一青窈 5th Studio Album
花蓮街(かれんがい)
FLME
2010年4月21日発売(CD : FLCF-4318)

▼カタログ
・初回盤:発売日同じ(CD&DVD : FLCF-4317)

karengai

Produced by Takeshi Kobayashi
最高15位・約2万枚

TL

1. ~壁の向こう側~
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2010 dajia

Overture

2. メイク
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2010 dajia

効果的に使用したブラスが印象的なモータウン調のごきげんなナンバー。
マイラバでもこんな感じの曲あった気がする。


3. coup d'etat
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2010 dajia

サウンド的には良質のポップスという意味でマッキーぽいなあなんて感じた。

4. 確信犯
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2010 dajia

怖い女ですね(笑)
まあでもこういう女がいてもおかしくないよね。
気持ち良くなるのは男だけなんて不公平だもの。


5. ウラ・ハラ
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2009 dajia

2009年11月4日発売の14thシングル『うんと幸せ』収録曲。

6. Dolce
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2010 dajia

Salyuさんが歌いそうな曲。
コンパクトなポップスは小林さんの趣味の世界です。


7. ほおずき
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2009 dajia

2009年10月発売のシングル『ユア メディスン~私があなたの薬になってあげる』収録曲。
イントロだけ聴くと初期のMr.Childrenやサザンに関わってた時期の小林さんサウンドを連想。


8. 上の空
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2010 dajia

MY LITTLE LOVERでいえば『private eyes』のように突然おかしなことをしてしまう小林さん。

9. サイコロ
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2010 dajia

テクノ?音圧が低すぎる気が。

10. Final Call
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2010 dajia

だからだからだからからだからっていう部分が印象的。
ストリングスが入って来るので、あ!小林さんって感じの壮大な曲。
シングルにしてもおかしくないクオリティー。


11. 冬めく
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2010 Nippon Television Music Corporation

2007年1月に発売が見送られ、2010年2月24日に発売された15thシングル。
新歌謡(進化窈)三部作のひとつ。
好き好きオーラ炸裂の熱烈ラブソング。
アルバムの中ではキャッチーで結構好きです。イントロからマイラバのようなギターが入っててAKKOが歌ったらマイラバになると思う。
日本テレビ系『スッキリ!!』エンディングテーマ、テレビ東京系『JAPAN COUNTDOWN』オープニングテーマ


12. ユア メディスン~私があなたの薬になってあげる
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2009 NICHION,INC.

2009年10月発売の13thシングル。新歌謡(進化窈)三部作のひとつ。
なんていうか和田アキ子の匂いを感じるのです。
TBS系『COUNT DOWN TV』オープニングテーマ


13. 凧揚げ
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2010 dajia

『ハナミズキ』で決定付けられた一青さんの音楽的なパブリックイメージ通りのバラード。
小林さんはそういう曲が書けるのに、あえて外してるんだなあ。
こちらには収録されていませんが『道案内』とか『愛と誠のファンタジア』もスタンダード性のあるバラードだと思いますが広まりませんでしたね。


14. ~壁のこちら側~
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史)
(C) 2010 dajia

Outro
この曲までが小林武史さんとの完全共作。
次の曲がボーナストラックであるかのような印象。



15. うんと幸せ
(作詞:一青窈・作曲:編曲:小林武史、武部聡志
(C) 2009 dajia

2009年11月4日発売の14thシングル。新歌謡(進化窈)三部作のひとつ。

木の葉のようにさらわれて
ばらばらに落ちていっても
同じ土に還るまでのすべて
それを幸せという


家族、恋人、友達、職場の人間関係…ありとあらゆるものの中で、どんな人も当たり前のように求める愛という幻想に、時に人を傷つけ時に自分が傷つき・・・
けれど結局いつかはみんな土に還ってゆく。たどり着く先はみんな同じ。

例えば一青窈さんが魂を燃やした恋愛も土に還り、地球に還り、やがて宇宙の塵になり新しい惑星の材料になるかも知れない。
そしてすべてが無になる。
ならば生きてるこの時こそが幸せじゃないかって。
映画『私の中のあなた』イメージソング


RV

▼歌でしか言えないオンナです▼



小林武史さんほぼ完全プロデュース。
小林武史さん作曲・編曲の楽曲はインタールード的な、~壁の向こう側~と~壁のこちら側~で仕切りになっていて、最後に収録されている『うんと幸せ』のみが小林さんと武部さんの共作という構成。

ap Bank Fesをきっかけに出会い、ベストアルバム『BESTyo』に収録された新曲『てんとう虫』を小林武史さんがプロデュースしたところから始まる。
小林武史さんがプロデュースするSalyuさんや綾瀬はるかさんの楽曲を共作するなど交流を深めた。
当時小林さんはMy Little LoverのAKKOさんと結婚していたので、二人の交流は不倫とされマスコミを騒がせた。小林さんとAKKOさんが離婚したあとも一青さんはパッシングされ続けている。
それぞれの道を歩いている今でも。

コンセプトとして新歌謡(進化窈)を掲げ制作された三部作のシングルが核になっている。
懐かしさと新しさが同居した新感覚の歌謡曲というかな。

小林さんのプロデュースは与えるパターンと引き出すパターンがあると思うんです。
Salyuさんを前者だとすると、ミスチルや一青さんの場合は後者かなあと。
この作品でも一青さんの曲としては意外にも思えるようは『確信犯』『サイコロ』といった実験的な雰囲気のものもあります。
『ほおずき』『Final Call』などなどでThe小林武史というアレンジがあるので全体を通して聴くと安定感のある一枚ですよね。
もうちょっと売れてもよかったような気がします。
というか、作品には罪がないというか『ハナミズキ』だけの歌手じゃないんですよ。小林さんと作ったこのアルバムも良い曲多いんですよ。

一青さんの歌詞は真っ直ぐすぎるくらい小林武史さんに向かっているような印象を抱きます。
二人が始まった経緯から、女性のバッシングを受けてきた彼女ですが、彼女の曲はむしろ恋愛中の女性に共感できる要素が強い作品なのではないでしょうか。

二人で紡いだ曲は、二人の心は…花蓮街といふ、幻の街に閉じ込められました。

個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8