華原朋美 Compilation Album
ALL TIME SINGLES BEST [Disc 2]
UNIVERSAL J / UNIVERSAL MUSIC
初回盤:2015年6月24日発売(2CD&DVD : UPCH-7017) / Production OGI group ROOTS MUSIC PUBLISHERS

▼カタログ
通常盤:2015年6月24日発売(2CD : UPCH-2040)

ka4

最高9位・1420枚

TL

Disc 1 |Disc 2

1. Believe In Future 〜真夜中のシンデレラ〜
(作詞:華原朋美・作曲:菊池一仁・編曲:本間昭光)
produced by masato MAX matsuura
(C) 2000 YOMIURI TV ENTERPRISE
2000年2月23日発売の16thシングル。最高28位、2.9万枚。読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『シンデレラは眠らない』主題歌。

2. Blue Sky
(作詞:華原朋美・作曲:桑原秀明・編曲:明石昌夫)
produced by masato MAX matsuura
(C) 2000 ROOTS MUSIC PUBLISHERS & Burning Publishers Co., Ltd.
2000年7月26日発売の17thシングル。最高56位、0.6万枚。東海テレビ・フジテレビ昼ドラ『女同士』主題歌。
松浦勝人およびエイベックスのクリエイターがのみで制作されたアルバム『One Fine Day』よりシングルカット。浜崎あゆみと明石昌夫は組んでないが、楽曲とクリエイターが被っている。
この頃、CoCoファンで友達の友達だったミチルとよくつるんでたの。ミチルは千葉の八千代の出で、細専細ってやつ。妙に気があって仲良くしてた。
なんか二人とも朋ちゃんのこと応援してたんだよね。二人ともCoCoでは瀬能が好きって共通点もあったけど。
今思えば、プロダクション尾木がもっと瀬能あづさを守ってくれてたら、今もあっちゃんがいたかも!って想いがずっとあったから、朋ちゃんにあづさの幻を見ていたのかもしれない。
尾木徹社長は、朋ちゃんのこと、捨てずに守り続けてくれた!本当に感謝しています。今度は朋ちゃんが社長ご家族に恩返しする番だよ。


3. Never Say Never -japanese version-
(作詞:作曲:編曲:Andy Marvel, Billy Mann & Jennifer Paige・日本語詞:中山加奈子)
produced by Andy Marvel
(C) 2001 MARIETTA MOON, TURTLE WINS THE RACE, VMG NOTATION COPYRIGHTS, WORLD OF ANDY MUSIC
2001年4月18日発売の18thシングル。最高10位、7.9万枚。日本テレビ系『進ぬ!電波少年』タイアップ。

4. PRECIOUS -japanese version-
(作詞:作曲:Vincent Degiorgio・Berny Cosgrove・Kevin Clark、編曲:斎藤仁・日本語詞:華原朋美・樋口侑)
produced by Vincent Degiorgio
(C) 2001 C2 IT MUSIC PUBLISHING, ABOUT TIME MUSIC
2001年8月8日発売の19thシングル。最高34位、1.4万枚。
ごきげんなノリノリなハウス・ナンバー。ディーヴァ朋ちゃん!


5. あなたのかけら
(作詞:作曲:Vincent Degiorgio・Gary Carolla、編曲:斉藤仁・日本語詞:高柳恋)
produced by Vincent Degiorgio
(C) 2001 SMPG PUBLISHING (GERMANY) GMBH, C2 IT MUSIC PUBLISHING, NHK Publishing Inc. & ROOTS MUSIC PUBLISHERS
2001年10月24日発売の20thシングル。最高36位、1.3万枚。

6. あきらめましょう
(作詞:華原朋美、グ・スーヨン・作曲:木村充揮・編曲:TATTO)
(C) 2002 ROOTS MUSIC PUBLISHERS & DENTSU Music and Entertainment
2002年4月24日発売の21stシングル。最高28位、2.2万枚。ポッカ缶コーヒーCMソング。

7. PLEASURE
(作詞:黒須チヒロ・作曲:細井かおり・編曲:清水信之
(C) 2003 TV Asahi Music Co.,LTD & ROOTS MUSIC PUBLISHERS
2003年2月26日発売の22ndシングル。最高55位、4374枚。

8. あなたがいれば
(作詞:作曲:Kang Hyun Min・編曲:鈴木健治・日本語詞:並河祥太)
produced by 与田春生
(C) 2004 EMI MUSIC PUBLISHING KOREA LTD
2004年9月29日発売の23rdシングル。最高15位、3.3万枚。
プロデューサーが変更され、MISIA等を育て上げた与田春生プロデューサー体制となり、華原朋美のアーティスト性が磨かれてゆく。


9. 涙の続き
(作詞:秋元康・作曲:Kang Hyun Min・編曲:鈴木健治)
produced by 与田春生
(C) 2005 TV Tokyo Music, Inc.
2005年5月25日発売の24thシングル。最高30位、1.3万枚。秋元さん!これって小室哲哉のことだよね?汗

10. 華
(作詞:H.U.B・作曲:幸克哉・編曲:2 SOUL for 2 SOUL MUSIC, INC.)
(C) 2006 NICHION,INC.
2006年2月22日発売の25thシングル。両A面曲は『Keep On Running』となる。最高37位、7889枚。

11. Keep On Running
(作詞:Candy・作曲:編曲:TATTO)
produced by 与田春生
(C) 2006 ROOTS MUSIC PUBLISHERS & UNIVERSAL MUSIC PUBLISHING
2006年2月22日発売の25thシングル。両A面曲は『華』となる。
最高37位、7889枚。本人出演 2006 JT 桃の天然水CMソング。


12. あのさよならにさよならを
(作詞:作曲:中島みゆき・編曲:瀬尾一三)
produced by 瀬尾一三
(C) 2006 Yamaha Music Entertainment Holdings, Inc.
2006年7月5日発売の26thシングル。最高46位、5130枚。NHK木曜時代劇『次郎長 背負い富士』主題歌。

13. 夢やぶれて - I DREAMED A DREAM-
(作詞:Herbert Kretzmer・作曲:Claud-Michel-Schonberg・編曲:武部聡志・日本語詞:岩谷時子)
produced by 武部聡志
(C) BOUBLIL ALAIN MUSIC LTD , BOUBLIL ALAIN EDITIONS MUSICALES SARL, BAGAD STE
2003年4月17日発売の27thカバー・シングル。最高13位、1.3万枚。

14. はじまりのうたが聴こえる
(作詞:華原朋美・作曲:小室哲哉・編曲:武部聡志)
produced by 武部聡志
(C) 2015 TV Tokyo Music, Inc.
2015年5月20日発売の28thシングル。最高36位、2600枚。
実に9年ぶりとなる小室哲哉による楽曲提供。思った以上に話題にならなかったよねぇ。
個人的には、嫌いじゃないというかメロディーが懐かしくて、『I'm proud』に近い質感を感じた。
ただ、武部聡志さんのアレンジが変に上品すぎて、なんというか合ってない。


15. Long way to go
(作詞:松井悠華・作曲:松井喬樹・編曲:宗本康兵)
(C) 2015 ROOTS MUSIC PUBLISHERS & UNIVERSAL MUSIC PUBLISHING
未発表曲として収録されたバラード。
ピアノを基調に華原朋美のボーカルを活かしたシンプルな構成になっている。
宗本康兵クリエイターは武部聡志さんのとこの若手。


RV



1995年、小室哲哉プロデューサーのもとシーンに飛び出した華原朋美のオールタイム・ベストアルバムのDisc 2です。
Disc 1は小室哲哉プロデュース期の大ヒット曲勢揃いで大変豪華な内容でした。
後半から松浦勝人率いるエイベックスのクリエイターが制作した楽曲へ移行。
浜崎あゆみをブレイクさせた手腕で朋ちゃんもプチ再ブレイクさせました。
厳密にはDisc2の#1と#2も松浦勝人プロデュースです。
声が悲劇的にダメな時期なんだけれども、曲や売り上げ自体はそれほど悪くはないと思います。

それ以降は『歌手』華原朋美の冒険。
ジャンル、イメージそんなものはかなぐり捨てて歌を歌うことだけに心血注いで生き抜いた。
そんな音楽修行の中でボーカリストとしての『可能性』を自身に見出すようになり、ボーカルレッスンや精神的なメンテナンスを積極的に行った。
事務所の先輩、仲間由紀恵主演ドラマ『東京湾系』の楽曲カバー『あなたがいれば』はカノンをバッキングに使用した典型的な韓流系カノン・ソングであったが、かつてを凌ぐ歌唱力、表現力で余裕たっぷりに仕上げてきた。華原のカバーは韓国本国でも数字的に認められた。

努力が認められ、中島みゆきさんから書き下ろしの楽曲を授かる。
そして2003年にはミュージカル『レ・ミゼラブル』より『夢やぶれて - I DREAMED A DREAM-』をカバーした。
その果てに、かつての恋人?戦友?小室哲哉との競演、再会を経て、2019年には相川七瀬、千秋、岡本真夜など95年組ミリオン女性歌手の同期たちから少し遅れて、ママとなり、新しい旅を始めている。
そう決して一人ではない旅。

きっと彼女の音楽修行は、これからの人生総てを賭けたものになるのではないだろうか。
歌うこと、すなわちそれは華原朋美が生きてゆくということに他ならないから。




個人的評価 ★★★★★★★★☆☆ 8