古内東子 2nd Album
Distance
GT music / Sony Music Direct (Japan) Inc.
2013年7月24日再発売(Blu-spec CD2 : MHCL 30133)
REMASTERING

▼カタログ
・オリジナル:1993年11月21日発売(CD : SRCL 2793)Sony Records Sony Music Entertainment (Japan) Inc.

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Produced by 遠藤亮
EXECUTIVE PRODUCER:加藤哲夫、山崎直樹(UP-FRONT AGENCY)
最高75位・1.1万枚

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1. Distance
(作詞:作曲:古内東子・編曲:遠藤亮)
(C) 1993 NHK Publishing, Inc. TVMAN UNION, INC.
ドリカムが『決戦は金曜日』でEW&Fを焼きなおしたりして、ディスコR&Bサウンドの解釈はさほど珍しくないものではなかったかも知れない。
東子さんの曲は、実はグルーブ感(味のあるドラミングは故 青山純さん)があるものも多くて洋楽っぽくもあるので、上質に響いたのかも。
フェイクやらコーラスが混ざり合った後半はカッコいい。
1994年4月21日に『Distance (Remix)』とリミックスし3rdシングルとしてリカットしている。NHK『疲労回復テレビ』テーマソング。
オリジナル音源はベストアルバム『TOKO -Best Selection-』収録、『Distance(Remix)』はベストアルバム『The Singles Sony Music Years』に収録。

Piano:中西康晴、A.Guitar:吉川忠英、E.Guitar:松原正樹、Drums:青山純、Bass:美久月千晴、Percussion:三沢またろう、Tp:小林正弘・菅坂雅彦、Tb:平内保夫・松本治、Syn.Manipulation:田辺恵二

2. 逢いたいから
(作詞:作曲:古内東子・編曲:遠藤亮)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
1993年10月21日発売の2ndシングル。
深夜のラジオ番組でパワープッシュされていた。
ベストアルバム『TOKO -Best Selection-』収録。

Piano:島健、A.Guitar:吉川忠英、E.Guitar:土方隆行、Drums:江口信夫、Bass:美久月千晴、Percussion:浜口茂外也、Syn.Manipulation:田辺恵二

3. BYE
(作詞:作曲:古内東子・編曲:十川知司)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
フレンチポップ風のお洒落なアレンジは渋谷系と呼ばれた人達の温度にも通じる。
A.Guitar:笛吹利明、E.Guitar:是永巧一、Drums:野口明彦、Bass:BAGAVOND、Percussion:浜口茂外也、Syn.Manipulation:森達彦

4. もしかしたら
(作詞:作曲:古内東子・編曲:田辺恵二)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
前の曲の匂いを残したお洒落な曲になっている。
アコーディオンの音色と挿入される効果音がほっこりさせてくれるけど、失恋の歌。

Accordion:小林靖宏、Piano:中西康晴、E.Guitar:吉川忠英

5. こたえないで
(作詞:作曲:古内東子・編曲:十川知司)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
『逢いたいから』のカップリング。
アルバムの中では、キラーチューンかなと思います。ここまでポップな東子さんには、なかなか出逢えません。(笑)
ベストアルバムでは、ほぼ無視されてますけど名曲。

A.Guitar:笛吹利明、E.Guitar:是永巧一、Drums:小田原豊、Bass::BAGAVOND、Percussion:浜口茂外也、Syn.Manipulation:森達彦

6. キッスの手前
(作詞:作曲:古内東子・編曲:遠藤亮)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
初期の古内東子を象徴するような曲。
ベストアルバム『TOKO -Best Selection-』収録された。

Piano:中西康晴・古内東子、A.Guitar:吉川忠英、E.Guitar:会津良一、Drums:小田原豊、Bass:美久月千晴、Percussion:浜口茂外也、Tp:小林正弘・菅坂雅彦、Tb:平内保夫・松本治、Syn.Manipulation:田辺恵二

7. I miss you
(作詞:作曲:古内東子・編曲:田辺恵二)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
心地良い生のグルーブから、洋楽テイスト炸裂の打ち込みバラードに。
Piano:中西康晴、A.Guitar:吉川忠英、Alto Sax:土岐英史

8. きっと
(作詞:作曲:古内東子・編曲:田辺恵二)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
ドラマは元ORIGINAL LOVEの宮田繁男さん。
Piano:古内東子、A.Guitar:吉川忠英、Drums:宮田繁男

10. ここにいる
(作詞:作曲:古内東子・編曲:十川知司)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.

Pedal Steel:今剛、A.Guitar:笛吹利明、E.Guitar:是永巧一、Drums:小田原豊、Bass:BAGAVOND、Percussion:浜口茂外也、Syn.Manipulation:森達彦

11. Room
(作詞:作曲:古内東子・編曲:田辺恵二)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
アレンジが違えば直球のガールポップだわ。
Piano:古内東子

12. 友達
(作詞:作曲:古内東子・編曲:十川知司)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
ゴージャスなストリングスとピアノにのせ、しっとり歌い上げるバラード曲。
Conductor:中西勝昭、Strings:飛鳥Strings、Piano:倉田信雄、Bass Clarinet:南川肇

RV



新人としては異例中の異例!前作『SLOW DOWN』から7ヶ月という短い間隔で発表された2ndアルバム。当然詩も曲も全て古内東子本人が書いたものである。
ゲストミュージシャンのクレジットを見ると、驚くほど豪華な職人ミュージシャンが起用されていることがわかる。ユーミン作品で度々見かける方々もいますよね。

つまりこの作品は、演奏やサウンド的な部分では一定のクオリティーが約束されている。
それに見合うだけのソングライター、シンガーとしての力量が古内東子にあるか、それが問われる作品だったような気がする。
まあそれは言うまでもなく、素晴らしい作品です。
20代前半にしてこの出来だったわけでしょ?そりゃあすごいですよ!
一つの作風に固執するのではなく、広い視野で音楽を模索していたのであろう東子さんの記録です。

この頃(ころ)は、今ほどクネクネしていないので若き日の東子さんの声が新鮮です。
発売時、デジタルリマスターされておりソニーのカタログに対する考え方、真摯な姿勢が理解ります。
ベストアルバムだけリマスターして、はいおしまいではなくオリジナルもしっかりとカタログ化していくこと、これもレコード会社の役割なのではないでしょうか。

個人的評価 ★★★★★★★★☆☆ 8