Every Little Thing 1st Album
everlasting
avex trax
1997年4月9日発売(CD : AVCD-11544)

▼カタログ
・avex名盤復活:2012年3月21日(CD : AQCD-50698)

elt1

Produced by Mitsuru Igarashi
エグゼクティブプロデューサー:松浦勝人、遠藤正則
最高1位・171.2万枚

TL

1. Future World
(作詞:作曲:編曲:五十嵐充)
(C) 1996 avex music publishing inc.
1996年10月23日発売となった2ndシングル。本人出演のTDK's MD CMソング。この売り方は前年globeでやってたね。

2. Feel My Heart(Album Mix)
(作詞:作曲:編曲:五十嵐充)
(C) 1996 avex music publishing inc.
1996年8月7日発売のデビューシングル。
サビの歌詞に『心を開いて』とあるが、ZARDにはそういうタイトルの曲がある。
ヴァーナルのCMソングとして耳タコ洗脳されちゃって、TSUTAYAで借りました。


3. Here and everywhere
(作詞:作曲:編曲:五十嵐充)
(C) 1997 avex music publishing inc.
80年代の洋楽を参考にしたアレンジにニヤリ。

4. Season(Album Version)
(作詞:作曲:編曲:五十嵐充)
(C) 1996 avex music publishing inc.
2ndシングル『Future World』カップリング曲のアルバムバージョン。TOTOの『Africa』のフレーズを大胆に取り入れている。
ちなみにZARDには『Season』というタイトルの曲がある。


5. 二人で時代を変えてみたい
(作詞:永岡昌憲・作曲:編曲:五十嵐充)
(C) 1997 avex music publishing inc.
定番すぎるアレンジの王道バラード。
作詞の永岡さんはエイベックスの黎明期にm.c.ATなどと共に売り出されたシンガーソングライター。今どうしてるんだろう。


6. たとえ遠く離れてても…
(作詞:作曲:編曲:五十嵐充)
(C) 1997 avex music publishing inc.
ビーイングのデジタルロックユニットPAMELAHっぽい。

7. micro stress
(作曲:伊藤一朗)
(C) 1997 avex music publishing inc.
いっくんの存在感をだすためだけのインタールード。。

8. Dear My Friend (Album Mix)
(作詞:作曲:編曲:五十嵐充)
(C) 1997 avex music publishing inc.
1997年1月22日発売の3rdシングル。
この曲がスマッシュヒットして、一気に注目が集まりこのアルバムへの大きな助走となった。
ELTといえばこんな感じ、という名刺的な1曲といえるかも。
ちなみにZARDにはマイフレンドというタイトルの曲がある。


9. Looking Back on Your Love
(作詞:作曲:編曲:五十嵐充)
(C) 1997 avex music publishing inc.
マイナー調のナンバー。これもサウンドの質感としてはビーイングのPAMELAHっぽいね。
キーボードがメンバーにいるのでそこは主張してますけども。


10. Never Stop!
(作詞:持田香織・作曲:編曲:五十嵐充)
(C) 1997 avex music publishing inc.
持田香織のボーカルが一番活かされてる曲。
のちに新録し、シングルのカップリングとしてリカットしている。


11. I'll get over you
(作詞:作曲:編曲:五十嵐充)
(C) 1997 avex music publishing inc.
>ボーナストラック的な印象。
『Never Stop!』ですっきり終わってもよかった。


12. Double Moon
(作曲:伊藤一朗)
(C) 1997 avex music publishing inc.
アコギソロ。これ、11曲めに配置してもよかったかも。

RV



のちに、avexの松浦勝人が明かしたところによると『TRFになりたい』と持田香織はやってきたそうです。B級アイドルのようなことをやっていた彼女はもともとアーティスト志望だったのでしょう。

新興レコード会社ながら、TRFやhitomi、globeなど小室哲哉プロデュース作品を次々と送り出して頭角を現していたエイベックス。
松浦勝人は、小室哲哉だけに依存したソフト制作に危機感を抱いており自らがコントロールできるアーティストの発掘、育成を念頭にさまざまなプロデューサーと接触していたという。
なんでも持田香織のデモテープは、織田哲郎や小室哲哉の元にも渡ったが、特に興味は示されなかったという。
ならば、身内でプロデュースしようということで、松浦勝人と親交のあった五十嵐充に白羽の矢が立った。

社内のパワーバランスや、小室哲哉の影響力を危惧していた松浦勝人にとってELTは、何が何でも成功させなければならないプロジェクトだったのだろう。
デビュー曲の大量OA、globeの方法論でCMに出演させて顔を売るなど何が何でも感がすごい。

ELTの初期って、ZARDが最も得意としていた良質のポップスです。
アレンジなんかで違いはあるけど、ターゲットはかなり被っていていわゆる中高生向けの音楽。
作り手も意識して作ってたんでしょうね。
松浦勝人は、ZARDに声が似てたからとエピソードを語っていますが、商人としての
彼の着目点は称賛せざるを得ません。
ZARDは1993年頃から『良質のポップス』の代名詞として、売れ続けていましたからね。松浦勝人としてはそこのマーケットを奪い取るくらいの意気込みだったかもわかりません。
そしてこの97年を境として、ZARDのシングルセールスが急激にダウンしてゆくことになります。
ZARD最後の60万枚ヒット『永遠』はこの夏でした。

さて、前置きがとても長くなりました。
3rdシングル『Dear My Friend』のヒットを受け、トドメのシングルを出すかと思いきや、アルバムを出しました。
雰囲気globe、サウンドZARDみたいな面白いユニット。
globe、小室哲哉プロデュースもののそれとは明らかに違う音作り。小室さんのはテクノっぽさが見え隠れするのだけど五十嵐さんのはエッセンスとして、ダンサブルにするけれども、基本は直球のポップスで、アレンジから察するに洋楽も相当聴き込んでる人だと思われます。
国内のヒット曲も聴いていたんでしょうね、タイムラグがなしに色々拝借されてます。

結果として今作は170万枚を超える大ヒットになり、松浦勝人の目論見通り小室哲哉なしでのミリオンアーティストを誕生させることに成功しています。
この翌年、打倒華原朋美に向けて浜崎あゆみを送り出すわけです。(華原朋美は既に失速していましたが)
そしてEvery Little Thingもこのあと怒涛のシングルヒット連発、極め付けの『Time goes by』のミリオン獲得で勢いを付け、2ndアルバム『Time to Destination』でトリプルミリオン達成という偉業を成し遂げていきます。

当時、当然リアルタイムですし、よく聴きました。
文通で知り合ったともくん(小比類巻貴之似)という北関東出身の同い歳の知人から貸してもらいました。
ともくん懐かしいです。(笑)ELT聴くのに、EPOとか白井貴子とか聴くって言ってました。
もっと仲良くしたかったけど、二丁目の帰りになぜか大げんか。(笑)
結局疎遠になりまして、Dear My Friendにはなれませんでした。
ともくん元気かな?元気でいるよね。




個人的評価 ★★★★★★★☆☆☆ 7