松任谷由実 12th Studio Album
昨晩お会いしましょう
EXPRESS / 東芝EMI
1981年11月1日発売(LP : ETP-90120 / CT : ZH28-1065)

▼カタログ
・CD化:1985年6月1日発売(CD:CA32 1138)東芝EMI
・リマスター:1999年2月24日発売(CD:TOCT-10645)東芝EMI
・品番違い:2013年10月2日発売(CD:TYCT-69042)ユニバーサルミュージック

sakuban

Produced by Masataka Matsutoya
最高1位・約52万枚

TL

1. タワー・サイド・メモリー
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1981 KIRARA MUSIC PUBLISHER

♩Kobe Girl〜

2. 街角のペシミスト
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1981 KIRARA MUSIC PUBLISHER

都会で生きる女性を歌っている。
ペシミストとは悲観主義者のことを言うらしい。
名前も知らぬ誰かの部屋で朝を迎えた自己嫌悪に故郷の冬を歩きたくなる、なんとも見事な表現。
ビデオ作品『コンパーメント TRAIN OF THOUGHT』(Directed by Storm Thorgerson)でミュージックビデオが撮られている。


3. ビュッフェにて
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1981 KIRARA MUSIC PUBLISHER

昔の友達と訪れた旅先のビュッフェで別れた彼を思い出している。
自分と同じように彼にも寂しく暮らしてしていてほしいと、淡い未練を綴る。
AORってなんでこんなに心地良いのだろう。


4. 夕闇をひとり
(作詞:作曲:松任谷由実・松任谷正隆)
(C) 1981 KIRARA MUSIC PUBLISHER

同日発売の18thシングル。最高48位、3.2万枚。
シングルだったんだーと後追いのファンの自分は思ってしまうのだけど、凡曲じゃない?(笑)
歌詞がちょっと怖いよねぇ。


5. 守ってあげたい
(作詞:作曲:松任谷由実)
(C) 1981 KIRARA MUSIC PUBLISHER

1981年6月21日発売の17thシングル。最高2位、69.5万枚。
で角川映画『狙われた学園』主題歌。
この曲が60万枚を超える大ヒットとなったことが大きな転機となったのか、のちに発売していくアルバムの売上が底上げされ、恐ろしいほど安定していく。


6. カンナ8号線
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1981 KIRARA MUSIC PUBLISHER

別れた彼氏との思い出をたどるけど、もうあの頃の二人はどこにもいない。
コンサートでもちょくちょく歌われ、由実さんのスタンダードではあるんだけどちょぅと一般的な知名度が低いかも。


7. 手のひらの東京タワー
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1981 KIRARA MUSIC PUBLISHER

手のひらの東京タワーとは東京タワーの形の金色の鉛筆削りのこと。

8. グレイス・スリックの肖像
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1981 KIRARA MUSIC PUBLISHER

グレイス・スリックはアメリカのシンガーソングライター。
恋愛とか想像の世界ではなく、ミュージシャンとしての視点から描かれている。
シングル『守ってあげたい』のB面カップリング。


9. グループ
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1981 KIRARA MUSIC PUBLISHER

下心を秘めて友人の結婚式に出席する話。
学生時代のグループ交際を思い返す内容ですが、最後はもう二度と戻ることのない素敵なグループと綴る。


10. A HAPPY NEW YEAR
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1981 KIRARA MUSIC PUBLISHER

クリスマスの歌は世に数あれど、新年を迎える瞬間を歌った曲は意外にも多くないように思う。
四季折々、ありとあらゆる曲を書いてきた由実さんの隠れた名曲のひとつでしょうか。
大切な人が出来れば誰しもが感じる普遍的な気持ちを静かな演奏に乗せて歌う。

こうして もうひとつ年をとり
あなたを愛したい
ずっと ずっと


シングル『夕闇をひとり』のB面カップリング。


RV



個人的に過去の総決算というか『続・悲しいほどお天気』みたいに捉えてしまうのだけど、のちに出ていくアルバムより大人びているというかアーティスティックな一枚だと思う。
どちらかといえば暗い印象。
でも意外だったのが大ヒットした『守ってあげたい』が他の曲の中で浮くことはなくむしろ溶け込んでいたこと。
この時代の声はとても綺麗。

個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8



次作は夏が似合う名盤『PEARL PIERCE』です。

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