松任谷由実 34th Studio Album
A GIRL IN SUMMER
Capitol Music / 東芝EMI
2006年5月24日発売(CD : TOCT-25920)

▼カタログ
・品番違い:2013年10月2日発売(CD : TYCT-69064)ユニバーサルミュージック

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Produced by Masataka Matsutoya
最高3位・約11.2万枚

TL

1. Blue Planet
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 2006 KIRARA MUSIC PUBLISHER

アルバムのアートワークもこの曲のイントロのSEも海をイメージさせ、オープニングにふさわしいナンバー。
由実さんの視点は普段の生活も恋愛も宇宙、地球といった日常から少し離れたところにあるものに向かっておりそのスケールの大きさが伺える。


2. 海に来て
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 2006 KIRARA MUSIC PUBLISHER

波の音で始まるロストラブソング。
失恋と海、『潮風にちぎれて』『さまよいの果て波は寄せる』『サンドキャッスル』などやっぱり由実さんの中でそこは繋がってるんだろうな。


3. 哀しみのルート16
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 2006 KIRARA MUSIC PUBLISHER

別れのドライブを歌った曲。
由実さんのイメージでは、国道を疾走する車、昼か夜か分からないような土砂降りの雨。
先の見えない不安、焦燥感などだそうです。


4. もうここには何もない
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 2006 KIRARA MUSIC PUBLISHER

どこか懐かしさを感じさせるイントロが懐かしい機械の音に『WANDERES』を彷彿とさせる。
意図的に力強くしたボーカルが耳に残る。


5. あなたに届くように (Album Version)
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 2005 KIRARA MUSIC PUBLISHER

2005年6月1日発売の37thシングルのカップリング。NHK『探検ロマン世界遺産』テーマ。

6. Many is the time
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 2006 KIRARA MUSIC PUBLISHER

少しけだるいボサノヴァのテイストを漂わせたバッキングが心地良い。

7. 虹の下のどしゃ降りで
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 2006 KIRARA MUSIC PUBLISHER

2006年2月15日発売の38thシングル。最高22位、1.4万枚。JR東日本『モバイルSuica』CMソング。
サウンド的にはR&Bやファンク風味で懐かしい感じ。


8. Escape
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 2006 KIRARA MUSIC PUBLISHER

よくあるユーミンロックにアレンジとして南国風味のサウンドを取り入れている。

9. Forgiveness
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 2006 KIRARA MUSIC PUBLISHER

厳かなストリングスで幕を開けるハートフルなバラード。
ユーミンいわく『ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ〜』は真っ赤な夕陽、人の影がくっきり出るような夕陽だといいこの曲のイメージはほんのり雲間にのぞく夕陽らしい。
ハウス食品『北海道シリーズ』CMソング。


10. ついてゆくわ (Album Version)
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 2006 NICHION,INC.

2005年6月1日発売の37thシングル。最高13位、3.2万枚。
タイアップの関係で父と娘という視点で描かれたシングルに対して、アルバムでは男と女という視点で描かれており歌詞が異なる。


11. 時空のダンス
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 2006 KIRARA MUSIC PUBLISHER

若い頃の声だったらどんなに素敵だろうっていうくらい壮大な楽曲。
この曲ではサーファーを通じて由実さんが普段思っていること、精神世界を書いた曲だそう。
三菱自動車『未来形スモールI(アイ)』CMソング。


12. Smile again (Yuming Version)
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 2005 KIRARA MUSIC PUBLISHER

松任谷由実 with Friends of Love the Earthとして配信で2005年9月14日に
リリースし後にシングル『虹の下のどしゃ降りで』にカップリングされた楽曲を手直ししてYuming Versionで発表。
原曲はアジアのアーティストと共演したものでしたが、曲自体は由実さんが影響を受けたというUKサウンド全開。


RV



ユーミンのコンサート初体験はこのアルバムのツアー、代々木。
てっきりVIVAのツアーだと思っていましたがどうやら感違いしていたようです。
思い返せばそうだ!リゾートコンサートSURF&SNOWのSURFは夏に逗子マリーナで開催されていてそれが2004年で終わってしまってそのあとの心境をMCで話していたもんなあ。
もう片方のSNOWは冬に苗場で現在も開催されている。

CDの売上という意味では、落ち込んでいた由実さんでしたが私が行った代々木競技場第一体育館は満員でしたよ。
すごく盛り上がってました。

この作品は逗子マリーナから卒業した由実さんの感傷的な部分も投影されているのかも知れない。
ジャケットも波打ち際で海を見ている由実さんの後ろ姿。

時代の流れで、シングルが貯まったらアルバムを出すという音楽シーン。
『acacia』という作品ではラストにシングルを連続収録してボーナストラック扱いするなど、正隆さんがそれほどシングルを重要視していないこおが分かる。
今作収録のシングルもシングルというタイプの曲というわけではないような気もする。

個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8


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次作は『そしてもう一度夢見るだろう』です。

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