大江千里 9th Studio Album
APOLLO(アポロ)
EPIC/SONY RECORDS CBS/Sony Group Inc.
1990年9月21日発売(CD : ESCB 1091)

▼カタログ
リマスタリング:2019年5月20日発売(Blu-spec CD2 : DYCL 752)
Senri Premium Ⅱ ~MY GLORY DAYS 1989-1992として発売

ap

Produced & Written by Senri Oe
Co-Producer : Yoji Kosaka
最高1位・30万枚

TL

1. APOLLO
(作詞:作曲:大江千里・編曲:清水信之)
(C) 1990 Sony Music Artists Inc.

21stシングル。最高13位、6.8万枚。不二家スナックチョコレート『アメリカンバー』CMソング。(本人出演)非常にお洒落で洗練されたサウンド。
時代の中にある恋愛と生活。喧嘩して追いかけるというシチュエーションはよく見られる。


2. たわわの果実
(作詞:作曲:大江千里・編曲:清水信之)
(C) 1990 Sony Music Artists Inc.

19thシングル。最高12位、6.7万枚。コミカル千里。
個人的にクセになるメロディーなのであんまり歌詞を意識せず聴けるかな。


3. BAY BOAT STORY
(作詞:作曲:大江千里・編曲:清水信之)
(C) 1990 Sony Music Artists Inc.

シングル『APOLLO』のカップリング曲。フジテレビ系『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』挿入歌。

4. 舞子VILLA Beach
(作詞:作曲:大江千里・編曲:清水信之)
(C) 1990 Sony Music Artists Inc.

サビのフレーズが耳タコになっちゃう。ドライブに合いそう。

5. あなたは知らない
(作詞:作曲:大江千里・編曲:清水信之)
(C) 1990 Sony Music Artists Inc.

去って行った『あなた』を胸の奥では忘れられない男のせつなさを歌う。
ギルバート・オサリバンの『Nothing Rhymed』が好きなのですが、千里さんもギルバート・オサリバンが好きなんですって。
哀愁という意味では非常に温度が近い曲かも。


6. やっと気がついた
(作詞:作曲:大江千里・編曲:清水信之)
(C) 1990 Sony Music Artists Inc.

ポップでロックなバランスが心地良い。
初期の千里さんのメロディアスな世界観がちらちら。


7. 8年土産
(作詞:作曲:大江千里・編曲:清水信之)
(C) 1990 Sony Music Artists Inc.

17歳の時に出会った彼女との恋物語。
もう結婚した彼女に会いたい!と未練をのぞかせる。
こういうコンパクトにまとまってるフォーマット、ユーミンにも多かったけど大好きだわ。


8. 竹林をぬけて
(作詞:作曲:大江千里・編曲:清水信之)
(C) 1990 Sony Music Artists Inc.

こういう曲調でアレンジのマッキーの曲があったなぁ。『HAPPY DANCE』とか多少なり影響を感じる。

9. dear
(作詞:作曲:大江千里・編曲:清水信之)
(C) 1990 Sony Music Artists Inc.

20thシングル。最高6位、11.2万枚。スズキカルタスCMソング(大江千里本人出演)
このCMがYouTubeにあったのですが、千里さんめちゃめちゃ可愛かったけど、曲の世界はどうしようもなく男っぽい。


10. これから
(作詞:作曲:大江千里・編曲:西本明)
(C) 1988 Sony Music Artists Inc.

15thシングル。最高19位、2.6万枚。前のアルバムには収録されませんでした。
何度も何度も聴きました。
せつなくなるし、千里さん独特の激しさが表現されているバラード曲。この質感は例え歌の上手いマッキーにも出せないんだよね。


11. 星空に歩けば
(作詞:作曲:大江千里・編曲:清水信之)
(C) 1990 Sony Music Artists Inc.

のちに22ndシングル『あいたい』のカップリングとしてリカット。
千里さんは後世に残るような曲を作りたくて制作に取り組んだそうです。
アレンジもメロディーもファンシーでファンタジーな感じがして好きです。
疲れた時とかに聴きたくなるのですよ。


RV

▼旧譜リマスター盤発売中▼
歌詞カードはLP版を復刻したカラー仕様




このアルバム『APOLLO』は私の大江千里さん初体験。
bay FMの『パワーカウントダウン』のアルバムチャートでOn Airされた『APOLLO』や『竹林をぬけて』を聴いて興味を持って聴くようになりました。
『たわわの果実』なんかは私が言うところのコミカルマッキー的な曲なんですが千里さんの声だと大丈夫なんだよな。不思議だ。

この作品では自身初のチャート1位を獲得し、セールスもこの時点では自己最高の30万枚ということで派手なツアーも組まれたということです。(行けた方、うらやましい!!!)
ライブに行けた方々が楽しんでる頃、私はまだ小学高学年でCDを買うのも一苦労。
家庭の事情などもあり随分と悲しい少年時代を過ごしていました。
だからこのアルバムを聴くとせつないというか、ほろ苦い記憶が呼び起こされます。

それからしばらくして高校に入った頃、手紙を通じてやり取りしていた方がいて・・・群馬か栃木のほうの人で自分より一回りくらい上。
あるとき千里さんのテープを送ってくれたりしたんですね。
きっと気に入った曲をセレクトして送ってくれたんだと思います。
その中にこのアルバムの曲が入ってたりして、それでまた思い出したりして。

彼が結婚するという話をして、そのあとに結婚の挨拶のハガキを送って来てくれたりしました。
自分達のような世界に居ると、特に田舎であればあるほど、親のために自分を殺して結婚していく人もいます。
実際いっぱいいます。二丁目でもそういう人いっぱいいました。
我慢して子供を作ると言った彼がどんなお父さんになっているのか。幸せならいい。

やっぱりこのアルバムは自分にとってはノスタルジーなのかも知れません。『これから』以外は清水信之さんアレンジです。
時が過ぎても、聴き続けたくなるそんな一枚。

個人的評価:★★★★★★★★★★ 10




ボックスセット発売中