小林麻美 Compilation Album
GOLDEN J-POP / the best
Sony Records / Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
1998年11月21日発売(CD : SRCL 4413)


1. 雨音はショパンの調べ
(作詞:作曲:GAZEBO, P.L.Gimbini・編曲:新川博・日本語詩:松任谷由実)
(C) 1983 Televis Edizioni Musicali Srl & ABRAMO ALLIONE ED MUS Srl
8年のブランクを経て1984年4月21日発売された8thシングル。イタリアの歌手Gazebo氏の『I Like Chopin』の日本語カバー。日本語作詞は松任谷由実さん。
印象的なイントロ、アレンジはオリジナルに準拠した忠実なものになっている。
脳内再生してるといつの間にか中島みゆきさんの『浅い眠り』になってしまう。(笑)
2. 哀しみのスパイ
(作詞:松任谷由実・作曲:玉置浩二・編曲:武部聡志)
(C) 1984 Tanabe Music Publishing Co.Ltd.
1984年8月25日発売の9thシングル、B面『TRANSIT』(作詞:松任谷由実・作曲:井上陽水・編曲:武部聡志)
『雨音はショパンの調べ』の世界観を損なわない歌謡曲を意識したポップスに仕上がっている。
ピアノを散りばめたドラマティックで大胆な攻めのアレンジが印象的。今は優等生アレンジしかしない武部さんとは思えない。
この曲がいちばん好きかな。
3. シフォンの囁き
(作詞:作曲:Christian Holl・編曲:松任谷正隆・日本語詩:松任谷由実)
(C) 1984 UNIVERSAL MCA MUSIC PUBLISHING
Christian Holl氏の『Femme dans ma vie』のカバー、日本語作詞は松任谷由実さんが手がけた。
シングル・レコードのB面は『幻の魚たち』(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
ミステリアスでエロティック。
4. 移りゆく心
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:後藤次利)
(C) 1987 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
1987年3月5日発売の12thシングル、B面は『愛のプロフェッサー』
変わるという字の上半分は恋という字の上半分ね
変わるという字の下半分は愛という字の下半分ね
5. 愛のプロフェッサー
(作詞:C. FERRANDI・作曲:P. CASSANO・編曲:後藤次利・日本語詩:松任谷由実)
(C) 1982 STAR SRL ED MUS
Piero Cassano氏のNON ARRENDERTI MAIのカバー、日本語作詞は松任谷由実さんが手がけた。
6. I MISS YOU
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:後藤次利)
(C) 1987 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
1987年6月21日発売の13thシングル。
由実さんのアルバムにあってもおかしくなさそうな楽曲。
7. ルームサービス
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:後藤次利)
(C) 1987 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
1987年6月21日発売の13thシングル『I MISS YOU』のB面。
カマンベール口移しという歌詞とか気怠いボーカルが妙に印象に残る。
8. アネモネ
(作詞:安井かずみ・作曲:玉置浩二・編曲:武部聡志)
(C) 1984 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & FUJI PACIFIC MUSIC INC.
どこまでも果てしなく続く悲壮感を連想させるような佳曲。
9. ひき潮
(作詞:作曲:大貫妙子・編曲:井上鑑)
(C) 1985 Tanabe Music Publishing Co.Ltd.
アレンジのせいか歌謡曲テイスト。
10. 水晶の朝
(作詞:小林和子・作曲:松任谷由実・編曲:井上鑑)
(C) 1985 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
作詞は由実さんじゃないのだけど、ユーミンって感じの曲。
Aメロ→Bメロ→Aメロの組み合わせだとAメロに説得力がないと凡曲になってしまいがちです。そこはやはり由実さん、耳に残るんです。
11. EROTIQUE
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:後藤次利)
(C) 1987 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
山下達郎を思わせるシティーポップスを展開。
12. 飯倉グラフィティー
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:後藤次利)
(C) 1987 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
13. GREY
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:後藤次利)
(C) 1987 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
松任谷由実さん総合プロデュースのアルバム『GREY』のタイトル曲。
どこか囁きかけるように、呟くようにチカラを抜いたボーカル。
由実さんが、2016年のオリジナル・アルバム『宇宙図書館』でカバーし約30年ぶりに陽の目を見た。
14. 哀しみのスパイ(ロング・ヴァージョン)
(作詞:松任谷由実・作曲:玉置浩二・編曲:武部聡志)
(C) 1984 Tanabe Music Publishing Co.Ltd.
9thシングルのロング・バージョン。
曲の世界観を更に壮大にしたアレンジが光る。
10thシングル『雨音はショパンの調べ(ロング・バージョン)』のB面に収録。
15. 雨音はショパンの調べ(ロング・ヴァージョン)
(作詞:作曲:GAZEBO, P.L.Gimbini・編曲:新川博、武部聡志・日本語詩:松任谷由実)
(C) 1983 Televis Edizioni Musicali Srl & ABRAMO ALLIONE ED MUS Srl
10thシングル。
大ヒットになった8thシングルのロング・ヴァージョン。
編曲に武部聡志さんが追加されているが、リアレンジというよりリミックスに近いのかも。

小林麻美さんといえば、『雨音はショパンの調べ』というイメージありますよね。
私も彼女の曲はそれしか知りませんでしたし、アイドルだったキャリアを知るはずもありません。
その後小林さんはモデルとして新境地を切り拓き、大人の女性として脱皮されていたようです。
このベスト盤は主に、1984年に歌手活動を再開したあとの作品が収録されている。
1987年に友人の松任谷由実さん総合プロデュースでアルバム『GREY』を発表しているので、このベスト盤も松任谷由実さんからの提供曲が多くなっています。
アルバムタイトル曲は『宇宙図書館』でカバーしています。
80年代に由実さんが手掛けた麗美さんが少女性を追求したものだとしたら、小林麻美さんに書いた楽曲群は大人の女性。
どちらも松任谷由実さんを知る上で聴いておいて損はないでしょう。
個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8

GOLDEN J-POP / the best
Sony Records / Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
1998年11月21日発売(CD : SRCL 4413)


1. 雨音はショパンの調べ
(作詞:作曲:GAZEBO, P.L.Gimbini・編曲:新川博・日本語詩:松任谷由実)
(C) 1983 Televis Edizioni Musicali Srl & ABRAMO ALLIONE ED MUS Srl
8年のブランクを経て1984年4月21日発売された8thシングル。イタリアの歌手Gazebo氏の『I Like Chopin』の日本語カバー。日本語作詞は松任谷由実さん。
印象的なイントロ、アレンジはオリジナルに準拠した忠実なものになっている。
脳内再生してるといつの間にか中島みゆきさんの『浅い眠り』になってしまう。(笑)
2. 哀しみのスパイ
(作詞:松任谷由実・作曲:玉置浩二・編曲:武部聡志)
(C) 1984 Tanabe Music Publishing Co.Ltd.
1984年8月25日発売の9thシングル、B面『TRANSIT』(作詞:松任谷由実・作曲:井上陽水・編曲:武部聡志)
『雨音はショパンの調べ』の世界観を損なわない歌謡曲を意識したポップスに仕上がっている。
ピアノを散りばめたドラマティックで大胆な攻めのアレンジが印象的。今は優等生アレンジしかしない武部さんとは思えない。
この曲がいちばん好きかな。
3. シフォンの囁き
(作詞:作曲:Christian Holl・編曲:松任谷正隆・日本語詩:松任谷由実)
(C) 1984 UNIVERSAL MCA MUSIC PUBLISHING
Christian Holl氏の『Femme dans ma vie』のカバー、日本語作詞は松任谷由実さんが手がけた。
シングル・レコードのB面は『幻の魚たち』(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
ミステリアスでエロティック。
4. 移りゆく心
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:後藤次利)
(C) 1987 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
1987年3月5日発売の12thシングル、B面は『愛のプロフェッサー』
変わるという字の上半分は恋という字の上半分ね
変わるという字の下半分は愛という字の下半分ね
5. 愛のプロフェッサー
(作詞:C. FERRANDI・作曲:P. CASSANO・編曲:後藤次利・日本語詩:松任谷由実)
(C) 1982 STAR SRL ED MUS
Piero Cassano氏のNON ARRENDERTI MAIのカバー、日本語作詞は松任谷由実さんが手がけた。
6. I MISS YOU
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:後藤次利)
(C) 1987 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
1987年6月21日発売の13thシングル。
由実さんのアルバムにあってもおかしくなさそうな楽曲。
7. ルームサービス
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:後藤次利)
(C) 1987 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
1987年6月21日発売の13thシングル『I MISS YOU』のB面。
カマンベール口移しという歌詞とか気怠いボーカルが妙に印象に残る。
8. アネモネ
(作詞:安井かずみ・作曲:玉置浩二・編曲:武部聡志)
(C) 1984 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & FUJI PACIFIC MUSIC INC.
どこまでも果てしなく続く悲壮感を連想させるような佳曲。
9. ひき潮
(作詞:作曲:大貫妙子・編曲:井上鑑)
(C) 1985 Tanabe Music Publishing Co.Ltd.
アレンジのせいか歌謡曲テイスト。
10. 水晶の朝
(作詞:小林和子・作曲:松任谷由実・編曲:井上鑑)
(C) 1985 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
作詞は由実さんじゃないのだけど、ユーミンって感じの曲。
Aメロ→Bメロ→Aメロの組み合わせだとAメロに説得力がないと凡曲になってしまいがちです。そこはやはり由実さん、耳に残るんです。
11. EROTIQUE
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:後藤次利)
(C) 1987 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
山下達郎を思わせるシティーポップスを展開。
12. 飯倉グラフィティー
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:後藤次利)
(C) 1987 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
13. GREY
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:後藤次利)
(C) 1987 Tanabe Music Publishing Co.Ltd. & KIRARA MUSIC PUBLISHER
松任谷由実さん総合プロデュースのアルバム『GREY』のタイトル曲。
どこか囁きかけるように、呟くようにチカラを抜いたボーカル。
由実さんが、2016年のオリジナル・アルバム『宇宙図書館』でカバーし約30年ぶりに陽の目を見た。
14. 哀しみのスパイ(ロング・ヴァージョン)
(作詞:松任谷由実・作曲:玉置浩二・編曲:武部聡志)
(C) 1984 Tanabe Music Publishing Co.Ltd.
9thシングルのロング・バージョン。
曲の世界観を更に壮大にしたアレンジが光る。
10thシングル『雨音はショパンの調べ(ロング・バージョン)』のB面に収録。
15. 雨音はショパンの調べ(ロング・ヴァージョン)
(作詞:作曲:GAZEBO, P.L.Gimbini・編曲:新川博、武部聡志・日本語詩:松任谷由実)
(C) 1983 Televis Edizioni Musicali Srl & ABRAMO ALLIONE ED MUS Srl
10thシングル。
大ヒットになった8thシングルのロング・ヴァージョン。
編曲に武部聡志さんが追加されているが、リアレンジというよりリミックスに近いのかも。

小林麻美さんといえば、『雨音はショパンの調べ』というイメージありますよね。
私も彼女の曲はそれしか知りませんでしたし、アイドルだったキャリアを知るはずもありません。
その後小林さんはモデルとして新境地を切り拓き、大人の女性として脱皮されていたようです。
このベスト盤は主に、1984年に歌手活動を再開したあとの作品が収録されている。
1987年に友人の松任谷由実さん総合プロデュースでアルバム『GREY』を発表しているので、このベスト盤も松任谷由実さんからの提供曲が多くなっています。
アルバムタイトル曲は『宇宙図書館』でカバーしています。
80年代に由実さんが手掛けた麗美さんが少女性を追求したものだとしたら、小林麻美さんに書いた楽曲群は大人の女性。
どちらも松任谷由実さんを知る上で聴いておいて損はないでしょう。
個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8
