古内東子 Best Album
TOKO - best selection
Sony Records / Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
1998年2月14日発売(CD : SRCL 4189)

toko

Mastered by Bernie Grundman at Bernie Grundman Mastering
最高2位・39.3万枚

古内東子さん最新アルバムは極上の東子ワールドです

TL

1. はやくいそいで
(作詞:作曲:古内東子・編曲:田辺恵二)
(C) 1993 NICHION,INC.
デビューシングル。なんなんだろう(笑)この落ち着き感。
from 1st AL『SLOW DOWN』


2. 誰より好きなのに (Album Remix)
(作詞:作曲:古内東子・編曲:小松秀行)
(C) 1996 Yomiuri Tv Enterprise
7thシングルで彼女の代表曲のひとつ。
読売テレビ系ドラマ『俺たちに気をつけろ』挿入歌。from 5th AL『Hourglass』


3. Peach Melba
(作詞:作曲:古内東子・編曲:木原龍太郎)
(C) 1994 Sony Music Artists Inc.
東子さんの楽曲でも超名曲と名高いこの曲。
お洒落なサウンドに騙されてはいけません!(笑)二人が壊れることを祈ってそんな自分が嫌になる女の歌です。(笑)
誰かの恋人を好きになってしまう、よくあることではあるけど恋愛はタイミングもあるものね。
from 3rd AL『Hug』


4. キッスの手前
(作詞:作曲:古内東子・編曲:遠藤亮)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
根っからのメロディーメーカーなんだろうな!サビの展開が絶妙。
from 2nd AL『Distance』


5. SLOW DOWN
(作詞:作曲:古内東子・編曲:田辺恵二)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
夜景を眺めながら、ワイン片手に聴きたいメロウな曲。
from 1st AL『SLOW DOWN』


6. うそつき
(作詞:作曲:古内東子・編曲:木原龍太郎)
(C) 1994 TV TOKYO Music Inc.
4thシングル。from 3rd AL『Hug』

7. Strength
(作詞:作曲:古内東子・編曲:MICHAEL COLINA)
(C) 1995 Sony Music Artists Inc.
体が自然に動いてしまう心地良いグルーブ感が良い。
6thシングル。from 4th AL『Strength』


8. かわいくなりたい
(作詞:作曲:古内東子・編曲:JAMES GADSON)
(C) 1996 NICHION,INC.
8thシングル。
from 5th AL『Hourglass』


9. 逢いたいから
(作詞:作曲:古内東子・編曲:遠藤亮)
(C) 1993 Sony Music Artists Inc.
2ndシングル。恋人がいる女性を想う男性目線の歌。
3rdシングル『Distance』カップリングにアコースティック・バージョンが収録されている。
from 2nd AL『Distance』


10. 歩き続けよう (Album Version)
(作詞:作曲:古内東子・編曲:MICHAEL COLINA)
(C) 1995 Sony Music Artists Inc.
5thシングル。
普遍的な幸福感をスケール感のあるアレンジに乗せて歌った名バラード。
from 4th AL『Strength』


11. Distance
(作詞:作曲:古内東子・編曲:遠藤亮)
(C) 1994 NHK Publishing, Inc. TVMAN UNION, INC.
3rd シングル。from 2nd AL『Distance』

12. いつかきっと
(作詞:作曲:古内東子・編曲:小松秀行)
(C) 1996 NICHION,INC.
8thシングル『かわいくなりたい』カップリング。from 5th AL『Hourglass』

13. 幸せの形 (Album Version)
(作詞:作曲:古内東子・編曲:MICHAEL COLINA)
(C) 1995 Sony Music Artists Inc.
5thシングル『歩き続けよう』カップリング。from 4th AL『Strength』

14. 星空
(作詞:作曲:古内東子・編曲:小松秀行)
(C) 1995 Sony Music Artists Inc.
『銀座』や『返事』といった東子節の原点といえる美メロナンバー。
from 5th AL『Hourglass』


RV

 

『誰より好きなのに』や『大丈夫』といった代表曲で知られる古内東子さんの1993年から1996年までの楽曲からのセレクションになっている。
初期古内東子を知る、古内東子という人の音楽に触れる入門編としては出来すぎなくらい要点が押さえられている。
シングル曲多いんですけど、曲自体売れてないものもあり(笑)シングルって感じがしないから不思議。

初めて僕が彼女を知ったのは『逢いたいから』です。
深夜のラジオで、流れていたものを耳にし『良い曲だなぁ』と。
パワープレイみたいな感じだったからよく流れていたと思います。
この時期には石川よしひろや橘いずみの音楽もラジオを経由して知っています。

ほぼ全てが恋愛の歌で、主に女性の恋愛。なので彼女の歌はOLのバイブルなんて言われたりしました。
90年代の女性シンガーソングライターは、基本的に中島みゆきと松任谷由実という横綱のどちらかを通り過ぎてきた人たち。
東子さんの場合、王道のポップスは外れてるけど系譜としては松任谷由実かな。

当時のマネジメントは、アップフロント系(ヤングジャパン)でKANや谷村有美などシンガーソングライターの売り出しには定評があった。SD(Sony Musicの新人発掘セクション)出身の東子さんを預かったのも頷けますね。

東子さんの楽曲は、歌詞が重視されるのだけどもちろんそれも良いのだけど、意外にもグルーブ感がある曲が多いんですね。
ワイワイガヤガヤのディスコではなく、クールダウンした感じのグルーブ感はかなり意識されてたのではないだろうか。
『キッスの手前』や『Strength』なんかは本当に心地よくさせてくれます。
気になってたけど、どれを聴けばよくわからないという人はこのベストアルバムが最適です。
サウンドに変化があって新鮮だった『カシミアミュージック』もそのあとのエイベックス時代のオリジナルも素敵ですよ。
特に『IN LOVE AGAIN』の『帰る場所はあなた』はアレンジも曲もパーフェクトでした。すんげぇ名曲ですよ。


 

個人的評価 ★★★★★★★★★☆ 9