安室奈美恵 3rd Album
Concentration 28
avex trax
1997年7月24日発売(CD : AVCD-11581)

namie2nd

Produced by Tetsuya Komuro
最高1位・187.9万枚

TL

1. Concentration 20 (make you alright)
(作詞:MARC・作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1997 RISING PUBLISHERS
オープニングはなぜかロック風の英語詞ナンバー。

2. B w/z you
(作詞:MARC・作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1997 RISING PUBLISHERS
R&B調のスローナンバー。重圧なコーラスが入っている。
19歳から20歳になり、少女から大人の女性へと成長していこうとしている過程を切り取ったような作品。
Cメロの安室さんの濁りのない声はいつまでも、いつまでも印象的。もう出せない声。


3. close your eyes, close to you
(作詞:MARC・作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1997 RISING PUBLISHERS
ダンサブルなテクノビートに濃いコーラスが絡み合って、気分を盛り上げてくれる。
安室奈美恵作品の中でも直球のTKサウンドなのかも。


4. Me love peace!!
(作詞:MARC・作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1997 avex music publishing & RISING PUBLISHERS
レゲエのリズムにのせて、南の島での気分を歌う。なんかとても新鮮。

5. No Communication
(作詞:MARC・作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1997 avex music publishing & RISING PUBLISHERS
陽気な安室奈美恵のボーカルが良い感じ。

6. a walk in the park
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1996 avex music publishing & RISING PUBLISHERS
1996年11月27日発売の8thシングル。4枚目のミリオンで最高1位。初動23万、106.6万枚。マクセルCMソング。
特に記載はないが、リアレンジ・ヴァージョンになっていて、質感もシングルとはひと味違う。


7. To-day
(作詞:MARC・作曲:編曲:久保こーじ)
(C) 1997 avex music publishing & RISING PUBLISHERS
この年の12月に『Dreaming I was Dreaming』を提供している久保こーじの作編曲。
ムーディーでけだるいトラックが、良いアクセントになっている。


8. Storm
(作詞:m.c.AT・作曲:編曲:富樫明生)
(C) 1997 avex music publishing & RISING PUBLISHERS
ヒップホップ。
この曲は余り聴かないかな。ごめんなさい。


9. Whisper
(作詞:MARC・作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1997 RISING PUBLISHERS
発売当時からかなり気に入ってた曲。
TKって感じの、安室奈美恵って感じのダンサブルでクールな曲です♪
『How to be a girl』よりこっちのがシングル向きだったんじゃないかなあ。


10. CAN YOU CELEBRATE?
(作詞:作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1997 FUJI PACIFIC MUSIC, INC. & RISING PUBLISHERS
1997年2月19日発売、自身最高のヒットとなった9thシングル。2ミリオンで5枚目のミリオンとなる。最高1位。初動82.8万、累計229.6万枚。
フジテレビ系ドラマ『バージンロード』主題歌。


11. I know...
(作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1997 RISING PUBLISHERS
インス

11. How to be a girl
(作詞:MARC・作曲:編曲:小室哲哉)
(C) 1997 avex music publishing
1997年5月21日発売の10thシングル。'97 SEA BREEZE CMソング。最高1位、77.2万枚。
当時、海外で流行っていたブレイクビーツをいち早く取り入れた。


RV



トリプルミリオン達成となった前作『SWEET 19 BLUES』(336万枚)に続き、小室哲哉プロデュースによる3rdアルバム。
リードシングル『a walk in the park』『CAN YOU CELEBRATE?』『How to be a girl』は、いずれも大ヒットとなり、まさに待望のアルバムでした。
発売された当時は、変化した音楽性に戸惑ったものでした。
今こうして改めて聴いてみると、ストンと(笑)不思議に聴けちゃうもので、通して聴ける作品だと思います。

95年頃からのTKファミリーのブームの中で、globeのアルバムを完成させ、安室さんや華原朋美、hitomiらの作品を並行して制作してと思うので、小室さんはとても忙しかったのではないでしょうか。
このアルバムでは、作詞をほとんどMARCに任せています。
MARCの歌詞は、内容を意識しなくて良いというか、余り響いてこないけれど曲にはしっかり乗っかっていて邪魔にならないから良かったのかも。

ポップス、R&B、ヒップホップ、レゲエ、ジャズ、ロック…etc
ジャンルに囚われない無国籍風の作品。
こんなにバラエティー豊かなアルバムだったんだ、とかんじた。
m.c.A.Tと久保こーじの2曲を除けば、全て小室さんなので小室純度は高く、楽しめます。




個人的評価 ★★★★★★★★★☆ 9