Compilation Album
ORUMOK COMPILATION 1995 to 1998
factoryorumok
1998年6月1日発売（CD FOCX-1001）
Produced by Tetsuya Komuro TK
最高49位・0.5万枚
1. I BELIEVE ［MILAN MIX］ by 華原朋美
（作曲：作曲：編曲：小室哲哉)
(C) 1995 Burning Publishers Co., Ltd. & NBC Universal Entertainment Japan LLC
1995年10月11日発売の2ndシングルより。オリジナルはミナミスポーツ CMソング。最高4位、102.8万枚。
mixed by Dave Ford
2. SPARK SPARK SPARK〜Through da cloud〜 by H.A.N.D.
（作詞：NISHI-Pee・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1995 NBC Universal Entertainment Japan LLC
1995年10月25日発売の2ndシングル。ASAYAN『コムロ・ギャルソン』テーマソング。
mixed by John Van Nest
3. Baby Baby Babyby dos
（作詞：小室哲哉、前田たかひろ・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
デビューシングル、最高4位、49.3万枚。資生堂ティセラCMソング。怪しげなアレンジが人気だったオリジナル・バージョン（Radio Edit）で収録されている。dosのアルバムにはリミックスで収録。
mixed by Eddie Delena
4. Friday nite by asami
（作詞：MARC・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1998 不明
初収録のasamiソロ。意外にも声量があることに少し驚いた。
globeのマーク・パンサーのラップと小室哲哉によるコーラスが入っている。
Kiss Destinationのシングル『Everybody's Jealous』として生まれ変わります。1stアルバム『GRAVITY』にも収録。
mixed by Ken Kessie
5. some one like YOU by dos
（作詞：前田たかひろ・作曲：久保こーじ・編曲：小室哲哉、久保こーじ）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd.
1stアルバム『chartered』より。小室さん作曲ではありませんが、小室さんのお気に入りなのかな。
mixed by Gary Wright
6. Living on...! by 華原朋美
（作詞：作曲：編曲：小室哲哉）'
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBC Universal Entertainment Japan LLC
1stアルバム『LOVE BRACE』より。アルバム曲ながら、ミュージックステーションで披露されている。
mixed by Keith KC Cohen
7. CLOSE YOUR EYES by dos
（作詞：taeco・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd.
アルバム『chartered』から3rdシングルとリカットされた楽曲。こちらには、シングルバージョン（Naughty Girl MIX）で収録されている。
mixed by Eddie Delena
8. only you byH.A.N.D.
（作詞：NISHI-Pee・作曲：編曲：小室哲哉、Keith Cohen）
(C) 1996 NBC Universal Entertainment Japan LLC
1stアルバム『Don't tell yea Mama』より。R&B/ヒップホップの要素を持ったバラード曲。NISHI-PEEのセクシーな男性ボーカルが印象的。
mixed by John Van Nest
9. summer visit by 華原朋美
（作詞：作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBC Universal Entertainment Japan LLC
1stアルバム『LOVE BRACE』より。華原自身が気に入っていた曲でシングル化を希望していたという。
mixed by Keith KC Cohen
10. more kiss by dos
（作詞：前田たかひろ、小室哲哉・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NICHION,INC.
2ndシングル、最高6位、21.2万枚。TBS系ドラマ『ひと夏のプロポーズ』（坂井真紀、稲森いずみ）挿入歌。オリジナル・バージョン（Straight Run Mix）で収録されている。
mixed by Dave Way
11. Prime High by H.A.N.D.
（作詞：NISHI-Pee・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1995 NBC Universal Entertainment Japan LLC
1995年9月27日発売のデビューシングル。コスモ石油『シィーヤカード』CMソング。
1995年でこれは早すぎました！早すぎたんです。もったいなさすぎたんです。
この曲は時代の悪戯で埋もれてしまいましたが、本当に力強く勢いのある楽曲なので、いつか陽の目を欲しい。
EXILE HIROに是非とも発掘して欲しい。世に広めて欲しい。
mixed by John Van Nest
12. friend by dos
（作詞：taeco・作曲：編曲：小室哲哉、Keith Cohen）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd.
1stアルバム『chartered』より。もう会えないであろう友達を大切に想うメロウな楽曲。
mixed by Keith KC Cohen
13. MOONLIGHT by 華原朋美
（作詞：小室哲哉 & 華原朋美・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBC Universal Entertainment Japan LLC
1stアルバム『LOVE BRACE』、シングル『LOVE BRACE』カップリング。二人が幸せだった頃の記録。
mixed by Keith KC Cohen
1995年、trfのプロデューサーとして、一躍注目を集めていた小室哲哉が専用レーベルの立ち上げを大々的に発表した。
レーベル名は自分の名字のアルファベットKOMUROを逆読みしたORUMOK（オルモック）でした。
このコンピレーションアルバムは、そのオルモックの音源で構成されています。
trfやhitomiでヒットを放っていたavexではなく、古巣のSonyMusicでもなく、組んだのはパイオニアLDC（現 NBCユニバーサルエンタテインメント）でした。
オルモックのコンセプトは、最先端の音と映像の融合。
なので華原朋美は、ビデオシングルなんかも出していたと思います。
実質、1995年から1997年の2年ですが、リリースがあった1998年までということになっています。
華原朋美の大ヒット、dosのスマッシュヒットがあったので、レーベルとしては成功といえると思います。
男性ヒップホップ&ダンスグループH.A.N.Dは、残念ながら世間に受け入れられませんでした。
デビュー曲『Prime High』は、日本ではまだまだ馴染みが薄かったレゲエサウンドでしたが、H jungleが受け入れられたように、ヒットするクオリティーを秘めた曲でしたが、いかんせんプロモーションが全くダメでしたね。露出が少なかった上、小室さんとの関連性がクローズアップされることも少なかったような気がします。
2000年に入るとヒップホップやレゲエのグループが活躍していたことを考えると、彼らの登場は早すぎたといえるのかもしれません。それはdosも同じかもしれません。
小室さんとしては華原朋美ではとことん結果＝売り上げを出すけども、一方では自分自身の音楽的アプローチを自由に実験する場としてオルモックが必要だったのかな？と想像します。
avexは小室さんに数字を期待するので、あえて他社と組んだような気がしなくもない。
小室さんが常に世界に目を向け、世界の流行をいち早くJ-Popに融合させて発信していたということがわかりますよね。
華やかなTKファミリーのブームに残した、小室さんの挑戦の足跡をたどることができるコンピレーションといえるかもしれません。
マスタリングエンジニアはBERNIE GRANDMAN MASTERINGのCHRIS BELLMANが担当。
余談になりますが、この方、倉木麻衣の3rdアルバム『FAIRY TALE』でもマスタリングエンジニアしてます。
このCDの発売元はファクトリー・オルモック。ファクトリー・オルモックは、小室哲哉とメディアファクトリー（当時：リクルート）が組んで設立したレコードレーベルで販売はパイオニアLDCが担当していた。
ファクトリー・オルモックでは、坂口実央やMIYUKIなど新人アーティストを発掘したが、大きな成果は挙げることができなかった。
結果として売れたのは、1999年に発売した華原朋美のベストアルバム『Kahalla Compilation』だけ。（約70万枚）正直、『Kahala Compilation』には紗雪のCMソングとして起用されながらお蔵入りになった未発表曲を入れて欲しかった。待っているいつまでも待っているとかいう歌詞のやつ。
個人的評価 ★★★★★★★★☆☆ 8
Special Thanks
Shigeo Maruyama Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
Yutaka Kitamura TK TRACKS
Masanori Endo TK MUSEUM
Eiji Yamada AG COMMUNICATION
Hideaki Oguri TK MUSEUM
TYCOON GRAPHICS
開発すると丸山茂雄さんはソニー…ミュージックEpicの重鎮だった人。
遠藤政則さんはバーニングプロダクションの元マネージャーで担当したタレントは小泉今日子、中山美穂、内田有紀。もともと小室さんの音楽を評価していた。
山田衛志さんはマーク・パンサーのマネージャーを経てAGコミュニケーションという事務所を立ち上げた人物。鈴木あみ、天方直実、dos、未来玲可、tohkoを輩出。
つまり小室さんの全盛期はバーニングさんが色々お手伝いしていたということになります。
ORUMOK COMPILATION 1995 to 1998
factoryorumok
1998年6月1日発売（CD FOCX-1001）
Produced by Tetsuya Komuro TK
最高49位・0.5万枚
1. I BELIEVE ［MILAN MIX］ by 華原朋美
（作曲：作曲：編曲：小室哲哉)
(C) 1995 Burning Publishers Co., Ltd. & NBC Universal Entertainment Japan LLC
1995年10月11日発売の2ndシングルより。オリジナルはミナミスポーツ CMソング。最高4位、102.8万枚。
mixed by Dave Ford
2. SPARK SPARK SPARK〜Through da cloud〜 by H.A.N.D.
（作詞：NISHI-Pee・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1995 NBC Universal Entertainment Japan LLC
1995年10月25日発売の2ndシングル。ASAYAN『コムロ・ギャルソン』テーマソング。
mixed by John Van Nest
3. Baby Baby Babyby dos
（作詞：小室哲哉、前田たかひろ・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBCUniversal Entertainment Japan LLC
デビューシングル、最高4位、49.3万枚。資生堂ティセラCMソング。怪しげなアレンジが人気だったオリジナル・バージョン（Radio Edit）で収録されている。dosのアルバムにはリミックスで収録。
mixed by Eddie Delena
4. Friday nite by asami
（作詞：MARC・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1998 不明
初収録のasamiソロ。意外にも声量があることに少し驚いた。
globeのマーク・パンサーのラップと小室哲哉によるコーラスが入っている。
Kiss Destinationのシングル『Everybody's Jealous』として生まれ変わります。1stアルバム『GRAVITY』にも収録。
mixed by Ken Kessie
5. some one like YOU by dos
（作詞：前田たかひろ・作曲：久保こーじ・編曲：小室哲哉、久保こーじ）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd.
1stアルバム『chartered』より。小室さん作曲ではありませんが、小室さんのお気に入りなのかな。
mixed by Gary Wright
6. Living on...! by 華原朋美
（作詞：作曲：編曲：小室哲哉）'
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBC Universal Entertainment Japan LLC
1stアルバム『LOVE BRACE』より。アルバム曲ながら、ミュージックステーションで披露されている。
mixed by Keith KC Cohen
7. CLOSE YOUR EYES by dos
（作詞：taeco・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd.
アルバム『chartered』から3rdシングルとリカットされた楽曲。こちらには、シングルバージョン（Naughty Girl MIX）で収録されている。
mixed by Eddie Delena
8. only you byH.A.N.D.
（作詞：NISHI-Pee・作曲：編曲：小室哲哉、Keith Cohen）
(C) 1996 NBC Universal Entertainment Japan LLC
1stアルバム『Don't tell yea Mama』より。R&B/ヒップホップの要素を持ったバラード曲。NISHI-PEEのセクシーな男性ボーカルが印象的。
mixed by John Van Nest
9. summer visit by 華原朋美
（作詞：作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBC Universal Entertainment Japan LLC
1stアルバム『LOVE BRACE』より。華原自身が気に入っていた曲でシングル化を希望していたという。
mixed by Keith KC Cohen
10. more kiss by dos
（作詞：前田たかひろ、小室哲哉・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NICHION,INC.
2ndシングル、最高6位、21.2万枚。TBS系ドラマ『ひと夏のプロポーズ』（坂井真紀、稲森いずみ）挿入歌。オリジナル・バージョン（Straight Run Mix）で収録されている。
mixed by Dave Way
11. Prime High by H.A.N.D.
（作詞：NISHI-Pee・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1995 NBC Universal Entertainment Japan LLC
1995年9月27日発売のデビューシングル。コスモ石油『シィーヤカード』CMソング。
1995年でこれは早すぎました！早すぎたんです。もったいなさすぎたんです。
この曲は時代の悪戯で埋もれてしまいましたが、本当に力強く勢いのある楽曲なので、いつか陽の目を欲しい。
EXILE HIROに是非とも発掘して欲しい。世に広めて欲しい。
mixed by John Van Nest
12. friend by dos
（作詞：taeco・作曲：編曲：小室哲哉、Keith Cohen）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd.
1stアルバム『chartered』より。もう会えないであろう友達を大切に想うメロウな楽曲。
mixed by Keith KC Cohen
13. MOONLIGHT by 華原朋美
（作詞：小室哲哉 & 華原朋美・作曲：編曲：小室哲哉）
(C) 1996 Burning Publishers Co., Ltd. & NBC Universal Entertainment Japan LLC
1stアルバム『LOVE BRACE』、シングル『LOVE BRACE』カップリング。二人が幸せだった頃の記録。
mixed by Keith KC Cohen
1995年、trfのプロデューサーとして、一躍注目を集めていた小室哲哉が専用レーベルの立ち上げを大々的に発表した。
レーベル名は自分の名字のアルファベットKOMUROを逆読みしたORUMOK（オルモック）でした。
このコンピレーションアルバムは、そのオルモックの音源で構成されています。
trfやhitomiでヒットを放っていたavexではなく、古巣のSonyMusicでもなく、組んだのはパイオニアLDC（現 NBCユニバーサルエンタテインメント）でした。
オルモックのコンセプトは、最先端の音と映像の融合。
なので華原朋美は、ビデオシングルなんかも出していたと思います。
実質、1995年から1997年の2年ですが、リリースがあった1998年までということになっています。
華原朋美の大ヒット、dosのスマッシュヒットがあったので、レーベルとしては成功といえると思います。
男性ヒップホップ&ダンスグループH.A.N.Dは、残念ながら世間に受け入れられませんでした。
デビュー曲『Prime High』は、日本ではまだまだ馴染みが薄かったレゲエサウンドでしたが、H jungleが受け入れられたように、ヒットするクオリティーを秘めた曲でしたが、いかんせんプロモーションが全くダメでしたね。露出が少なかった上、小室さんとの関連性がクローズアップされることも少なかったような気がします。
2000年に入るとヒップホップやレゲエのグループが活躍していたことを考えると、彼らの登場は早すぎたといえるのかもしれません。それはdosも同じかもしれません。
小室さんとしては華原朋美ではとことん結果＝売り上げを出すけども、一方では自分自身の音楽的アプローチを自由に実験する場としてオルモックが必要だったのかな？と想像します。
avexは小室さんに数字を期待するので、あえて他社と組んだような気がしなくもない。
小室さんが常に世界に目を向け、世界の流行をいち早くJ-Popに融合させて発信していたということがわかりますよね。
華やかなTKファミリーのブームに残した、小室さんの挑戦の足跡をたどることができるコンピレーションといえるかもしれません。
マスタリングエンジニアはBERNIE GRANDMAN MASTERINGのCHRIS BELLMANが担当。
余談になりますが、この方、倉木麻衣の3rdアルバム『FAIRY TALE』でもマスタリングエンジニアしてます。
このCDの発売元はファクトリー・オルモック。ファクトリー・オルモックは、小室哲哉とメディアファクトリー（当時：リクルート）が組んで設立したレコードレーベルで販売はパイオニアLDCが担当していた。
ファクトリー・オルモックでは、坂口実央やMIYUKIなど新人アーティストを発掘したが、大きな成果は挙げることができなかった。
結果として売れたのは、1999年に発売した華原朋美のベストアルバム『Kahalla Compilation』だけ。（約70万枚）正直、『Kahala Compilation』には紗雪のCMソングとして起用されながらお蔵入りになった未発表曲を入れて欲しかった。待っているいつまでも待っているとかいう歌詞のやつ。
個人的評価 ★★★★★★★★☆☆ 8
Special Thanks
Shigeo Maruyama Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
Yutaka Kitamura TK TRACKS
Masanori Endo TK MUSEUM
Eiji Yamada AG COMMUNICATION
Hideaki Oguri TK MUSEUM
TYCOON GRAPHICS
開発すると丸山茂雄さんはソニー…ミュージックEpicの重鎮だった人。
遠藤政則さんはバーニングプロダクションの元マネージャーで担当したタレントは小泉今日子、中山美穂、内田有紀。もともと小室さんの音楽を評価していた。
山田衛志さんはマーク・パンサーのマネージャーを経てAGコミュニケーションという事務所を立ち上げた人物。鈴木あみ、天方直実、dos、未来玲可、tohkoを輩出。
つまり小室さんの全盛期はバーニングさんが色々お手伝いしていたということになります。
