーラスが省かれている部分がある。具体的に挙げると最後のほうの『少しずつ uh』のあと、今作収録のオリジナル・ヴァージョンでは小室哲哉の悦に浸ったようなコーラスが挿入されているが、シングル・ヴァージョンではカットされている。
11. I BELIEVE [play piano]
(作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
小室哲哉さんのピアノによるアウトロ。
映画のエンドロールが流れているかのよう。
小室さん作品は最後がピアノインストってよくあるけど、どれも何処か寂しさを連想させるような気がする。
小室哲哉に見出されなければ、彼女はB級アイドルで終わっていたかも知れない。
つまりこの作品は華原朋美の1stアルバムであり、シンデレラ・ストーリーそのものであるといえましょう、
1995年の秋、近未来を感じさせるシングル『keep yourself alive』でシーンに鮮烈に登場。
翌月に出した2ndシングル『I BELIEVE』が、異例の大ヒットとなり!賞レースとの相乗効果もあって、知名度がアップする。
そして、小室さんが得意とするリズムをしっかり入れたバラード曲『I'm proud』が3rdシングルになり、安室奈美恵と肩を並べるほどの大ヒットを巻き起こした。
小室さんは、アルバムは手抜きするという印象があったのですが、この作品とglobeの1stは惜しみない情熱でプロデュースされたのではないかと思います。リスナーの方々にも支持されてるようです。
歌詞もアレンジも作り込まれています。
TRFのウインターアルバム『BRAND NEW TOMORROW』とかhitomiの作品なんて、ちょっと酷かったですからね!
今作は、全くの新曲が6曲でしたし、それが期待以上に良かったです。
シングルを含めると歌モノは9曲と、もう1曲欲しかったような気もしなくはないけども、一つの作品として見たときのバランスは良いですね。
華原朋美を輝かせるために、小室さん頑張ったんだろうなと思います。さすがに久保こーじさんひっぱってこなかったものね。
個人的に特にお気に入りだったのは『Just a real love night』と『summer visit』でした。かっこいい、かわいい両極端ですけど、そのアンチテーゼがよかったんでしょうか。
『keep yourself alive』『I BELIEVE』のリアレンジは、個人的には嫌でした。
華原さんはこんなに素敵なアルバムをプレゼントしてもらえたんだから、小室さんのことを恨んではダメ。
今年に入り、オリジナルCDをリマスターして聴いてるのですが、5回くらいやり直しました。
そして、ようやく納得できる音圧と質感にできたので、聴きながら感想に加筆してみました。
友達にプレゼントしたら喜んでくれました。
個人的評価 ★★★★★★★★★★ 10
2018年11月29日に投稿した記事に加筆しました
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