倉木麻衣 2nd Studio Album
Perfect Crime
GIZA studio / GIZA,INC.
2001年7月4日発売(CD : GZCA-1039)
Produced by KANONJI
最高1位・約131.9万枚
1. PERFECT CRIME
(作詞:倉木麻衣・作曲:編曲:徳永暁人)
(C) 2001 TV ASAHI MUSIC Co.LTD. & GIZA MUSIC, INC.
アルバムタイトル曲。テレビ朝日系ドラマ『生きるための情熱としての殺人』主題歌。
意味深なタイトルだけど、タイアップに合わせて書かれたものだと思います。
のちにリアレンジし、10thシングル『Can't forget your love』と両A面でシングルカットされている。
Background Vocals:Akihito Tokunaga, Mai Kuraki
2. Start in my life
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果・編曲:Cybersound)
(C) 2001 YOMIURI TV ENTNRPRISE
7thシングル。『冷たい海』との両A面仕様。最高位、35.6万枚。読売テレビ 日本テレビ系アニメーション『名探偵コナン』エンディングテーマ。
Background Vocals:Michael Africk. Mai Kuraki
3. Reach for the sky
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果・編曲:Cybersound)
(C) 2000 NHK Publishing Inc. & GIZA MUSIC, INC.
6thシングル。最高3位、46.8万枚。
NHK朝の連続テレビ小説『オードリー』主題歌。
Background Vocals:Michael Africk, Mai Kuraki
4. Brand New Day
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果・編曲:徳永暁人)
(C) 2001 GIZA MUSIC, INC.
Background Vocals:Mai Kuraki
5. Stand Up
(作詞:倉木麻衣・作曲:編曲:徳永暁人)
(C) 2001 GIZA MUSIC, INC.
8thシングル。最高2位、47.6万枚。コカコーラボトラーズ 爽健美茶 CMソング。
シングルのジャケットがまずオマージュでしたし、アメリカンな感じを出したかったんでしょうね。
Background Vocals:Akihito Tokunaga, Mai Kuraki
6. Come on! Come on!
(作詞:倉木麻衣, Michael Africk・作曲:Perry Geyer. Miguel Sa Pessoa, Michael Africk・編曲:Cybersound)
(C) 2001 GIZA MUSIC, INC.
フジテレビ系 感動ファクトリー すぽると!テーマ曲、東京ニュース通信社 TOKYO BROS CMソング。
Background Vocals:Michael Africk, Mai Kuraki
7. always
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果・編曲:Cybersound)
(C) 2001 YOMIURI TV ENTNRPRISE
9thシングル。最高2位、22.0万枚。東宝 アニメーション映画 名探偵コナン 天国へのカウントダウン 主題歌。
Background Vocals:Michael Africk, Mai Kuraki
8. What are you waiting for
(作詞:倉木麻衣, Keith Bazzle・作曲:笠原智緒, YOKO Black.stone・編曲:YOKO Black.stone)
(C) 2001 GIZA MUSIC ,INC.
前作のR&B風味を残したシリアス・チューン。
Background Vocals&Vibe::Keith Bazzle, David C. Brown, YOKO Black.stone, Mai Kuraki
9. think about
(作詞:倉木麻衣, YOKO Black.stone・作曲:編曲:YOKO Black.stone)
(C) 2000 GIZA MUSIC, INC..
シングル『Simply Wonderful』カップリング。YOKO Black.stone独壇場とでもいえるR&Bバラード。こういう曲をシングル表題に出来てればアルバムの流れも変わったかもしれない。
Background Vocals:YOKO Black.stone, Mai Kuraki
10. 冷たい海
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果・編曲:Cybersound)
(C) 2001 GIZA MUSIC, INC.
7thシングル。最高2位、35.6万枚。
初期の倉木麻衣のイメージに合っていて、結構好きでした。
Background Vocals:Michael Africk, Mai Kuraki
11. Reach for the sky GOMI REMIX 〜Radio Edit〜
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果)
(C) 2000 NHK Publishing Inc. & GIZA MUSIC, INC.
世界的に活動するDJ GOMIによるフロアを意識したリミックスのラジオ・エディット。(短縮版)
GOMIさんは当時MISIAの事務所リズメディア所属で、閉鎖的なビーイング系において外部からの起用は画期的だった。
逆にビーイングの松本さんがMISIAのアルバムに楽曲提供していたり、スタッフレベルでは交流があったのかもしれませんね。
Remixed by DJ GOMI
11. いつかは あの空に
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果・編曲:Cybersound)
(C) 2001 GIZA MUSIC,INC.
倉木麻衣の声の魅力を再認識できるミディアムナンバー。
Cybersoundの人工的なアレンジに絡まる倉木の声とマイケルの声が逆に曲の温かさを醸し出している。
個人的な妄想ですが、『オードリー』の主題歌用に『Reach for the sky』と共にプレゼンしたのではないかな。
Background Vocals:Michael Africk, Mai Kuraki
11. The ROSE 〜melody in the sky〜
(作詞:倉木麻衣・作曲:編曲:大野愛果)
(C) 2001 GIZA MUSIC,INC.
ピアノのみの演奏に乗せて、離れてしまった友人(死者?)への想いを英語詩で歌う。
前作から約1年で発表。
その間に出ているシングルでも、変化しようという意識が顕著だったので、こうなることは想像できていました。
つまり、ビーイング歌手の系譜の一人になっていく様子が色濃く出た、そういう作品です。
人と声が違うだけで、ZARDと変わらない感じ。
そんなに急がなくてもいいのに…という気もしますけど、『ウタダのパクリ』だの騒がれたことが影響したんでしょうかね。大胆で無謀な方針転換です。
YOKO Black.stoneが書いた曲など、一部を除いては標準的なポップス、ロックの方向に流れていてR&Bは薄れています。
2枚目ですから、前作の延長線上で良かったようなねそんな気がするんだけども。
この時期のシングルのカップリングで『Double Rainbow』という極上のR&Bバラードがあるんでね、なおさら残念なんだよね。
売り上げが前作の3分の1まで落ちています。
それがすべて。世間のこの作品へのジャッジを如実に表しているのではないでしょうか。
良くも悪くもこのあとの倉木麻衣は、ありとあらゆるジャンルの音楽を取り入れてゆくことになります。
18年経った現在も活動していられるのは、やっぱり『声』の魅力でしょう。
彼女をデビューさせた音楽プロデューサーの長戸大幸氏は、倉木麻衣の声について『歌声自体にリズムとコード感があると思った』と評しています。
個人的評価:★★★★★★★☆☆☆ 7
Perfect Crime
GIZA studio / GIZA,INC.
2001年7月4日発売(CD : GZCA-1039)
Produced by KANONJI
最高1位・約131.9万枚
1. PERFECT CRIME
(作詞:倉木麻衣・作曲:編曲:徳永暁人)
(C) 2001 TV ASAHI MUSIC Co.LTD. & GIZA MUSIC, INC.
アルバムタイトル曲。テレビ朝日系ドラマ『生きるための情熱としての殺人』主題歌。
意味深なタイトルだけど、タイアップに合わせて書かれたものだと思います。
のちにリアレンジし、10thシングル『Can't forget your love』と両A面でシングルカットされている。
Background Vocals:Akihito Tokunaga, Mai Kuraki
2. Start in my life
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果・編曲:Cybersound)
(C) 2001 YOMIURI TV ENTNRPRISE
7thシングル。『冷たい海』との両A面仕様。最高位、35.6万枚。読売テレビ 日本テレビ系アニメーション『名探偵コナン』エンディングテーマ。
Background Vocals:Michael Africk. Mai Kuraki
3. Reach for the sky
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果・編曲:Cybersound)
(C) 2000 NHK Publishing Inc. & GIZA MUSIC, INC.
6thシングル。最高3位、46.8万枚。
NHK朝の連続テレビ小説『オードリー』主題歌。
Background Vocals:Michael Africk, Mai Kuraki
4. Brand New Day
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果・編曲:徳永暁人)
(C) 2001 GIZA MUSIC, INC.
Background Vocals:Mai Kuraki
5. Stand Up
(作詞:倉木麻衣・作曲:編曲:徳永暁人)
(C) 2001 GIZA MUSIC, INC.
8thシングル。最高2位、47.6万枚。コカコーラボトラーズ 爽健美茶 CMソング。
シングルのジャケットがまずオマージュでしたし、アメリカンな感じを出したかったんでしょうね。
Background Vocals:Akihito Tokunaga, Mai Kuraki
6. Come on! Come on!
(作詞:倉木麻衣, Michael Africk・作曲:Perry Geyer. Miguel Sa Pessoa, Michael Africk・編曲:Cybersound)
(C) 2001 GIZA MUSIC, INC.
フジテレビ系 感動ファクトリー すぽると!テーマ曲、東京ニュース通信社 TOKYO BROS CMソング。
Background Vocals:Michael Africk, Mai Kuraki
7. always
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果・編曲:Cybersound)
(C) 2001 YOMIURI TV ENTNRPRISE
9thシングル。最高2位、22.0万枚。東宝 アニメーション映画 名探偵コナン 天国へのカウントダウン 主題歌。
Background Vocals:Michael Africk, Mai Kuraki
8. What are you waiting for
(作詞:倉木麻衣, Keith Bazzle・作曲:笠原智緒, YOKO Black.stone・編曲:YOKO Black.stone)
(C) 2001 GIZA MUSIC ,INC.
前作のR&B風味を残したシリアス・チューン。
Background Vocals&Vibe::Keith Bazzle, David C. Brown, YOKO Black.stone, Mai Kuraki
9. think about
(作詞:倉木麻衣, YOKO Black.stone・作曲:編曲:YOKO Black.stone)
(C) 2000 GIZA MUSIC, INC..
シングル『Simply Wonderful』カップリング。YOKO Black.stone独壇場とでもいえるR&Bバラード。こういう曲をシングル表題に出来てればアルバムの流れも変わったかもしれない。
Background Vocals:YOKO Black.stone, Mai Kuraki
10. 冷たい海
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果・編曲:Cybersound)
(C) 2001 GIZA MUSIC, INC.
7thシングル。最高2位、35.6万枚。
初期の倉木麻衣のイメージに合っていて、結構好きでした。
Background Vocals:Michael Africk, Mai Kuraki
11. Reach for the sky GOMI REMIX 〜Radio Edit〜
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果)
(C) 2000 NHK Publishing Inc. & GIZA MUSIC, INC.
世界的に活動するDJ GOMIによるフロアを意識したリミックスのラジオ・エディット。(短縮版)
GOMIさんは当時MISIAの事務所リズメディア所属で、閉鎖的なビーイング系において外部からの起用は画期的だった。
逆にビーイングの松本さんがMISIAのアルバムに楽曲提供していたり、スタッフレベルでは交流があったのかもしれませんね。
Remixed by DJ GOMI
11. いつかは あの空に
(作詞:倉木麻衣・作曲:大野愛果・編曲:Cybersound)
(C) 2001 GIZA MUSIC,INC.
倉木麻衣の声の魅力を再認識できるミディアムナンバー。
Cybersoundの人工的なアレンジに絡まる倉木の声とマイケルの声が逆に曲の温かさを醸し出している。
個人的な妄想ですが、『オードリー』の主題歌用に『Reach for the sky』と共にプレゼンしたのではないかな。
Background Vocals:Michael Africk, Mai Kuraki
11. The ROSE 〜melody in the sky〜
(作詞:倉木麻衣・作曲:編曲:大野愛果)
(C) 2001 GIZA MUSIC,INC.
ピアノのみの演奏に乗せて、離れてしまった友人(死者?)への想いを英語詩で歌う。
前作から約1年で発表。
その間に出ているシングルでも、変化しようという意識が顕著だったので、こうなることは想像できていました。
つまり、ビーイング歌手の系譜の一人になっていく様子が色濃く出た、そういう作品です。
人と声が違うだけで、ZARDと変わらない感じ。
そんなに急がなくてもいいのに…という気もしますけど、『ウタダのパクリ』だの騒がれたことが影響したんでしょうかね。大胆で無謀な方針転換です。
YOKO Black.stoneが書いた曲など、一部を除いては標準的なポップス、ロックの方向に流れていてR&Bは薄れています。
2枚目ですから、前作の延長線上で良かったようなねそんな気がするんだけども。
この時期のシングルのカップリングで『Double Rainbow』という極上のR&Bバラードがあるんでね、なおさら残念なんだよね。
売り上げが前作の3分の1まで落ちています。
それがすべて。世間のこの作品へのジャッジを如実に表しているのではないでしょうか。
良くも悪くもこのあとの倉木麻衣は、ありとあらゆるジャンルの音楽を取り入れてゆくことになります。
18年経った現在も活動していられるのは、やっぱり『声』の魅力でしょう。
彼女をデビューさせた音楽プロデューサーの長戸大幸氏は、倉木麻衣の声について『歌声自体にリズムとコード感があると思った』と評しています。
個人的評価:★★★★★★★☆☆☆ 7