橘いずみ Compilation Album
ゴールデン☆ベスト
Sony Music Direct (Japan) Inc.
2002年6月19日(MHCL 132)

Produced by Akira Sudoh(#1〜5)
Produced by Akira Sudoh & Izumi Tachibana(#6〜15)

1. 君なら大丈夫だよ
(作詞:橘いずみ・作曲・編曲:杉真理)
(C) 1992 Sony Music Artists, Inc.
他者から提供を受けた、1992年6月21日発売のデビューシングル。
2. 空色のカーテン
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:岩崎琢)
(C) 1992 Sony Music Artists, Inc.
2ndシングル『また かけるから』のカップリング曲。
3. 街を歩こう
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:武澤豊)
(C) 1992 Sony Music Artists, Inc.
1stアルバム『君なら大丈夫だよ』より。
4. 東京発
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:星勝)
(C) 1992 Sony Music Artists, Inc.
2ndアルバム『どんなに打ちのめされても』より。
5. 失格
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:星勝)
(C) 1993 Sony Music Artists, Inc.
有線を中心に火が付き橘いずみさんが注目されるきっかけになった1993年3月10日発売の3rdシングル。(チャート最高39位、売上約10.2万枚)
あたりさわりがないポップスが幅を利かせていた時代に在って、攻撃的で衝撃的な魂の叫びは人々の心を揺さぶった。
6. バニラ
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1993 Sony Music Artists, Inc.
1993年9月22日発売の4thシングル。(チャート最高19位、売上約7.2万枚)
スマッシュヒットしたものの、『失格』の延長線上にあるヒット狙いの曲に思える。
7. ゼッケン5
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1994 Sony Music Artists, Inc.
3rdアルバム『太陽が見てるから』より。
8. 太陽
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1994 Sony Music Artists, Inc.
3rdアルバム『太陽が見てるから』より。
当時の橘さんのリアルな心情なのだろうか。
手に入れたくても手に入らないものへの憧れをつぶやくように、時に激しく歌う。
彼女の作品では欠かせない部類の曲でしょうね。
9. サルの歌
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1993 Sony Music Artists, Inc.
1993年11月21日発売の5thシングル。
メロディー構成はエルトン・ジョンの『Your Song』を連想させる正統派なバラード。
内省的でありながら前に進もうとする心理描写が身につまされる人も少なくないのでは。
10. 上海バンドネオン
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1994 Sony Music Artists, Inc.
1994年7月21日発売の7thシングル。(チャート最高48位、売上約2万枚)
橘さんの作品ではよく見られる韻を踏んだ言葉遊びが堪能できる。
『こぼれおちるもの』収録。
11. 永遠のパズル
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1994 FUJI PACIFIC MUSIC,INC.
1994年4月21日発売の6thシングル。(チャート最高9位、売上約37.2万枚)
フジテレビ系ドラマ『この愛に生きて』主題歌。
Mr.Children『名もなき詩』のつぶやき?ラップ?はこれをオマージュしたもの。
12. GOLD
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1994 Sony Music Artists, Inc
1994年11月21日発売の8thシングル。
ひとりぼっちの君への応援歌なんだけど同じメロディーの繰り返しがちょっと飽きる。
13. アマリリス
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:橘いずみ & 須藤晃)
(C) 1996 Sony Music Artists, Inc.
1996年2月22日発売の11thシングル。
フランス民謡の『アマリリス』のメロディーがリコーダーで演奏されている。
『空になりたい』『Dudada』などに通じる前向きソング。
『ごらん、あれがオリオン座だよ』収録。
14. SHOOTING STAR
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:橘いずみ & 須藤晃)
(C) 1997 Sony Music Artists, Inc.
7thアルバム『TOUGH』より。
15. WINDOW
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:橘いずみ & 須藤晃)
(C) 1997 Sony Music Artists, Inc.
1997年4月21日発売の12thシングル。
洗練された表現力が光る洋楽っぽい楽曲、のちのラブサイコデリコや椎名林檎に何らかの影響を与えていたりして…

そもそも私が彼女の音楽にふれるきっかけは、当時よく聴いていたオールナイトニッポンで耳にしたのが最初だったと記憶している。
石川よしひろさんが好きでオールナイトニッポンを聴くようになったのでそこでかかったのかも。
注目を集めた『失格』を機に『女 尾崎豊』と呼ばれることもあった彼女だが、私の中に決定付けられた彼女の世界観は『サルの歌』なので正直違和感があった。
個人的には中島みゆきさん、アメリカン・ロックのエッセンスを感じたのだけど。
尾崎豊さんのディレクターを務めたプロデューサー須藤晃さんが橘さんを担当したからそう言われたのかな?
本人の選曲というふれこみのベスト盤で代表的なシングルが中心となっている。
橘いずみ入門編、いや橘ワールドに入れるかはいれないかの実力テストかな。
でもこれをもって橘いずみというシンガーソングライターの全てを網羅したとは到底言えない。
数年前に榊いずみを含めた記念ベストが出ているがあれもちょっと中途半端だったなあ。
『空になりたい』『がんばれ、なまけもの』、『Dudada』、『オールファイト』といった背中を押してくれるような曲も多いし、『また かけるから』『ごみ』『きまり』『26-Dec. 11th,1968』『TOUGH』『ジュエル』などなどもっともっと名曲も数多い。
スタジオ作品『どんなに打ちのめされても』と『ごらん、あれがオリオン座だよ』は傑作なので機会があったら手にして欲しい。
現在は、旦那様の姓の榊を名乗るいずみさん。
ソニー時代に限っていえばアーティスト『橘いずみ』はかつて濃密な時間を共有したプロデューサー須藤晃氏とつくりあげたもの。
須藤さんが編曲に参加するようになり、二人だけで作った作品もあるとか。
須藤氏といえば、尾崎豊さんや玉置浩二さんなど個性の強いアーティストを手がけることで知られる方です。
橘さんにとっても、アーティスト『橘いずみ』で表現した楽曲たちには相当な思い入れがあると思われアーティスト名を変えたのも当然だったかも知れない。
愛に生き愛を歌う激しい『橘いずみ』という存在は人々に多くの影響を与えたことでしょう。
橘さんが須藤さんと作った最後のアルバム『TOUGH』は1997年、翌年の1998年には椎名林檎さんがデビューしている。
もちろん現役で活動されてます。
友達は作風が変わったと言っていたけれどね。
榊いずみさんの平穏なお顔をブログなどで見かけると、幸せそうでよかったと思うのです。
http://sakakiizumi.com/blog/
個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8
ゴールデン☆ベスト
Sony Music Direct (Japan) Inc.
2002年6月19日(MHCL 132)

Produced by Akira Sudoh(#1〜5)
Produced by Akira Sudoh & Izumi Tachibana(#6〜15)

1. 君なら大丈夫だよ
(作詞:橘いずみ・作曲・編曲:杉真理)
(C) 1992 Sony Music Artists, Inc.
他者から提供を受けた、1992年6月21日発売のデビューシングル。
2. 空色のカーテン
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:岩崎琢)
(C) 1992 Sony Music Artists, Inc.
2ndシングル『また かけるから』のカップリング曲。
3. 街を歩こう
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:武澤豊)
(C) 1992 Sony Music Artists, Inc.
1stアルバム『君なら大丈夫だよ』より。
4. 東京発
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:星勝)
(C) 1992 Sony Music Artists, Inc.
2ndアルバム『どんなに打ちのめされても』より。
5. 失格
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:星勝)
(C) 1993 Sony Music Artists, Inc.
有線を中心に火が付き橘いずみさんが注目されるきっかけになった1993年3月10日発売の3rdシングル。(チャート最高39位、売上約10.2万枚)
あたりさわりがないポップスが幅を利かせていた時代に在って、攻撃的で衝撃的な魂の叫びは人々の心を揺さぶった。
6. バニラ
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1993 Sony Music Artists, Inc.
1993年9月22日発売の4thシングル。(チャート最高19位、売上約7.2万枚)
スマッシュヒットしたものの、『失格』の延長線上にあるヒット狙いの曲に思える。
7. ゼッケン5
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1994 Sony Music Artists, Inc.
3rdアルバム『太陽が見てるから』より。
8. 太陽
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1994 Sony Music Artists, Inc.
3rdアルバム『太陽が見てるから』より。
当時の橘さんのリアルな心情なのだろうか。
手に入れたくても手に入らないものへの憧れをつぶやくように、時に激しく歌う。
彼女の作品では欠かせない部類の曲でしょうね。
9. サルの歌
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1993 Sony Music Artists, Inc.
1993年11月21日発売の5thシングル。
メロディー構成はエルトン・ジョンの『Your Song』を連想させる正統派なバラード。
内省的でありながら前に進もうとする心理描写が身につまされる人も少なくないのでは。
10. 上海バンドネオン
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1994 Sony Music Artists, Inc.
1994年7月21日発売の7thシングル。(チャート最高48位、売上約2万枚)
橘さんの作品ではよく見られる韻を踏んだ言葉遊びが堪能できる。
『こぼれおちるもの』収録。
11. 永遠のパズル
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1994 FUJI PACIFIC MUSIC,INC.
1994年4月21日発売の6thシングル。(チャート最高9位、売上約37.2万枚)
フジテレビ系ドラマ『この愛に生きて』主題歌。
Mr.Children『名もなき詩』のつぶやき?ラップ?はこれをオマージュしたもの。
12. GOLD
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:須藤晃 & 橘いずみ)
(C) 1994 Sony Music Artists, Inc
1994年11月21日発売の8thシングル。
ひとりぼっちの君への応援歌なんだけど同じメロディーの繰り返しがちょっと飽きる。
13. アマリリス
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:橘いずみ & 須藤晃)
(C) 1996 Sony Music Artists, Inc.
1996年2月22日発売の11thシングル。
フランス民謡の『アマリリス』のメロディーがリコーダーで演奏されている。
『空になりたい』『Dudada』などに通じる前向きソング。
『ごらん、あれがオリオン座だよ』収録。
14. SHOOTING STAR
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:橘いずみ & 須藤晃)
(C) 1997 Sony Music Artists, Inc.
7thアルバム『TOUGH』より。
15. WINDOW
(作詞・作曲:橘いずみ・編曲:橘いずみ & 須藤晃)
(C) 1997 Sony Music Artists, Inc.
1997年4月21日発売の12thシングル。
洗練された表現力が光る洋楽っぽい楽曲、のちのラブサイコデリコや椎名林檎に何らかの影響を与えていたりして…

そもそも私が彼女の音楽にふれるきっかけは、当時よく聴いていたオールナイトニッポンで耳にしたのが最初だったと記憶している。
石川よしひろさんが好きでオールナイトニッポンを聴くようになったのでそこでかかったのかも。
注目を集めた『失格』を機に『女 尾崎豊』と呼ばれることもあった彼女だが、私の中に決定付けられた彼女の世界観は『サルの歌』なので正直違和感があった。
個人的には中島みゆきさん、アメリカン・ロックのエッセンスを感じたのだけど。
尾崎豊さんのディレクターを務めたプロデューサー須藤晃さんが橘さんを担当したからそう言われたのかな?
本人の選曲というふれこみのベスト盤で代表的なシングルが中心となっている。
橘いずみ入門編、いや橘ワールドに入れるかはいれないかの実力テストかな。
でもこれをもって橘いずみというシンガーソングライターの全てを網羅したとは到底言えない。
数年前に榊いずみを含めた記念ベストが出ているがあれもちょっと中途半端だったなあ。
『空になりたい』『がんばれ、なまけもの』、『Dudada』、『オールファイト』といった背中を押してくれるような曲も多いし、『また かけるから』『ごみ』『きまり』『26-Dec. 11th,1968』『TOUGH』『ジュエル』などなどもっともっと名曲も数多い。
スタジオ作品『どんなに打ちのめされても』と『ごらん、あれがオリオン座だよ』は傑作なので機会があったら手にして欲しい。
現在は、旦那様の姓の榊を名乗るいずみさん。
ソニー時代に限っていえばアーティスト『橘いずみ』はかつて濃密な時間を共有したプロデューサー須藤晃氏とつくりあげたもの。
須藤さんが編曲に参加するようになり、二人だけで作った作品もあるとか。
須藤氏といえば、尾崎豊さんや玉置浩二さんなど個性の強いアーティストを手がけることで知られる方です。
橘さんにとっても、アーティスト『橘いずみ』で表現した楽曲たちには相当な思い入れがあると思われアーティスト名を変えたのも当然だったかも知れない。
愛に生き愛を歌う激しい『橘いずみ』という存在は人々に多くの影響を与えたことでしょう。
橘さんが須藤さんと作った最後のアルバム『TOUGH』は1997年、翌年の1998年には椎名林檎さんがデビューしている。
もちろん現役で活動されてます。
友達は作風が変わったと言っていたけれどね。
榊いずみさんの平穏なお顔をブログなどで見かけると、幸せそうでよかったと思うのです。
http://sakakiizumi.com/blog/
個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8