KAN Best Album
めずらしい人生
Polydor ポリドール株式会社
1992年2月28日発売(CD : POCH-1130)
(P) NICHION,INC. / Polydor K.K.

All Songs Written by KAN
最高4位・22万枚

mezurashii



KAN 1987-1992

1. めずらしい人生
(作詞:作曲:KAN・編曲:小林信吾・KAN)
(C) 1992 NICHION,INC.

発売当時、新曲として収録された。
めくるめく自身の人生をとびきりポップに歌う。
アレンジが好きかな。シンセ最高!


2. 君はうるさい
(作詞:作曲:編曲:KAN)
(C) 1988 NIChION,INC.

3rdアルバム『GIRL TO LOVE』より。

3. 今夜はかえさないよ
(作詞:作曲:編曲:KAN)
(C) 1987 NICHION.INC.

2ndアルバム『NO-NO-YES MAN』より。

4. 言えずのI LOVE YOU
(作詞:作曲:KAN・編曲:KAN,・松本晃彦)
(C) 1992 NICHION.INC.

1992年3月25日発売の12thシングル。最高19位、9.5万枚。TBS系『さんまのカラクリTV』エンディングテーマ曲。
メロディーもアレンジもポップでこれぞKANさん的なフォーマットの名曲。サビのメロディーがミスチルの『Over』(1994年)に似てる気がするけど桜井さんKANさんのファンなのでオマージュしたのかなと。その後共演もしてるので関係は良好。
あのね、うんとね、生まれは九州なんだよあたりから泣きそうになっちゃうの。なんでかな。


5. だいじょうぶI'm All Right
(作詞:作曲:KAN・編曲:KAN・松本晃彦)
(C) 1988 NICHION.INC.

1988年6月25日発売の3rdシングル。ピアノマン・リスペクト。
サビよりAメロのパワーが強くて引き込まれてゆく。


6. 恋する気持ち
(作詞:作曲:KAN・編曲:小林信吾・KAN)
(C) 1991 NICHION,INC.

1991年7月11日発売の10thシングル。『プロポーズ』と両A面。最高5位、15万枚。
KANさんらしい曲。


7. 東京ライフ
(作詞:作曲:KAN)
(C) 1989 NICHION,INC.

1989年5月1日発売の5thシングル。収録されているのはピアノをバックにしたリニューアル・ヴァージョン。
何気ない東京の日々を独り言風に歌う。そして東京に『君』がいるからこその東京ライフだと締め括る。
オリジナル・ヴァージョン聴いたことなかったけど、つべにあったので聴いちゃった。あちらはあちらで良かったけど、僕はこちらを先に聴いたからこちらが好きかも。


8. こっぱみじかい恋
(作詞:作曲:KAN・編曲:小林信吾・KAN)
(C) 1992 UP-FRONT MUSIC PUBLISHING & NICHION,INC.

1992年1月29日発売の11thシングル。最高9位、8.1万枚。

9. Regrets
(作詞:作曲:KAN・編曲:奈良部匠平)
(C) 1989 NICHION,INC.

1989年9月1日発売の6thシングル。
この曲はパパがカラオケで歌ってたんだよね。パパは人が知らないような曲を歌ってくれるから面白い!
あんまり知らない曲だったけど、改めて聴いてみたらすごくよかった。


10. ときどき雲と話をしよう
(作詞:作曲:KAN・編曲:小林信吾・KAN)
(C) 1998 TV Asahi Music Co.,LTD. & NICHION,INC.

1991年4月25日発売の9thシングル『インザネームオブラブ』と両A面。最高5位、15.6万枚。
失恋した主人公のそれからを心地よいメロディーとシンセサイザーを主体にしたアレンジで聴かせる。


11. 愛は勝つ
(作詞:作曲:KAN・編曲:小林信吾・KAN)
(C) 1990 TV Asahi Music Co.,LTD. & NICHION,INC.

1990年7月25日発売のアルバム『野球選手が夢だった』より、1990年9月1日シングルとして発売。最高1位、201.2万枚。テレビ朝日系『クイズおもしろTV』テーマ曲。その後『千代田火災海上保険』CMソング。
フジテレビ系『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』をきっかけに火が点き、替え歌も話題となり、たちまち大ヒットとなる。
KANの代表曲として知られ、同じ事務所グループアップフロントに所属する先輩や後輩がカバーすることも多く、チャリティーの際にはこの曲を歌唱することもある。


12. テレビの中に
(作詞:作曲:編曲:KAN)
(C) 1997 NICHION,INC.

1987年4月25日発売のデビューシングル。
コミカル路線ながらキャッチーなメロディーが印象的。


13. 永遠
(作詞:作曲:KAN・編曲:小林信吾・KAN)
(C) 1992 NICHION,INC.

これぞ和製ピアノマンKANさんの真骨頂。究極のラブ・バラード。
アルバム『ゆっくり風呂につかりたい』より。2009年につるの剛士が、オリコン1位を獲得したカバーアルバム『つるのうた』でカバーを発表している。




1990年にシングルとして発売したアルバム曲『愛は勝つ』の大ヒット後にリリースとなったアーリー・イヤーズ総括ベスト。ブックレットのはじまりには、KAN 1987-1992と記されています。
KANというアーティストの名刺代りの一枚というか、非常に分かりやすくまとまってるコンピレーションだと思います。
もともとシングル重視のアーティストではなく、一部の曲を除けば大ヒットはしてないので、どの曲もシングルだと意識しないで聴けるのではないだろうか。

90年代初頭に男性シンガーソングライターがちょこちょこ売れてますよね。
大江千里さん、槇原さん、楠瀬誠志郎さん、そしてKANさん。
いずれもTBSの音楽出版社日音が推してたアーティストで、それぞれTBSのドラマタイアップ曲が売れてたりします。おそらく日音のスタッフに男性シンガーソングライター推しの人がいたのではないかと思われるのだけど、テレビ局の音楽出版社が良い仕事をしていた頃って感じます。
KANさんの場合、完全な初期から日音が絡んでるので、もしかしたら発掘にも関わってるかも知れません。
KANさんというと、僕の中では『愛は勝つ』の人なのだけど、ふとしたきっかけからベストを中心に聴くようになったんですね。
基本がポップで、オールタイムぶれてないので親しみやすいですよ。
ピアノを基調にしたド真面目ラブソング、おちゃらけコミカル路線、洋楽へのオマージュという特徴はずっとずっと変わらないみたい。
『愛は勝つ』バブル以降失速するまでそう時間はかかっていませんが、根強いファンに支えられて活動してるという印象があります。レコード会社が所属事務所の系列なのでメジャーでのリリースが途切れることはありません。

彼の声って、せつなくて、一見か細いように聴こえるのだけど、低音もしっかり出るし、それがまた綺麗なんだよね。
KANさんはAB型なんだそう。だからなのか関係ないのかわかりませんが、客観的な自己分析だったり、複数の人の視点からの歌詞やら思いもよらない内容が非常に多いところも面白いです。
単純なO型にしてみると少し混乱してしまうけれど、AB型の複雑怪奇なところが興味をそそるのも事実。やっぱりわかりやすいA型、個性的なB型は尊重することで波風は立ちにくいけれどAB型は対応が難しい。(笑)
このあとの時代のベスト盤も出てるので、この作品で気に入った人はその先もチェックしてみてくださいね。
スタジオ作品では『野球選手が夢だった』と『TIGER SONGWRITER』がおすすめ。

個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 8.5




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