ZARD 8th Studio Album
永遠
B-Gram RECORDS / J-DISC
1999年2月17日発売(CD : JBCJ-1021)

Produced by Izumi Sakai
最高1位・約115.0万枚

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1. 永遠
(作詞:坂井泉水・作曲:編曲:徳永暁人)
(C) 1997 YOMIURI TV ENTERPRISE

1997年8月20日発売の22ndシングル。最高1位、67.9万枚。読売テレビ系ドラマ『失楽園』主題歌。
シングルの題字は『失楽園』原作者である渡辺淳一氏直筆のもの。
ZARDのシングルとしては最後の大ヒット曲となる
もともとは、キャノンEOS KissのCMで流れていた『Fallin' of the rain』という曲だったが、ドラマ主題歌に採用が決まり、ドラマ用に歌詞を書き換えた。こちらは『永遠〜君と僕との間に〜』としてサビ部分が音源化されている。


2. My Baby Grand〜ぬくもりが欲しくて〜
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:池田大介)
(C) 1997 Be Kikakushitsu

1997年12月3日発売の23rdシングル。最高3位、33.2万枚。NTT DcCoMo『ポケベル』CMソング。
『心を開いて』という曲のようにAメロが際立つ親しみやすいメロディーの曲です。


3. WAKE UP MAKE THE MORNING LAST〜忘れがたき人へ〜
(作詞:坂井泉水・作曲:福山廣也・編曲:古井弘人)
(C) 1999 Be Kikakushitsu

アルバム向け新曲。リバプールのソフトロックな感じが出ていてまったりする。

4. Brand New Love
(作詞:坂井泉水・作曲:綿貫正顕・編曲:徳永暁人)
(C) 1998 Be Kikakushitsu

WANDSのシングル表題曲として提供した楽曲のカバー。
デジロックみたいな感じ?


5. 運命のルーレット廻して
(作詞:坂井泉水、作曲:栗林誠一郎・編曲:池田大介)
(C) 1998 YOMIURI TV ENTERPRISE

1998年9月17日発売の25thシングル。最高1位、24.8万枚。読売テレビ系アニメーション『名探偵コナン』オープニングテーマ。
映画『時計じかけのオレンジ』にインスパイアされたとか。かなりミステリアスなアレンジ。
アレンジの試行錯誤が重ねられ、相当数のバージョンが作られたらしい。


6. 遠い星を数えて
(作詞:坂井泉水・作曲:栗林誠一郎・編曲:徳永暁人)
(C) 1997 Be Kikakushitsu

シングル『風が通り抜ける街へ』カップリング曲。
坂井泉水さん自身が大変気に入っていたということで、アルバムに収録されるに至る。またベストアルバムのシークレット・トラックとしても収録されている。
石黒洋子のソウルフルなコーラスが、いわゆるZARD感を忘れさせる。


7. 新しいドア〜冬のひまわり〜
(作詞:坂井泉水・作曲:北野正人・編曲:古井弘人)
(C) 1998 Be Kikakushitsu

1998年12月2日発売の26thシングル。最高3位、22.4万枚。サッポロ 冬物語CMソング。

8. GOOD DAY
(作詞:坂井泉水・作曲:綿貫正顕・編曲:池田大介)
(C) 1998 Be Kikakushitsu

1998年12月2日発売の27thシングル。最高2位、20.5万枚。ホーユー ビューティーラボ ナチュラルカラーCMソング。
ロック色の強い力強いバラード。わ


9. I feel fine, yeah
(作詞:坂井泉水・作曲:三好誠・編曲:古井弘人)
(C) 1999 Be Kikakushitsu

アルバム向け新曲。フジテレビ系『めざまし』テーマ曲。
作曲はrumania montevideoの三好誠さんで、ZARDのキュートな一面を引き出してくれた。


10. 少女の頃に戻ったみたいに
(作詞:坂井泉水・作曲:大野愛果・編曲:池田大介)
(C) 1998 Be Kikakushitsu

シングル『運命のルーレット廻して』カップリング。映画『名探偵コナン14番目の標的』主題歌。
大野愛果が初めてZARDに提供した曲。
コーラスは大野とSO-Fiの初代ボーカリスト岩切玲子による。


11. 息もできない
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:葉山たけし)
(C) 1998 FUJI PACIFIC MUSIC, INC.

1998年3月4日発売の24thシングル。最高3位、24.1万枚。フジテレビ系アニメーション『中華一番』オープニングテーマ曲。
宇宙を想像させるダイナミックなZARDポップス。


12. 風が通り抜ける街へ
(作詞:坂井泉水・作曲:織田哲郎・編曲:徳永暁人)
(C) 1997 Be Kikakushitsu

1997年7月2日発売のシングル。最高3位、28.1万枚。JRA CMソング。
同年リリースのシングル『Don't you see!』『君に逢いたくなったら…』がいずれも60万枚を超えていたのに、この曲ではなんと半分のセールスになってしまった。
時を同じくしてサウンドの傾向がにていたEvery Little Thingの快進撃が始まっており、ZARDにとって厳しい時代を迎えていた。まだ若手のアレンジャーだった徳永氏のヘンテコアレンジのおかげもあって(?)ファン人気も高くない曲になっている。


11. フォトグラフ
(作詞:坂井泉水・作曲:編曲:徳永暁人)
(C) 1999 Be Kikakushitsu

アルバム向け新曲。

Bonus Disc (初回盤)

1. CAN T TAKE MY EYES OFF OF YOU
(Written by Crewe Bob & Gaudio Bob・編曲:小西康陽)
(C) 1982 Seasons Four Music

初回盤に付属した8cmシングル。収録曲は『君の瞳に恋してる』のカバー。
ピチカートファイブの小西康陽氏とのコラボレーションとなっており、アコーディオンを主体にしたおしゃれなアレンジになっている。
アコーディオン演奏はcoba氏。
ZARDがビーイング外部のミュージシャンとコラボレーションするのは極めて稀なことである。


2. CAN T TAKE MY EYES OFF OF YOU〜Readymade Wizard Mix Short Cuts〜



2007年、ZARD坂井泉水は現生を旅立ちました。
あれから13年もの時間が流れ、本日14回忌を迎えました。
坂井さんの追悼の会の帰り、二丁目の某飲み屋に立ち寄ったことを思い出した!
あのとき、携帯はSH903iというイルミネーションが派手なガラケーで、今思うと糞画質なんだけどね当時は綺麗な画像が撮れると人気だった機種。色々写したっけ。
そんな画像をカウンターで眺めながら、話好きのマスターに聞き役になってもらい過ごしました。
マスターも今は空の上。時々、無性に会いたくなりますよ。

さて、アルバムのお話ね。
3rdアルバムより続いているオリジナル・アルバムのミリオンセラー連続記録はこの作品まで。
坂井さんが初プロデュースだった前作同様、シングル大量詰め込みのベストアルバムみたいな作品になっております。シングル表題曲で7曲!カップリング2曲!カバー1曲、全くの新曲は3曲でした。
出た当時は既発曲の多さが不満だったんだけども、聴く人によってはお得な?美味しい?アルバムなんでしょうね。
たまに聴くのは良いかもなんて思ったり。

なぜこうなったかは理由があって、『Don't you see!』と『君に逢いたくなったら…』を軸としてアルバム制作する予定が、その2曲が唐突に発売されたセレクション・ベストアルバムに収録されたのでアルバムの構想に変更が必要になったため。
そもそもこのセレクションアルバム(実質ベスト)は当時出す必要は全くなかったもので、ビーイング社のメンツのためだけに発売されたようなものだった。
そのメンツとは、BMGがビーイングに無断でB'zのベストアルバムを出すことになり、これを許さない!とチャート1位を阻止するために発売して実際1位を阻止したというもの。
セレクションアルバムは200万枚クラスの売り上げとなったが、このあとのシングルではセールスが急降下している。Every Little Thingのブレイクという状況下にありながら、自らベストアルバムで歴史を総括してしまったわけですからね。
ベストアルバムは売れたら膨大な利益が出るわけですが、特に日本においてはベストアルバムを出すとオリジナルが売れなくなるという傾向があるんです。
シングルは置いておいて、アルバム向けの新曲3曲はそれぞれよく出来ていました。

もう今はZARDも坂井さんも永遠になってしまいました。だけれども残された音楽、歌詞(ことば)は新しい世代に出会う時を待っているのでしょう。きっと!

 

個人的評価 ★★★★★★★★☆☆ 8.5

【SINGLE】
1. 『風が通り抜ける街へ』 C/W 『遠い星を数えて』
2. 『永遠』 C/W 『I can't let go』
3. 『My Baby Grand〜ぬくもりが欲しくて〜』 C/W 『Love is Gone』
4. 『息もできない』 C/W 『Vintage』
5. 『運命のルーレット廻して』 C/W 『少女の頃に戻ったみたいに』
6. 『新しいドア〜冬のひまわり〜』
7. 『GOOD DAY』