松任谷由実 23rd Studio Album
DAWN PURPLE
EXPRESS / 東芝EMI
1991年11月22日発売(CD : TOCT-6300 / CT : TOTT-6300)

▼カタログ
品番違い:2013年10月2日発売(CD : TYCT-69053)ユニバーサルミュージック

dp
art directed by Mitsuo Shindo/信藤三雄
Photograher:Kenji Miura/三浦憲治

Produced by Masataka Matsutoya
最高1位・約190.1万枚

TL

1. Happy birthday to you~ヴィーナスの誕生
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1987 KIRARA Music Publisher & Tanabe Music Publishing

1987年に小林麻美さんに提供した『遠くからHAPPY BIRTHDAY』の歌詞違い。
友達の出産を歌ったもの。
間奏とコーラスでゲスト参加しているソウルフルな男性ボーカルは久保田利伸さん。


Keyboards&Rhythm Programming:松任谷正隆
Drum Programming:江口信夫
Guitars:松原正樹
Synthesizer Strings:Randy Kerber
Percussion:Michael Fisher
Trumpet:Jerry Hey,Gary Grant
Trombone:Bill Reichenbach
Sax:Dan Higgins
Background Vocals:松任谷由実,EVE
Horn&Strings Arranged by Jerry Hey
Guest Vocal:久保田利伸

2. 情熱に届かない~Don't Let Me Go
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1991 KIRARA Music Publisher

キリンラガービールCMソング。
キリンラガービールのCMの大鶴義丹さんがとにかくかわいくてしょうがない。
頼りなさげなのに危なげな感じが個人的にツボ。
効果的に繰り返されるサビのシンセ?オーケストラルヒット?が実に印象的。
でもでもやっぱりワタシにとってこの曲は義丹様〜なのでした。


Keyboards&Rhythm Programming:松任谷正隆
Drums:John Robbinson
Bass:Aberaham Laboriel
Guitars:松原正樹
Percussion:Michael Fisher
Background Vocals:木戸泰弘,比山貴咏史,広谷順子
Duet Vocal:広谷順子
Guitar Solo:Tim Pierce

3. 遠雷
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1991 KIRARA Music Publisher



4. DAWN PURPLE
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1991 KIRARA Music Publisher

タイトル曲。キリンラガービールCMソング。
イントロで『Moonlight Legend』を思い出す。


Keyboards&Rhythm Programming:松任谷正隆
Drums:John Robbinson,江口信夫
Bass:Leland Sklar
Electric&Acoustic Guitars:松原正樹
Percussion:Michael Fisher
Background Vocals:木戸泰弘,比山貴咏史,広谷順子


5. インカの花嫁
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1991 KIRARA Music Publisher

サビの韻踏みが耳に残る。

Keyboards&Rhythm Programming:松任谷正隆
Drums:John Robbinson
Bass:Aberaham Laboriel
Guitars:松原正樹
Percussion:Michael Fisher
Trumpet:Jerry Hey,Gary Grant
Trombone:Bill Reichenbach
Sax:Dan Higgins
Background Vocals:松任谷由実,Carmen Twillie,Terry Young,Joey Diggs
Horn Arrangement by Jerry Hey

6. 千一夜物語
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1991 KIRARA Music Publisher

ハウスの要素を打ち出したダンサブルなナンバー。
歌詞はふられた男に復讐する女!
由実さんの囁き『熱いキッス・・・』が怖い!!(笑)


Keyboards&Rhythm Programming:松任谷正隆
Guitars:松原正樹
Background Vocals:松任谷由実

7. 誰かがあなたを探してる
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1991 KIRARA Music Publisher

先を見てるユーミンならではの視点。
間奏にいきなりアカペラが入ってきてびっくりした。


Keyboards&Rhythm Programming:松任谷正隆
Drums&Drum Programming:江口信夫
Bass:Aberaham Laboriel
Guitars:松原正樹
Percussion:Michael Fisher
Trumpet:Jerry Hey,Gary Grant
Trombone:Bill Reichenbach
Sax:Dan Higgins
Background Vocals:松任谷由実
A Capella Vocals:THE FIVE
Horn Arrangement by Jerry Hey
A capella Arrangement by 吉村晴哉
Guitar Solo:松原正樹

8. タイム リミット
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1991 KIRARA Music Publisher

国土計画 苗場プリンスホテルスキーエンジョイパックCMソング。

Keyboards&Rhythm Programming:松任谷正隆
Drums:John Robbinson
Drum Programming:江口信夫
Guitars:松原正樹
Percussion:Michael Fisher
Trumpet:Jerry Hey,Gary Grant
Trombone:Bill Reichenbach
Sax:Dan Higgins
Background Vocals:松任谷由実
Sax Solo:Dan Higgins

9. サンド キャッスル
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1991 KIRARA Music Publisher

ユーミンお得意(?)の海系ロスト・ラブソング。
一人で出掛けた砂浜で砂の城を作るというのもちょっとなんだか(笑)しかも波に流されるのを見届けるという…。
どんな人も、どんな恋でもそれなりに真摯に相手と向き合うもの。
主人公の彼女も自他共に彼とゴールインすると思っていたし世界で一番幸せと信じていた。けれど、そんな恋は終わってしまった。
波が寄せれば崩れてしまうもろい砂の城のように恋も儚いものだったと回想する。
個人的に思い出に残ってるのが、華原朋美さんが主演したユーミン楽曲カバーのみのミュージカルでこの曲を歌っていたこと。
それが妙に良かった。


Keyboards&Rhythm Programming:松任谷正隆
Drums:John Robbinson
Bass:Aberaham Laboriel
Guitars:松原正樹
Synthesizer Strings:Randy Kerber
Percussion:Michael Fisher
Background Vocals:松任谷由実,木戸泰弘,比山貴咏史,広谷順子
Sax Solo:Jake H. Concepcion

10. 9月の蝉しぐれ
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1991 KIRARA Music Publisher

終わった恋愛を思い返すスタンダードなバラード。
シンセとリズムトラックをベーシックに組み立てられるこの時期のユーミンの定番フォーマット。
由実さんの声に由実さんのコーラスが重なると不思議なせつなさを呼び起こしてくる。


Keyboards&Rhythm Programming:松任谷正隆
Guitars:松原正樹
Background Vocals:松任谷由実

RV




80年代後半より日本の音楽シーンの最前線に立ち、ミリオン時代の扉を開き30代を過ぎてから再度の大ブレイクという偉業を成し遂げた由実さん。
今作はそんなユーミンブームの絶頂期を物語るかのように初登場でミリオンセラーを達成した。
日本の音楽チャートとして世界的に知られるオリコン史上に残る初の記録として永遠に語り継がれるだろう。
総売上も前作とほぼ同水準を維持した。

ユーミンブームの絶頂と記しましたが、正確には『Hello, my friend』のヒットにより売上が押し上げられた『THE DANCING SUN』がスタジオアルバムとしての最大ヒットになる。
しかし今作の『TEARS AND REASONS』『U-miz』はミリオンを達成しているとはいえ大幅に売り上げを落としている。
また様々なアーティストのアルバムが売れた95年頃のCDバカ売れ期には売り上げを落としているので、ユーミンという一つのブームに翳りが見えていると言える。

アルバム全体を貫くサウンドは松任谷由実というブランドを決定付けたデジタルサウンド。
『Miss BROADCAST』や『Aはここにある』は前作、全前々作のフレーバーを残しているものの、今作はどこかしっとり暗い印象。


個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8


ユーミンを聴き始めるならこの2枚
ユーミンのベスト『バイブル』です




次作は『TEARS AND REASONS』です。

松任谷由実特集はこちら!