松任谷由実 - アルバム - サーフ・アンド・スノー
松任谷由実 10th Studio Album
SURF & SNOW
EXPRESS / 東芝EMI
1980年12月1日 (LP : ETP-90034 / CT : ZT28-693)
▼カタログ
・CD化:1985年6月1日発売(CD : CA32-1136)東芝EMI
・リマスター:1999年2月24日発売(CD : TOCT-10643)東芝EMI
・品番違い:2013年10月2日発売(CD : TYCT-69040)ユニバーサルミュージック
『忘れないで ときめくホリデー
松任谷由実、サーフ・アンド・スノー』
Produced by Masataka Matsutoya MM
最高7位・43.2万枚
1. 彼から手をひいて
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
恋人を他の娘に奪われたくない!という乙女心を歌ったナンバー。
ちょっと怖い女かも・・・(イメージ的に夏)
2. 灼けたアイドル
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
時の流れ、若さの無常さを夏のバカンスに絡めてさらりと歌っている。
曲中に登場する『カバナ』は茅ヶ崎方面に実際にあったお店だそうです。(夏)
3. 人魚になりたい
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
アバンチュールとかリゾートラヴを歌ったんだろうか。
4. まぶしい草野球
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
ユーミンといえばラグビーを歌った『ノーサイド』があまりに有名ですが野球の歌といえばこの曲と『Cowgirl Dreamin'』の『Called Game』でしょうか。
それほど野球が上手ではないけれど野球の夢中になっている彼の草野球の試合を観に行った時の情景。(梅雨時~初夏?)
不二家ソフトエクレアCMソング。
5. ワゴンに乗ってでかけよう
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
個人的に特に気に入っている曲。
『自然のベッドで 目ざめた日から世界が変わるよ』
このフレーズが好きです。(イメージ的に夏)
6. 恋人がサンタクロース
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
山下達郎さんの『クリスマスイブ』とともに80年代~クリスマスの定番として親しまれているこの曲。
シングルになっていないのでベストアルバムに収録されるまでは、冬の音楽チャートに度々このアルバムが顔を出していましたね。(冬)
松田聖子さんがアルバム『金色のリボン』で1985年に、Flowerが4thシングルとして2012年に、その他アーティストもカバーしている。
7. シーズンオフの心には
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
避暑地で過ごした女性の失恋と夏の終りの寂しさを歌った曲。
ハワイアンなトラックが逆にせつなさを感じさせる。(晩夏)
ちなみに由実さんのFM番組で『海の季節』をテーマにした特集で流れていたので冬の歌ではないでしょうね。
由実さん夫婦の親友、藤真利子さんが1981年に発表したアルバム『浪漫幻夢』にてカバーしています。
8. サーフ天国、スキー天国
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 TV Asahi Music & KIRARA MUSIC PUBLISHER
イントロでやられちゃう曲ですね。
『冬』と『夏』のリゾートを交互に一つの曲で見事に表現されている。
ホイチョイ映画で起用されました。(夏と冬)
9. 恋人と来ないで
(作詞:作曲:荒井由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1976 Alfa Music
別れる二人が語らうカフェテリア。
最後の思い出の場所だから別の人とは来ないでほしいという女性ならではの願い。
由実さんが独身時代にポール岡田さん、寺門ユキさんから成るパイシス(Pisces)というデュオに提供したものをセルフカバー。
いずれも編曲者は同じですがユーミンのバージョンでは原曲とは異なり、非常にシンプルな構成になっている。
渋い声が耳に残る男性ボーカルは故 岡田眞澄さん。(秋か冬?)
10. 雪だより
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
越後湯沢の駅を取り囲むような山々を目にしたときこの曲を思い出しました。
今年の『SURF&SNOW in Naeba』でも歌ってくれ、苗場のために書き上げたと言ってましたね。
由実さん夫婦の親友、藤真利子さんが1981年に発表したアルバム『浪漫幻夢』にて『山の雪だより』とタイトルを変えカバーしています。(冬)
夏が近くなるとユーミンの『PEARL PIERCE』というアルバムが聴きたくなります。
冬が近くなると聴きたくなるのは『SURF & SNOW』でしょうか。
『SURF & SNOW』は完全に冬向けの作品ではありませんが、苗場でのリゾートコンサートのせいでしょうか、イメージ的なもので聴いちゃうんでしょうか。
私が子供の時に出た作品なので、もちろんリアルタイムではないので、リアルタイムで聴いた人とはやはり感想も変わってくるかも知れませんね。
冬は山へ、夏は海へ。
昔の若者は自動車に乗ってる人が多かったもんね。彼氏彼女とマイカーで旅をするように遊んでいたんだろう。やがてそこに子供が加わって家族が出来上がってゆく。
リゾートというのは結婚前の息抜き期間だったりするのかもね。
そして子供が巣立てばまたあの頃に戻る。二人とも歳を取っているけれど。
ユーミンが提示した80年代のカップル像、リゾート感そういったものが表現されているのかな?…
時代の移ろいを感じられる一枚。
個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8
次作は『水の中のASIAへ』です。
松任谷由実 10th Studio Album
SURF & SNOW
EXPRESS / 東芝EMI
1980年12月1日 (LP : ETP-90034 / CT : ZT28-693)
▼カタログ
・CD化:1985年6月1日発売(CD : CA32-1136)東芝EMI
・リマスター:1999年2月24日発売(CD : TOCT-10643)東芝EMI
・品番違い:2013年10月2日発売(CD : TYCT-69040)ユニバーサルミュージック
『忘れないで ときめくホリデー
松任谷由実、サーフ・アンド・スノー』
Produced by Masataka Matsutoya MM
最高7位・43.2万枚
1. 彼から手をひいて
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
恋人を他の娘に奪われたくない!という乙女心を歌ったナンバー。
ちょっと怖い女かも・・・(イメージ的に夏)
2. 灼けたアイドル
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
時の流れ、若さの無常さを夏のバカンスに絡めてさらりと歌っている。
曲中に登場する『カバナ』は茅ヶ崎方面に実際にあったお店だそうです。(夏)
3. 人魚になりたい
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
アバンチュールとかリゾートラヴを歌ったんだろうか。
4. まぶしい草野球
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
ユーミンといえばラグビーを歌った『ノーサイド』があまりに有名ですが野球の歌といえばこの曲と『Cowgirl Dreamin'』の『Called Game』でしょうか。
それほど野球が上手ではないけれど野球の夢中になっている彼の草野球の試合を観に行った時の情景。(梅雨時~初夏?)
不二家ソフトエクレアCMソング。
5. ワゴンに乗ってでかけよう
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
個人的に特に気に入っている曲。
『自然のベッドで 目ざめた日から世界が変わるよ』
このフレーズが好きです。(イメージ的に夏)
6. 恋人がサンタクロース
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
山下達郎さんの『クリスマスイブ』とともに80年代~クリスマスの定番として親しまれているこの曲。
シングルになっていないのでベストアルバムに収録されるまでは、冬の音楽チャートに度々このアルバムが顔を出していましたね。(冬)
松田聖子さんがアルバム『金色のリボン』で1985年に、Flowerが4thシングルとして2012年に、その他アーティストもカバーしている。
7. シーズンオフの心には
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
避暑地で過ごした女性の失恋と夏の終りの寂しさを歌った曲。
ハワイアンなトラックが逆にせつなさを感じさせる。(晩夏)
ちなみに由実さんのFM番組で『海の季節』をテーマにした特集で流れていたので冬の歌ではないでしょうね。
由実さん夫婦の親友、藤真利子さんが1981年に発表したアルバム『浪漫幻夢』にてカバーしています。
8. サーフ天国、スキー天国
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 TV Asahi Music & KIRARA MUSIC PUBLISHER
イントロでやられちゃう曲ですね。
『冬』と『夏』のリゾートを交互に一つの曲で見事に表現されている。
ホイチョイ映画で起用されました。(夏と冬)
9. 恋人と来ないで
(作詞:作曲:荒井由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1976 Alfa Music
別れる二人が語らうカフェテリア。
最後の思い出の場所だから別の人とは来ないでほしいという女性ならではの願い。
由実さんが独身時代にポール岡田さん、寺門ユキさんから成るパイシス(Pisces)というデュオに提供したものをセルフカバー。
いずれも編曲者は同じですがユーミンのバージョンでは原曲とは異なり、非常にシンプルな構成になっている。
渋い声が耳に残る男性ボーカルは故 岡田眞澄さん。(秋か冬?)
10. 雪だより
(作詞:作曲:松任谷由実・編曲:松任谷正隆)
(C) 1980 KIRARA MUSIC PUBLISHER
越後湯沢の駅を取り囲むような山々を目にしたときこの曲を思い出しました。
今年の『SURF&SNOW in Naeba』でも歌ってくれ、苗場のために書き上げたと言ってましたね。
由実さん夫婦の親友、藤真利子さんが1981年に発表したアルバム『浪漫幻夢』にて『山の雪だより』とタイトルを変えカバーしています。(冬)
夏が近くなるとユーミンの『PEARL PIERCE』というアルバムが聴きたくなります。
冬が近くなると聴きたくなるのは『SURF & SNOW』でしょうか。
『SURF & SNOW』は完全に冬向けの作品ではありませんが、苗場でのリゾートコンサートのせいでしょうか、イメージ的なもので聴いちゃうんでしょうか。
私が子供の時に出た作品なので、もちろんリアルタイムではないので、リアルタイムで聴いた人とはやはり感想も変わってくるかも知れませんね。
冬は山へ、夏は海へ。
昔の若者は自動車に乗ってる人が多かったもんね。彼氏彼女とマイカーで旅をするように遊んでいたんだろう。やがてそこに子供が加わって家族が出来上がってゆく。
リゾートというのは結婚前の息抜き期間だったりするのかもね。
そして子供が巣立てばまたあの頃に戻る。二人とも歳を取っているけれど。
ユーミンが提示した80年代のカップル像、リゾート感そういったものが表現されているのかな?…
時代の移ろいを感じられる一枚。
個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8
次作は『水の中のASIAへ』です。