DREAMS COME TRUE 10th Album
the Monster
Virgin / DCT / 東芝EMI株式会社
1999年4月21日発売(CD: TOCT-56002)
▼カタログ
2014年7月16日発売(CD: UPCY-6903)ユニバーサルミュージック〜品番変更
Produced by DREAMS COME TRUE
最高1位・108.6万枚
1. opening theme〜the monster is coming〜
(作曲:編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
恒例のオープニングテーマ
2. なんて恋したんだろ
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
3月31日発売24thシングル。最高6位、8.5万枚。drum'n bassが挿入されるなど味付けには気を遣ったのだろうか。メロディーの一部がユーミンの曲にめちゃくちゃ似てるんだけど思い出せない。思い出したら書きます。
リマスター音源が『私だけのドリカム』に収録された。
3. みつばち
(作詞:吉田美和・作曲:編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
シャカシャカ系。
ユーミンはそれを『天国のドア』という曲に描いたが、ドリカム は『みつばち』ね。
『私だけのドリカム』に収録された。
4. go on, baby!
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
英語バージョンがシングルとしてリリースされている。
5. キレイキレイ
(作詞:作曲:吉田美和・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
フワフワ系。吉田美和のボーカルを聴きなさい!みたいな感じ。
6. make me your own
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
ドリカム流R&Bって感じ?
残念なくらい吉田さんの声はこの手のサウンドに合わない。
7. 朝がまた来る
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
1999年1月20日発売の23rdシングル。最高1位、70.9万枚。フジテレビ系ドラマ『救急病棟24時』主題歌。
やっぱ吉田さんの声はこういうサウンドの方が良いよなあ。記載なしですが、イントロが違うのでアルバム・バージョンかと。
Virgin DCT移籍後、初の大ヒット曲となり、このアルバムのセールスに拍車をかけた。
シングルバージョンが『私のドリカム』に収録された。
8. FUNKA-MASTER
(作曲:編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
インストとはいえ、懐かしきドリカム・ファンク!また聴きたいよね。
9. モンキーガール番外編 "ガンバレあたし!"
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
モンキーガールシリーズに入るんだろうね。
でもモンキーガールシリーズはこれまで吉田さん単独で曲を書いていたような。
10. 東京ATLAS
(作詞:吉田美和・作曲:編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
アルバムの中でもかなり印象的なバッキングがアーバンな雰囲気を醸し出しているナンバー。
東京の湾岸エリアへのドライブを歌っており、ドリカム版なんちゃって『中央フリーウェイ』とも取れる。
なんでオチをコミックっぽくしちゃうんだろう?
11. NUDEの夜
(作詞:吉田美和・作曲:編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
ファンキー・ドリカムなのかな。
12. 三日月
(作詞:作曲:吉田美和・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
『朝がまた来る』カップリング。アルバム・バージョン。フジテレビ系ドラマ『救急病棟24時』挿入歌。
むかし同居人の相方が何回も何回も聴いていて、一時大嫌いだった曲。今でもそんなに好きじゃないかも。曲に罪はないよね。
シングル・バージョンのリマスター音源が『私のドリカム』に収録された。
12. 夢で逢ってるから
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
『なんて恋したんだろ』と両表題曲の24thシングル。鎌倉、江ノ電が歌詞に出てくる。ジャズ風の変化球となっており新鮮。
リマスター音源が『私だけのドリカム』に収録された。
13. come closer
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
個人的にはあんまり好きじゃないかも。
14. dragonfly
(作詞:作曲:吉田美和・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
最後はファンタジー・ドリカムが欲しかったけど、しっとりスピリチュアル系です。
それもそのはず、1998年に亡くなられた黒人音楽アーティストGene Page氏に捧げられたdedicatedソングということらしいです。
ドリカム 、いや中村正人さんの音楽に大きな影響を与えたミュージシャンだったのでしょうね。DDI Group CMソング。
25thシングル『SNOW DANCE』カップリングに別ミックスが収録される。
輝かしい『朝』がまた来たヒット作
移籍第一弾の前作『SING OR DIE』から1年4ヶ月ぶりとなる10thアルバム。
シングル『朝がまた来る』の大ヒットがアルバムのセールスに繋がったといっても過言ではないでしょう。再びミリオンセールスを達成している。
彼らの移籍は、ドリカム側には『海外進出』、東芝EMI側には『国内セールス』というそれぞれの思惑が合致したところによるものが大きかったと思われますが、どちらにとっても微妙な移籍になってしまったのではないでしょうか。
ドリカムとしたら、海外で大々的に売ってくれるだろう、プロモーションしてくれるだろうっていう期待をするわけでしょうし、東芝EMIとしたらソニー時代300万だ、200万だと売っていたスーパーグループですから数字を期待していたと思います。200万近い数字をね。
結果としてこれはミリオンいきましたけど、次作は危険水域です。(汗)
『朝がまた来る』様様ですよ。
私のドリカム体験はEpic/Sony Recordsの時代までだったので、以降はほぼ初めてとなります。
先日、ブックオフでこれと『monkey girl odyssey』を見つけて手に入れました。
そういえば、なんでドリカム聴くのやめてたのかな?…
原因があれば分かりやすいんだけど、特別嫌いになったということでもなく、あえて避けていたわけでもありません。
思い返してみると、宇多田ヒカルやMISIA、倉木麻衣なんかをよく聴くようになって、ドリカムまで手が回らなくなったというのが正しいかも。
もちろんシングルは知ってはいるけど、レンタルすることもなかったんだよね。
感想です。
サウンドはバラエティー豊かで、ドリカムらしい曲もあるにはあるんだけど、流行を意識しすぎて空回りしてるような気がしなくもない。
吉田美和ってMISIAの上位互換って勝手におもいこんでいたけど、吉田さんの声はR&Bに合いませんね。
ファンクとかディスコみたいなのはハマるけど、クールめなR&Bは可哀想なほど合ってませんよ。パロディっぽく聴こえないですか?
『make me your own』のあと『朝がまた来る』じゃないですか。美和さんはポップスのほうがいいって思います。
響いたのは『朝がまた来る』と『東京ATLAS』くらいでした。
宇多田ヒカルの『First Love』同様、CDの歌詞カード全ページがミラーコートされており、地味にお金をかけている。
ミラーコートすると、基本的に色が剥げないので鮮やかなまま残ります。
ちなみに倉木麻衣の『delicious way』は歌詞カード背表紙に、なんとプラスチック・シートを採用しており、紙にはラメを入れている。この頃は各アーティストが工夫を凝らしていましたよね。
CDというパッケージ商品は、歌詞カードの紙質や質感、匂い、写真、デザイン、クレジット表記、レーベルの印刷方法や色、ジュエルケースの色に至るまで全てが芸術でした。ミュージシャンもレコード会社もそこまでしっかりアートしていましたよね。
個人的評価:★★★★★★★☆☆☆ 7.5
今作から『ドリカム私ベスト』に5曲収録された
the Monster
Virgin / DCT / 東芝EMI株式会社
1999年4月21日発売(CD: TOCT-56002)
▼カタログ
2014年7月16日発売(CD: UPCY-6903)ユニバーサルミュージック〜品番変更
Produced by DREAMS COME TRUE
最高1位・108.6万枚
1. opening theme〜the monster is coming〜
(作曲:編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
恒例のオープニングテーマ
2. なんて恋したんだろ
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
3月31日発売24thシングル。最高6位、8.5万枚。drum'n bassが挿入されるなど味付けには気を遣ったのだろうか。メロディーの一部がユーミンの曲にめちゃくちゃ似てるんだけど思い出せない。思い出したら書きます。
リマスター音源が『私だけのドリカム』に収録された。
3. みつばち
(作詞:吉田美和・作曲:編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
シャカシャカ系。
ユーミンはそれを『天国のドア』という曲に描いたが、ドリカム は『みつばち』ね。
『私だけのドリカム』に収録された。
4. go on, baby!
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
英語バージョンがシングルとしてリリースされている。
5. キレイキレイ
(作詞:作曲:吉田美和・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
フワフワ系。吉田美和のボーカルを聴きなさい!みたいな感じ。
6. make me your own
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
ドリカム流R&Bって感じ?
残念なくらい吉田さんの声はこの手のサウンドに合わない。
7. 朝がまた来る
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
1999年1月20日発売の23rdシングル。最高1位、70.9万枚。フジテレビ系ドラマ『救急病棟24時』主題歌。
やっぱ吉田さんの声はこういうサウンドの方が良いよなあ。記載なしですが、イントロが違うのでアルバム・バージョンかと。
Virgin DCT移籍後、初の大ヒット曲となり、このアルバムのセールスに拍車をかけた。
シングルバージョンが『私のドリカム』に収録された。
8. FUNKA-MASTER
(作曲:編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
インストとはいえ、懐かしきドリカム・ファンク!また聴きたいよね。
9. モンキーガール番外編 "ガンバレあたし!"
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
モンキーガールシリーズに入るんだろうね。
でもモンキーガールシリーズはこれまで吉田さん単独で曲を書いていたような。
10. 東京ATLAS
(作詞:吉田美和・作曲:編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
アルバムの中でもかなり印象的なバッキングがアーバンな雰囲気を醸し出しているナンバー。
東京の湾岸エリアへのドライブを歌っており、ドリカム版なんちゃって『中央フリーウェイ』とも取れる。
なんでオチをコミックっぽくしちゃうんだろう?
11. NUDEの夜
(作詞:吉田美和・作曲:編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
ファンキー・ドリカムなのかな。
12. 三日月
(作詞:作曲:吉田美和・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
『朝がまた来る』カップリング。アルバム・バージョン。フジテレビ系ドラマ『救急病棟24時』挿入歌。
むかし同居人の相方が何回も何回も聴いていて、一時大嫌いだった曲。今でもそんなに好きじゃないかも。曲に罪はないよね。
シングル・バージョンのリマスター音源が『私のドリカム』に収録された。
12. 夢で逢ってるから
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
『なんて恋したんだろ』と両表題曲の24thシングル。鎌倉、江ノ電が歌詞に出てくる。ジャズ風の変化球となっており新鮮。
リマスター音源が『私だけのドリカム』に収録された。
13. come closer
(作詞:吉田美和・作曲:吉田美和・中村正人・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
個人的にはあんまり好きじゃないかも。
14. dragonfly
(作詞:作曲:吉田美和・編曲:中村正人)
(C) 1999 EUROPA MUSIC PUBLISHERS INC.
最後はファンタジー・ドリカムが欲しかったけど、しっとりスピリチュアル系です。
それもそのはず、1998年に亡くなられた黒人音楽アーティストGene Page氏に捧げられたdedicatedソングということらしいです。
ドリカム 、いや中村正人さんの音楽に大きな影響を与えたミュージシャンだったのでしょうね。DDI Group CMソング。
25thシングル『SNOW DANCE』カップリングに別ミックスが収録される。
輝かしい『朝』がまた来たヒット作
移籍第一弾の前作『SING OR DIE』から1年4ヶ月ぶりとなる10thアルバム。
シングル『朝がまた来る』の大ヒットがアルバムのセールスに繋がったといっても過言ではないでしょう。再びミリオンセールスを達成している。
彼らの移籍は、ドリカム側には『海外進出』、東芝EMI側には『国内セールス』というそれぞれの思惑が合致したところによるものが大きかったと思われますが、どちらにとっても微妙な移籍になってしまったのではないでしょうか。
ドリカムとしたら、海外で大々的に売ってくれるだろう、プロモーションしてくれるだろうっていう期待をするわけでしょうし、東芝EMIとしたらソニー時代300万だ、200万だと売っていたスーパーグループですから数字を期待していたと思います。200万近い数字をね。
結果としてこれはミリオンいきましたけど、次作は危険水域です。(汗)
『朝がまた来る』様様ですよ。
私のドリカム体験はEpic/Sony Recordsの時代までだったので、以降はほぼ初めてとなります。
先日、ブックオフでこれと『monkey girl odyssey』を見つけて手に入れました。
そういえば、なんでドリカム聴くのやめてたのかな?…
原因があれば分かりやすいんだけど、特別嫌いになったということでもなく、あえて避けていたわけでもありません。
思い返してみると、宇多田ヒカルやMISIA、倉木麻衣なんかをよく聴くようになって、ドリカムまで手が回らなくなったというのが正しいかも。
もちろんシングルは知ってはいるけど、レンタルすることもなかったんだよね。
感想です。
サウンドはバラエティー豊かで、ドリカムらしい曲もあるにはあるんだけど、流行を意識しすぎて空回りしてるような気がしなくもない。
吉田美和ってMISIAの上位互換って勝手におもいこんでいたけど、吉田さんの声はR&Bに合いませんね。
ファンクとかディスコみたいなのはハマるけど、クールめなR&Bは可哀想なほど合ってませんよ。パロディっぽく聴こえないですか?
『make me your own』のあと『朝がまた来る』じゃないですか。美和さんはポップスのほうがいいって思います。
響いたのは『朝がまた来る』と『東京ATLAS』くらいでした。
宇多田ヒカルの『First Love』同様、CDの歌詞カード全ページがミラーコートされており、地味にお金をかけている。
ミラーコートすると、基本的に色が剥げないので鮮やかなまま残ります。
ちなみに倉木麻衣の『delicious way』は歌詞カード背表紙に、なんとプラスチック・シートを採用しており、紙にはラメを入れている。この頃は各アーティストが工夫を凝らしていましたよね。
CDというパッケージ商品は、歌詞カードの紙質や質感、匂い、写真、デザイン、クレジット表記、レーベルの印刷方法や色、ジュエルケースの色に至るまで全てが芸術でした。ミュージシャンもレコード会社もそこまでしっかりアートしていましたよね。
個人的評価:★★★★★★★☆☆☆ 7.5
今作から『ドリカム私ベスト』に5曲収録された