松任谷由実 11th Studio Album
水の中のASIAへ
TOSHIBA EMI / EXPRESS
1981年5月21日発売(LP : ETP-40143 / CT : ZT15-789)

▼カタログ
・CD化:1985年6月1日発売(CD:CA25-1137)
・リマスター:1999年2月24日発売(CD:TOCT-10644)東芝EMI
・品番変更:2013年10月2日発売(CD:TYCT-69041)ユニバーサル

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Produced by Masataka Matsutoya
最高9位・14.3万枚

TL

1. スラバヤ通りの妹へ
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1981 KIRARA MUSIC PUBLISHER

スラバヤはインドネシアの都市。
歌詞に出てくる印象的なフレーズ。
やせた年寄りは責めるように
私と日本に目をそむける

日本軍は過去にインドネシアを占領していた。
大江千里がコンピレーション・カバーアルバム『Dear Yuming』(1999)で、元ちとせがカバーアルバム『平和元年』(2015)でカバーしている。


2. HONG KONG NIGHT SIGHT
(作詞:松任谷由実・作曲:編曲:松任谷正隆)
(C) 1977 KIRARA MUSIC PUBLISHER

松任谷正隆 氏のソロアルバム『夜の旅人 -ENDLESS FLIGHT-』に作詞を提供した楽曲をカバー。アレンジ自体は正隆 氏のオリジナルと大きく違わないが、効果音の挿入箇所など細かい違いはある。
また、後半部での正隆 氏の強烈な歌唱はマネしていない。(笑)


3. 大連慕情
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1977 NICHION,INC.

亡くなった父を思う娘の慕情を綴る。
萩尾みどりのシングルレコード表題曲として1977年に発表された楽曲のカバー。
2007年に発表されたYuming(荒井由実、松任谷由実)コンピレーション・アルバム『SEASONS COLOURS -春夏撰曲集-』に収録された。


4. わき役でいいから
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1981 KIRARA MUSIC PUBLISHER

この曲、アジアというコンセプトから脱線してるような気がしなくもありません。
別れた男に夢の中ででも、わき役でもかまわないから思い出してと連呼する。
彼は遊びで、私は本気だったのかな。
結婚していく彼に未練を残しながらも、断ち切ろうと頑張る私。


RV




11作目のスタジオアルバムとされている4曲入りミニアルバム。
2000年代頃は4曲入りマキシシングルもありましたから、この作品も今ならそんな感じです。
アジアというコンセプトのもとに、制作されておりアートワークは、着物姿の由実さんになっている。

深く掘り下げすぎないからこそよかったのかな。
これが10曲のアルバムなら、ちょっとヘビーな内容になってしまったかも。
ちょっと浮いてしまっている『わき役でいいから』は、日常生活にワープさせてくれる効果があります。
もしこれが『時のないホテル』に収録された『Miss Lonely』のような曲なら印象が変わってきますからね。
さてあなたは、この作品を聴いて、日本人として何を思う?
個人的評価:★★★★★★★☆☆☆ 7




次作は『昨晩お会いしましょう

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